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【話し方】予期せぬ質問をされるとフリーズしてしまう…そんな方にオススメの「落ち着いて回答できる会話力」!

Q:「急に質問されたとき、どう答えればよいか困るときがあります。特に会議の場で、準備していたこと以外のことを突っ込まれたときにうまく話せません。どうしたらいいか学べたらいいなと思い、申し込みしました」

今回も、セミナーにお申込みいただいた受講生の方からメッセージをいただきました!いつもありがとうございます。

会議で急に質問されたり、準備していたこと以外のことを聞かれたりするのって、恐怖ですよね。想定の範囲内ならよいと思いますが、想定外のものがきたときに「ドキ」っとします。

いかに想定の範囲内にしておくか。これが最大のカギになります。

今回は、予期せぬ質問をされるとフリーズしてしまう…そんな方にオススメの「落ち着いて回答できる方法」をお伝えいたします!

一人会議で想定質問を設計しておく

具体的な対策は、「一人会議」です。

予め、何を聞かれて、どう答えるか、一人で会議して設計しておく方法です。

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例えば、あなたが「肩こり」を改善したいとします。

そこに私が「肩こりを治すには、ストレッチがいいです。ですから、今日からストレッチをやってください」と言ったとします。これだけ言われたら、色々疑問が湧いてきませんか?

・具体的に何をすればいいの?

・どのくらいの頻度でやればいいの?

・ストレッチ以外にも方法はないの?

などなど。たくさん出てきますよね。

こう言ったら、相手はどんな疑問を感じるか?

これを一人でやるのが一人会議です。

実は上司が聞いてきそうな質問は、概ね3つに分かれます。それを押さえておいて、事前に答えられるようにしておきます。

上司が感じる3つの疑問

上司が疑問に感じることは、概ね以下3つです。

①なぜそう思うの?

②本当にそうなの?

③他にはないの?

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例えば、「15時に会社を退社するルールにしたいと思います」と上司に提案したとします。

すると、上司は、

「なんで15時退社にしなきゃいけないの?」

まず、なぜそう思うの?と疑問を感じます。なので、理由が必要になってきます。

「15時退社にすると、生産性が上がって、成果が出やすくなります」

と言ったとします。すると、本当にそうなの?がやってきます。

そこで、事例が必要になります。

「例えば〇〇業界では15時退社を徹底した結果、生産性が一気にあがった」「〇〇会社では15時退社を取り入れてから人が辞めなくなった」などなど。

仮に「なるほど」と理解を示したとします。でもこれでは終わりません。

「15時退社で成功している事例はわかったけど、生産性をあげる方法は他にもあるんじゃないの?」

「他にはないの?」がやってきます。

「なぜそうなの?」「本当にそうなの?」「他にはないの?」、これが3大疑問です。

最低限、この質問にはしっかり答えることができるよう、一人会議を行い、準備しておく必要があります。

「なぜそう思うの?」には、理由を伝える。

「本当にそうなの?」には、事例や根拠を伝える。

「他にはないの?」には、他の案との比較検討を済ませておく

冒頭でもお伝えしましたが、想定外が一番怖いわけです。なので、どんな質問をされるか?質問される内容をアンダーコントロール下におく。この幅が広ければ広いほど想定外が減って、落ち着いて対応できます。

面接の場面にも応用すると…

これは面接の場でも応用できます。

「なぜ当社を志望するのですか?」と聞かれたら「御社のこういう理念やビジョンに共感して…」と理由を伝えます。

「本当にそうなの?」と聞かれたら、「私が行ってきた研究内容と、御社の向かっている方向性がガッチリ合うんです」と、根拠を説明してあげる必要があります。

「他社でもできるんでは?」という質問には、「たしかに、できるかもしれません。ただ、御社の先輩社員の皆さんと色々お話させていただきました。こんな大変な事業をやっているのに、皆さん目をキラキラ輝やかせて働いていらっしゃいます。私が知る限り、ここまで本気で取り組んでいる社員の方を他社では見たことがありません。是非、私も皆さんと一緒に切磋琢磨し、御社のビジョンを実現していきたいと思います」と、他との比較を伝える。

色々質問したり、厳しく突っ込んでくる人は、何を答えるか?その中身よりも、事前に「どれだけ準備してきたか?」「どれだけの想いをもってこの場に臨んでいるか?」その姿勢を見ていることが多いです。

ぜひ、事前に「なぜそう思うの?」「本当にそうなの?」「他にはないの?」を自分に投げかけ、準備しておくことで、あなたの熱意をたっぷり伝えてまいりましょう!詳細は動画でも解説しております。

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【プロフィール】
・株式会社モチベーション&コミュニケーション代表取締役:桐生 稔
・モチベーション&コミュニケーションスクール代表講師
・日本能力開発推進協会メンタル心理カウンセラー
・日本能力開発推進協会上級心理カウンセラー
・日本声診断協会音声心理士

1978年生まれ、新潟県十日町市出身。もともと臆病な性格で、対人関係が非常に苦手。小さい頃は親戚の叔父さんと話せない程、極度の人見知りであがり症。体も弱く、アトピー性皮膚炎、扁桃腺炎症、副鼻腔等、先天性欠如等、多数の病気に悩まされる。
18歳の頃に新潟から東京に上京。東京で新卒入社した会社では営業成績がドベで入社3カ月で静岡県富士市に左遷させられることに。しかしそこから一念発起。コミュニケーションスキルをあげるべく心理学、大脳生理学を学び始め、1,200店舗中営業成績でNo1となる。その後、ボイストレーニングスクールに転職。話し方の基礎を徹底的にマスターし、8店舗だったボイストレーニングスクールを40店舗に拡大。一気に全国区の業界大手に引き上げる。そして2013年、強いビジネスマンをつくりたいという想いからモチベーション&コミュニケーションスクールを設立。現在では全国で伝わる話し方、あがり症改善、人前でのスピーチをトレーニングするビジネススクールを運営。全国40都道府県で年間2,000回のセミナーを開催し、受講者数は30,000人を越える。

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