仕事のミスが激減する!「インとアウトの法則」
今回は「同じミスを繰り返さないコツ」をお届けいたします(^-^)/
我々が企業研修を実施する中で、管理職の方から、
「部下が何度も同じミスを繰りす…」
「ミスをする人はいつも同じ…」
「どうやって指導したらよいかわからない…」
という声をよくいただきます。
上司の方は何度も同じことを指導しなければならず、時間的にも労力的にも苦痛を感じています。
一方、部下も、わざとミスをしているわけではありません。
何度も指摘されれば心身的に滅入ってきます。
双方にとって早く解決したい問題です。
今回は、同じミスを繰り返す人に、
・どうやって指導すればいいのか?
・具体的にどうすればミスが減るのか?
企業研修の内容も含めてお伝えします。
今回お届けするのは「インとアウトの法則」です。
ぜひビジネスシーンに活かせしていただけると嬉しいです(^-^)/
なぜミスが起こるのか?
まずは、なぜミスが起こるか?
そのメカニズムから解明していきましょう。
ミスが起こるのは、
①インプットの間違い
②アウトプットの間違い
だいたいどちらかが原因です。
例えば、定食屋さんの店員さんにカツ丼を頼んだとしましょう。
「はい、カツ丼いっちょう!」
店員さんは元気に返事をしました。
数分後、冷やし中華が出てきました。
注文がぜんぜん違います。
これは店員さんのインプットに間違いがあったケースです。
一方、カツ丼はカツ丼なんですが、勝手にらっきょうを山盛りにしてトッピングしたり、カレー味に変更したりしたらどうでしょう。
お客さん、怒りそうですよね。
これはアウトプットが間違えているケースです。
このように、そもそもインプットした情報が間違えているとミスします。
正しくインプットしたとしても、アウトプットが間違っているとミスをします。
仮に、部下に企画書を依頼して、ぜんぜん違うものが出てきたら、
①企画書の指示をもらうときに間違った情報をインプットしているか?
②インプットした情報は合っているが、アウトプットのイメージが間違っているか?
どちらかです。
仕事のミスが発生したときは、上司はイライラすることなく、部下も無駄に落ち込むことなく、まず、
インプットとアウトプット
どちらに原因があったのか?
明確にすることです。
そうすることで具体的な打ち手が見えてきます。
インプットとアウトプット
①インプットが間違えている場合は、
・指示を聞くときに話をちゃんと聞いていない
・ちゃんと聞いているが抜け漏れがある
・上司部下双方でインプットの内容を確認していない
ことが原因です。
②アウトプットを間違えている場合は、
・上司部下双方でアウトプットのイメージを共有していない
・アウトプットのイメージは共有できているが、それをアウトプットするスキルが部下にない
・アウトプットのイメージを部下が勝手に変えてしまう
こういったことが原因です。
①インプットを間違えている場合の対策
・しっかりメモを取る
・メモの取り方を指導する
・指示するときのフレーム(ゴール、ポイント、ステップなど)を予め決めておく
・お互いに指示内容を再確認する
②アウトプットを間違えている場合の対策
・アウトプットのイメージを共有する
・アウトプットのサンプルを用意する
・アウトプットのイメージができないとき、またはアウトプットの形を変えたいときは作業している時点で質問することと、予め決めておく
このように、インプットとアウトプットで対策が変わっていきますが、どちらに原因があったかわかれば、具体的なアクションにつながります。
ミスは誰でも起こす
ミスは私もしょっちゅう起こします。
ポイントは繰り返さないことです。
そのためには、
①インプットとアウトプットでどちらが間違っていたかを明確にする
②対策を言語化する
これでミスは格段に減ります。
動画でも詳しく解説しておりますので、ぜひお時間のあるときにご視聴ください(^-^)/
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【モチベーション&コミュニケーションスクール】
あがり症・緊張を改善するセミナー
伝わる話し方が身につくセミナー
【株式会社モチベーション&コミュニケーション:桐生稔 著書】
◎「質問の一流二流三流」(明日香出版)
◎「話し方の正解」~誰とでもうまくいく人の55のルール~(かんき出版)
◎図解版:雑談の一流、二流、三流(ASUKA BUSINESS)
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【プロフィール】
・株式会社モチベーション&コミュニケーション代表取締役:桐生 稔
・モチベーション&コミュニケーションスクール代表講師
・日本能力開発推進協会メンタル心理カウンセラー
・日本能力開発推進協会上級心理カウンセラー
・日本声診断協会音声心理士
1978年生まれ、新潟県十日町市出身。もともと臆病な性格で、対人関係が非常に苦手。小さい頃は親戚の叔父さんと話せない程、極度の人見知りであがり症。体も弱く、アトピー性皮膚炎、扁桃腺炎症、副鼻腔等、先天性欠如等、多数の病気に悩まされる。
18歳の頃に新潟から東京に上京。東京で新卒入社した会社では営業成績がドベで入社3カ月で静岡県富士市に左遷させられることに。しかしそこから一念発起。コミュニケーションスキルをあげるべく心理学、大脳生理学を学び始め、1,200店舗中営業成績でNo1となる。その後、ボイストレーニングスクールに転職。話し方の基礎を徹底的にマスターし、8店舗だったボイストレーニングスクールを40店舗に拡大。一気に全国区の業界大手に引き上げる。そして2013年、強いビジネスマンをつくりたいという想いからモチベーション&コミュニケーションスクールを設立。現在では全国で伝わる話し方、あがり症改善、人前でのスピーチをトレーニングするビジネススクールを運営。全国40都道府県で年間2,000回のセミナーを開催し、受講者数は30,000人を越える。
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