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身長と尻がデカいマウスがタイプです【Pulsar X2H レビュー】


先日(と言っても結構前ですが)、Pulsar gaming gearよりX2Hというマウスを購入しました。
高コスパでおなじみのあのPulsarです、最近esシリーズが増えてX、Xlite、esの3シリーズがラインナップされました。
X2HはXシリーズの系譜で、前機種であるpulsarX2を形状そのままに進化させたX2V2、スペックと一緒にケツをデカくしたX2Hという2パターンが同時期に発売されています。
ちなみにかなり優秀なスペックです。

  • 本体重量・・・52g(+-1g)

  • センサー・・・PAW3395

  • スイッチ・・・光学式スイッチ

  • バッテリー・・・100時間

  • 4KHz対応(別途ドングル要)

とまあ最近のトレンドを押さえてるなといった感じ。これで値段は13,860円。安い。

レビュー

開封

では早速開けていきます。

表面
裏面
ひとつ開けるとこんな感じ
全部でこれだけ入ってます

シンプルですね。ステッカーはどっかに貼りましょう。

形状面

まずはガワから。
Eloshapesというマウスの形状が見れるサイトがあります。そちらでゲーミングマウスの代表格、Logicool G pro x superlightと形状を比較してみましょう。

ピンクがgpro,緑がX2h

右の横から見た図画わかりやすいと思いますが、だいぶケツが飛び出ています。素晴らしいですね。
gproは万人受けするスタイルで、X2Hはだいぶ下半身がどっしりとしていますね。私は女性もマウスもこっちの方が好みです。何を言っているんでしょうね。
まあデバイスなんてほとんど性癖と同義でしょう。
皆さんもコメントで性癖(マウスの好み)を教えてください。私と同じ癖の方はスキしてください。

真面目に話すとこの形状の良いところは、「手根をマウスに付けるかぶせ持ち」をする人にベストフィットなのです。(手根とは手のひらと手首の境目の盛り上がっているとこです)
G proのような形状で小さめのマウスだと、この手根の部分をどうしてもマウスパッドに置くしかなく、手が痛くなるのが残念なポイントでした。私が前に使っていたVGN Dragfonfly pro maxは軽いものの形状がちょっとだけ合わず友人に無線マウスを布教するために配りました。

クリック感

先程スペックの所でも述べた通り、このマウスのスイッチには光学式スイッチが使われております。
いわゆる普通のゲーミングマウスは機械式スイッチが使われてることが多く、前機種のPulsar X2ではチャタリングなんかも報告されてたみたいです。
今回のX2hではそのあたりの改善も含めて光学式スイッチが採用されています。

さて、そんなx2hのクリック感ですが、私の以前のマウス(Logicool G pro wireless&VGN Dragfonfly pro max)と比較して感想をお伝えします。
プリトラベルが~とか、バンプが~とかは言葉間違ってたら怖いのでフィーリングで行きます。

まずGpro・Dragonflyはメカニカルスイッチ搭載なので、クリック感も一般的なものに近いです。
音としては「カチッ」です。静音化してないマウスを持っている方は一度手持ちのマウスを押してみてください。そう、その音です。
Dragonflyの方が若干柔らかいかなぐらい。

一方X2h。
音は「コチッ」

入力までの抵抗が重く、そこから一気に落ちるイメージです。根元をクリックしても多少抵抗は強くなるものの支障があるほどではない。
後これは個体差かもしれませんが、少しの間クリックせずに放置していた場合、一回目のクリックが重く「パキッ」という音が鳴ります。冬だから寒いのかな?
多少の音の違いはありますが、正直ヘッドホンしてゲーム音に集中していたら大して気になりません。

その他もろもろ

トラッキングについては全く問題ありません。ポインタが飛ぶこともなく、順調に作動します。メインで使用したマウスパッドはZOWIE G-SRとArtizan 零 midですが、どちらも問題なく動きました。
マウスソールは純正の物と、公式から出ているものはsuperglideシリーズがありますが、特にこだわりがなければ純正ソールで問題ないです。
剛性も問題ありません。
私はフリックする時水平ではなく、少し角度をつけて机にぶつけるようにフリックするという非常によろしくない扱い方をしていますが、半年やっても誤作動1つ起きていないので、皆さん問題なく使えると思います。

4KHzドングル

出ました巷で若干話題の4khzドングル。ゲーミングデバイス好きな人はかなりの人が乗り換えたんじゃないでしょうか。ご多分に漏れず私もちゃっかり乗り換えました。
あの黒いちっちゃい箱に2600円かよ・・・という思いはさておき。

使ってみた実感ですが、体感できるか出来ないかでいえば私は「体感できる」方でした。マウス(ゲーム内ならクロスヘア)がよりシームレスに動く感覚はあります。
おすすめは800dpiではなく1600dpiで使用する事です。今800dpi+1khzでヴァロやっている人が1600dpi+4khzマウスに乗り換えたら恐らく違いは判ると思います。
(これで実はプラシーボ効果だけやったらほんまにショック)

おわりに

個人的な感想ですが、昨年のトレンドは左右対称+軽量化マウスが優勢だった年だと思っております。軽ければ軽いほどいい的な(なんか20~30gのマウスあった気がする)。
今年はどんな年になるでしょうか。高ポーリングレートは既にトレンドになりつつありますが(この前8kとか出ててびっくりだよ)、エルゴマウスも少し増えそうな感じはするなぁ。
もしかしたら、ラピッドトリガーマウスなんかが出ても面白いんじゃないかなと妄想しております。
今年も良きデバイスたちに会えますように。

それでは。

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