悩みの原因
生きていると見えないものに悩まされることが多くあります。
悩みがあるから、苦しくなったりストレスに苛まれたり…
そんな、悩みの原因がわかれば対策できます。
メンタルが強い人、精神的にタフな人は、自然と悩みの原因に対処しています。
悩むのは人間だけ
地球上のあらゆる生物の中で、悩みを持つのは人間だけです。
ライオンが、獲物が捕れないからといって悩みません。
もちろんお腹は空きますが、それでうつになったり、暴れたりすることはありません。
他の動物も同じです。
どうして、人間だけが悩むのでしょうか?
それは、人間には「未来を想像する力」があるからです。
未来が想像できるから、不安になったり、心配になったりするのです。
ほとんどの人の悩みは、未来のことではないでしょうか?
・将来が心配だ
・この先、どうなってしまうのだろう
・子どもたちが幸せになってくれるだろうか
・この仕事は上手くいくかな
・評価が下がらないかな
・他人に嫌われないかな
私たちは、未来のことを心配し、悩み、苦しんでいたのです。
でも、未来のことを考える力があったからこそ、人間の文明は発達してきました。
だから、未来のことを考えてしまうのは仕方がありません。
それならば、必要以上に悩み過ぎないことが大切になります。
ヒントはライオンにあった!
私もそうですが、よく悩み過ぎてしまうときにはどうすればいいのでしょうか?
そんなときは、悩んでいない人がヒントになります。
悩んでないのは、人間以外の動物です。
先程も登場したライオンに学びたいと思います。
ライオンが苦境に陥ったときに、どういう行動をするのか考えてみましょう。
・チャンスをじっと待ち続ける
・寝る
・歩く
これ以上思い浮かびません(笑)
私が伝えたかったのは、“今を大切にする”ということです。
私たちが生きることができるのは“今”だけです。
“今”以外はありません。
“今を大切に生きる”とは、“今を味わう”ことです。
千利休がお茶を味わうときのように、人生のあらゆる場面を味わってみましょう。
心を亡くす、忙しい時間の多い現代で、何かを味わう時間が心を癒やす時間になります。
ライオンもきっと、獲物が捕れなくても、寝たり歩いたり、生きることを味わっているはずです。