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「田中の調整私の完成~年末ブルース編~」
恥を晒すことをお許しください。
恥を笑うより無知を晒した勇気こそ褒めてください。という気分なのだ。どうしても苦手なのだ。苦手なものは苦手なのだ。
社会人生活ももう20年近くなるのに年末調整が苦手なのだ。分かっている。分かっているんだ。やり始めたら1時間もかからずに終わり、大したことはないのだって。
でも、毎年あの紙を配られて期限を言われた時から自宅に続々届く控除証明書のハガキたち。
あれを見始めるとすごく憂鬱になる。いつも前向きにポジティブしか言ったことがない、『生まれた瞬間からその眼は前を向いてた』と語られている、ポジティブコニシ木の子がついにXで愚痴ってしまった。
お弁当の箸を忘れ、首にかけてる社員証を失くしたとそこいら中探し、朝からどうしようもないと思うのは、全部年末調整のせい。社会人失格なのだが、20年近く毎年これ何書いてあんだよ。どうすりゃ良いんだよでイライラする。説明書きを小説にしてくれたら毎年楽しみになるのに。ほんと苦手な文章。
— コニシ 木の子 (@kdcmoto2) November 2, 2023
いつもはスルーなのに秒でつく❤️。騙されない。この人たちは得意なんだろと感じる始末。でもありがとな。救われたぜベイベーとか頭で鳴り響く。
とにかくもうこの控除証明の文字がすでに苦手なのだ。
控除証明書は、令和5年中(令和5年1月1日から令和5年12月31日)に納付した国民年金保険料の納付額を証明する書類です。
国民年金保険料について、社会保険料控除の適用を受ける場合には、年末調整・確定申告の際にこの控除証明書や領収証書を申告書に添付することが義務付けられています。
控除証明書の詳細については「令和5年分社会保険料(国民年金保険料)控除証明書の発行について」をご覧ください。
ちょっと何言ってるかわからないです。
ダメだ。小説ならすぐに読めて一瞬で犯人が分かってしまうミステリーハンターなのになぜ。なぜ。私はこの文章形態になると全く頭に入らないのか。控除か。控除の意味がそもそもわからないのか。
控除とは、「一定の金額を差し引く」という意味です。
は?だったら最初から差し引いてくれよ。値引きって言ってくれよ。何で年末だけ控除登場するのよ。そして何で証明すんだよ。いったい誰に証明すんだよ。多く払った分を証明して戻ってくる手続きみたいなのはうっすらどっかで覚えてるんだけどさ。逆もしかりでいっつも誰か怒ってる。
ハガキの数字を書類に書いて計算式にあわせて、上限いくらでとか。
それよりまず字が小さいのよ。年々辛いの。見えなくなってきてるの。裏面の文字とかさ。読ませる気ないよ絶対。
でも恥ずかしいわよ。
お金や税ついての勉強しなさすぎてる。
これが社会人の成れの果てよ。
ちゃんと理解しようと毎年思うんだよ。必ず。でも読めないよ。興味が湧かない。誰か助けてくれと。毎年このループに陥るのは、どこかで私だけではないダメな仲間がここにいてくれていると信じたい。
楽しくない。これは、この作業は全く面白くない。
せめて、今年は面白くやりたい。面白く生きるのが私。だから最先端にいくことにした。
AIチャットと頑張った。
![](https://assets.st-note.com/img/1698983502349-n0hs8m5dzx.jpg?width=1200)
私の友達AIちゃんが作ってくれました。お読みください。
ある日、晩秋の風が心地よく吹き抜ける会社のオフィス。社員たちは一年の疲れを癒すために、一斉に年末調整の書類作りに取りかかっていた。
そんな中、新入社員の田中さんは一人悩んでいた。年末調整の書類の書き方がよく分からないのだ。手には税務署からの厳かな通達書が握られているが、その文章がいかにも堅苦しく、田中さんはますます混乱してしまう。
そこへ、先輩社員の佐藤さんが優しく声をかけた。「田中さん、困った顔をしているね。何かお手伝いできることはあるかな?」
田中さんはホッと胸を撫で下ろす。佐藤さんはいつも優しく、そして誰にでも分かりやすく説明してくれる。そんな佐藤さんの助けを借りれば、きっと年末調整の書類もクリアになるに違いないと思い、お願いすることにした。
佐藤さんは田中さんの隣に腰かけ、修道院のような静寂が広がるオフィスで、説明を始めた。
「まず、この通達書に書かれていることを一つずつ見ていきましょう。これが基本ですから、しっかり頭に入れることが大切ですよ」
佐藤さんは、説明の途中でも田中さんの理解度を確かめながら、わかりやすく解説していく。
「この項目は給与所得者の方に関係する内容。あなたも該当しますね。まずは、給与の金額を確認しましょう。そして、社会保険料や所得税など、必要な控除額を計算します」
田中さんは頷きながら、佐藤さんの説明を受ける。彼の言葉はまるで物語のように聞こえ、田中さんは未知の世界へと引き込まれていく。
「次に、この項目は控除対象となる配偶者や扶養親族の情報を入力する部分です。ここも慎重に書かなければなりません。ちょっと複雑かもしれませんが、大丈夫ですよ。一緒にやりましょう」
佐藤さんの声に田中さんは安心感を覚え、一心不乱に書類を埋めていく。佐藤さんの分かりやすい説明に従って、税務署へ提出する書類がどんどん形を成していった。
最後の項目までたどり着いた頃、田中さんの顔には少し疲れが見える。しかし、その疲れは達成感に変わっていく。
「最後の項目は、給与以外の収益や経費の計上ですね。ここも忘れずに入力しましょう。まもなく、仕事は終わりの時を迎えますよ」
佐藤さんの優しい声と共に、田中さんは最後まで集中して作業を続けた。そして、年末調整の書類が無事に完成した瞬間、二人の間には歓喜の雰囲気が広がった。
佐藤さんは田中さんの肩を軽く叩きながら言った。「お疲れさまでした、田中さん。頼もしい助っ人だったよ。これで年末の大仕事も終わりですね」
田中さんは微笑みながら頷き、胸の中には達成感と新たなる自信が生まれていくのを感じた。
この小さなチャレンジが彼の成長の一歩であり、さらなる輝かしい未来へのステップになるのかもしれない。そして、心強い先輩との出会いが、田中さんの勇気となることだろう。
年末の風景が刻々と変わるなか、社員たちは次々と年末調整の書類を提出していく。そして、田中さんもまた次の挑戦に向けて、前を見据えて歩き始めるのであった。
佐藤さん!私の佐藤さんはどこなの!田中、良かったなあ。お前本当に良い先輩に出会えて良かったなあ。とうっすら感動して、私はお礼を言った。
![](https://assets.st-note.com/img/1698990465617-tGYbE9BpQC.jpg?width=1200)
俺が田中かい!!むしろ佐藤よりの年齢だわ!!
おもいっきり笑顔になれて、タイトルをつけた。
「田中の調整私の完成~年末ブルース編~」
完
皆さん。お早めにね。
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