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言いたいことをハッキリ伝える!「ハイコンテクスト」と「ローコンテクスト」の違い

今回のテーマは、「外国人の方から学ぶ自己表現」です。

欧米諸国の方は、自分の意見や気持ちをストレートにぶつけるような印象がありませんか。

一方、日本人は、慮りがあって、あまりハッキリ言わない文化があるように思います。

決して、良い悪いの話ではないですし、相手への配慮はとても大切です。

ただ、ビジネスシーンにおいては、時に自分が思っていることをストレートに伝えなければいけないときもあります。

会議で議論しているときに、ハッキリ意見を言わないと、「何を考えているかわからない」「もっと意見を言ってよ!」と言われてしまうことも。

今回は、外国人のコミュニケーションに精通している株式会社モチベーション&コミュニケーションの早田彩乃(はやた・あやの)講師に登場いただきました。

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早田講師は、留学経験が豊富で、フィジーで働いていた経験あります。今は通訳のお仕事もされ、更にあがり症改善、コミュニケーション、自己表現のセミナーを実施しております。まさに今回のテーマにピッタリです!

なぜ、外国人の方はストレートに意見を伝えることができるのか、そして我々は何をすると自己表現がうまくなるのか?

そのコツを教えていただきました!

自分の気持ちをストレートに伝える文化

◯桐生:外国人の方は、自分の気持ちをストレートに伝えることに長けている印象がありますが、それはなぜでしょうか?

◯早田講師ローコンテクストの風潮が強いからだと思います。

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ローコンテクスト=暗黙の了解が少ない文化と、ハイコンテクスト=暗黙の了解が多い文化があります。

日本は、世界でもトップクラスで暗黙の了解が多い国なんです。

逆に、人種のるつぼといわれるアメリカでは、空気を読んだり、共通の認識を持っていることが少ないため、言葉で明快に自分の言葉を伝える必要があります。

だから、自分の気持ちを伝えることに長けているのではないかと思います。

◯桐生:なるほど。ハイコンテクストが日本ということですね。コンテクストは、文脈という意味だと思います。ハイレベルで文脈を読み合う日本の文化なら、直接言わなくても、雰囲気で感じ取ったりしますもんね。よく「背中を見て育て」とか「空気を感じろ」とか。

ローコンテクストは、低い文脈で読み取るので、ハッキリ言わないと伝わらないということですね。

◯早田講師:そうなんです。言葉で伝えないとわからないんです。

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◯桐生:どっちがいい・悪いではなく、適宜使い分けが必要ということですね。理由がよくわかりました。

日常生活に活かすとしたら?

◯早田講師:ハッキリ言うローコンテクストの文化を取り入れるには、すぐにできることが2つあります。

1つめは、会話に主語を入れて話すことです。

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日本語は、主語がなくても会話が成り立ってしまうので、「誰の意見なのか?」が不明瞭になりがです。特にビジネスシーンでは、「私は◯◯だと思います」と、「私は」という言葉を入れるようにしましょう。

◯桐生:主語が抜ける。これはよくありますよね。

「今日、会議に出たら、『もっと早く納期を締め切ったほうがいい』って言われまして。どうしましょうかね?」と。

「え、誰が?何の納期を?」「そもそも誰に言われたの?」と、ハッキリしないケースがあります。主語を明確にする。大事ですね。

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◯早田講師:2つめは、自分の気持ちを紙に書き出す習慣を身につけることです。そうすることで、いままで意識しなかった感情や考えに気づけるようになります。

◯桐生:確かに。言語化するからこそ、自分の気持ちをストレートに伝える準備ができますもんね。

質問は更に続きます。なかなか興味深い内容です。ぜひ続きは動画にてお楽しみください(^-^)/

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【プロフィール】
・株式会社モチベーション&コミュニケーション代表取締役:桐生 稔
・モチベーション&コミュニケーションスクール代表講師
・日本能力開発推進協会メンタル心理カウンセラー
・日本能力開発推進協会上級心理カウンセラー
・日本声診断協会音声心理士

1978年生まれ、新潟県十日町市出身。もともと臆病な性格で、対人関係が非常に苦手。小さい頃は親戚の叔父さんと話せない程、極度の人見知りであがり症。体も弱く、アトピー性皮膚炎、扁桃腺炎症、副鼻腔等、先天性欠如等、多数の病気に悩まされる。
18歳の頃に新潟から東京に上京。東京で新卒入社した会社では営業成績がドベで入社3カ月で静岡県富士市に左遷させられることに。しかしそこから一念発起。コミュニケーションスキルをあげるべく心理学、大脳生理学を学び始め、1,200店舗中営業成績でNo1となる。その後、ボイストレーニングスクールに転職。話し方の基礎を徹底的にマスターし、8店舗だったボイストレーニングスクールを40店舗に拡大。一気に全国区の業界大手に引き上げる。そして2013年、強いビジネスマンをつくりたいという想いからモチベーション&コミュニケーションスクールを設立。現在では全国で伝わる話し方、あがり症改善、人前でのスピーチをトレーニングするビジネススクールを運営。全国40都道府県で年間2,000回のセミナーを開催し、受講者数は30,000人を越える。

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