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日本株はバブル?【日経平均PERで評価】

2024年には、日経平均がバブル期を超えて、初の4万円台に乗せました。
そこから、急落して3万円台に逆戻りという状況になっているため、今の日本株の過熱感を知りたいという方も多いのではないでしょうか?

日本株の過熱感を手軽に調べる方法として、現在の日経平均のPERを過去の日経平均PERを比較する方法があるので、紹介したいと思います。


日経平均PERとは?

個別銘柄だと割安性を評価するために使用されるPER(株価収益率)をご存じの方は多いと思いますが、日経平均やS&P500などの株価指数でも算出することができます。
言葉のとおり日経平均に対するPERを指しています。

日経平均PERの調べ方

以下のサイトから簡単に確認することができます。
こういったサイトですぐ調べられるのはありがたいですねー。

日本株はバブル?

実際に調べた日経平均PERは、2024年8月1日時点で、15.83倍となっておりました。
2010年以降の推移をみてみると、12~18の間が適正ラインと投資家が判断しているようにも見受けられますね。

引用:”日経平均株価:PERチャート”.投資の森.
URL:https://nikkeiyosoku.com/nikkeiper/

ちなみに、バブルの際はPERが100倍以上になっていたので、現状はバブルとまでは言えず、割安水準だったものが見直されて適正価格に落ち着いたように見えます。
直近だと、PER17倍付近まであったものが、何度か押し返されることが続いていたので、PER17倍からは企業の実力(業績)が伸びていかないと株価上昇は難しいかもしれません。

まとめ

日経平均PERを使用して、日本株の過熱感を確認する方法についてご紹介しました。
投資初心者の場合だと、意外と確認していないという人も多いので、ぜひ参考にしていただければと思います。
7月中旬~8月上旬にかけて日経平均の暴落が続いておりますが、PER12倍まで下がる可能性もあるので、少しずつ拾っていくなど一気にリスクを取りすぎないように気を付けて投資をしていきましょう。
退場してしまっては、元も子もないですからね。

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有効性の高い投資手法については、以下のマガジンにまとめています。




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