なぜコミュニケーションスクールを作ったのか？【運営歴8年/総受講者数4万人】
講師を目指されている方から、
Q.「なぜコミュニケーションスクールを作ったのでしょうか？」
というご質問をいただきました！誠にありがとうございます！
モチベーション＆コミュニケーションスクールは、2013年7月に個人事業として開始し、2017年4月に株式会社モチベーション＆コミュニケーションを設立。全国でコミュニケーションのトレーニングを行うようになりました。
なぜコミュニケーションスクールを作ったか。
ひと言いうなら、
「コミュニケーションでお悩みの方がたくさんいらっしゃるから」
ということになります。
コミュニケーションでお悩みの方に
前職では、ボイストレーニングを提供する音楽スクールに勤めておりました。ボイストレーニングは、歌手を目指されている方、カラオケがうまくなりたい方、音痴を治したい方、色々な方が通っています。
私は受付スタッフとして、受講生の皆さんとよくお話をしていました。
もちろん、「歌がうまくなりたい」「声をよくしたい」という声もお聞きするのですが、それよりも、
「会社で上司とうまくいっていない…」
「人前で話すのが苦手…」
「言いたいことがまとまらない…」
といった、ビジネスシーンでのお悩みが圧倒的に多かったのです。
私、「なるほど～、そういう悩みをたくさん抱えているんだ」と思い、「話し方コース」というのを作りました。
これを全国展開したら、爆発的にヒットしました。ものすごいニーズがあるなと。
ただ、問題もありました。ボイストレーニングの世界では、発声、滑舌、通る声などは提供できます。
ところが、話し方を抜本的に改善する場合、話の構成、話の進め方、聞き手を惹きつける技、表現力、それからメンタル、フィジカルまで。まさに総合的にその方のウィークポイントを見つけ、トレーニングしていく必要があります。
これはいわゆる能力開発の世界です。
そこで一大決心をしました。大変お世話になった音楽スクールでしたが、断腸の思いで退社し、能力開発を行うビジネススクールを立ち上げたのです。
講師は私ひとり。受付スタッフ、電話対応、受講料をいただくところまで、全部ひとりです。最初はまったく受講生が来ませんでした。それでも月に20回セミナーを開催し、毎日必死でやっていくなかで、受講生が10人、20人、100人になり。講師も100名体制になり全国に広がっていきました。
どんなことで困っているか？から発想する
世の中には、起業を考えている人が結構いらっしゃると思います。
普通は「何で起業するか」を考えると思います。
でも、私は逆だと思っていて、「世の中の人は何で困っているか」。ここから発想したほうがいいと思っているんです。
目の前に3日間水を飲んでいない方がいて、「水をください…」と言われたら、すぐにあげたくなりますよね。お困りの方がいらっしゃったら、何とかしたいと思うのが人の常です。
だから、「何をするか？」ではなく「何に困っているか？」ここから深めた方がいいと思っています。
世の中のお困りごとは、色々な方法で調べることができます。
①調査する
例えば、「Yahooo！知恵袋」。色々悩みごとが載っています。
また「お困りごと アンケート」で検索すると、たくさんお困りごとのアンケート結果がでてきます。
私はしょっちゅう本屋さんに行きます。本屋って悩みごとの宝庫だと思うんです。売れている本のタイトルって、まさに悩んでいる人が多いのではないかと。こうしてよくマーケティングしていきます。
②近くの人から聞く
同じ会社に勤めている同僚の方や、お友達に、「今、どんなことで困っている？」「人生、どんなことで悩んでる？」など、近くにいる方からお悩みを聞くのも手だと思います。
③出会う
いまはオンラインサロンやサークル、勉強会、お茶会など、色々なコミュニティが生まれています。普段と違う環境に身を置くと、色々な方の困りごとが見えてきます。出会いによって「世の中の人はこんなことで困っているんだ」という起業の種がみつかることもあります。
好きなことを見つける？
よく、好きなことを「見つける」といいますが、私は「見つかる」だと思うんです。色々な人に出会い、体験し、学ぶ中で、自分がすべきことが「見つかる」のではないかと。
私はこれまで5冊本を書きました。しかし、本を書こうなんて過去に一度も思ったことがありません。基本書くのは苦手でした。
しかし、これも出版社の方とのご縁です。「こういうことでお困りの方がいるので、それを解決する本を書いてほしい」と言われ、見様見まねで必死に書いた本が最初に書いた「10秒でズバっと伝わる話し方」でした。いまでは書くことが大好きになりました。
社外メンターを全国に
弊社がマーケットに提案しているのは、社外にメンターを持ちませんかということです。
社会人の困りごとの9割は「人間関係」と言われています。
では、誰と上手くいっていないのか？当スクールの大半の方は上司との関係性に悩んでいます。毎日上司から怒られたり、急に指示が飛んできたり、逆にほとんど会話がなかったり。そして会社に行くのが嫌になってくる…
上司の方が怠けているかというと、そんなことはありません。上司も頑張っています。30年もデフレが続き、会社はコストカットや人員削減で、上司自身も目標予算を持っていて、達成しなくてはならない。そして部下の予算もチームの予算も達成させないと...。とにかく上司は忙しい方が多いと思います。
であれば、その解決策として、外部にメンターを持ってみてはいかがでしょうか。これが我々でいう講師です。
外部から現状を見つめると、見えていなかったものが見えたり、気づかなかった能力に気づいたりします。
当スクールの受講生からも、「なるほど！その視点はなかったですね！」「やるべきことが明確になりました！」など、たくさん声をいただいてます。中にはレッスンが終わった後、スキップして帰られる受講生もいらっしゃいます。
その方の本当の能力を引き出すお手伝い。そういう役割が絶対に必要だと思い、コミュニケーションのスクールを作りました。
皆さんにも求められている役割があると思います。それを発見し、それに向かって自分を研ぎ澄ますこと。これができれば、きっと素敵な人生になると思います。皆さんのチャレンジ、ぜひ応援しております！詳細は動画でもお伝えしております。お時間あるときにぜひ。
「【コミュケーション力アップ、伝わる話し方、あがり症改善セミナー】はコチラ
【株式会社モチベーション＆コミュニケーション：桐生稔 著書】
◎図解版：雑談の一流、二流、三流（ASUKA BUSINESS）
【プロフィール】
・株式会社モチベーション＆コミュニケーション代表取締役：桐生 稔
・モチベーション＆コミュニケーションスクール代表講師
・日本能力開発推進協会メンタル心理カウンセラー
・日本能力開発推進協会上級心理カウンセラー
・日本声診断協会音声心理士
1978年生まれ、新潟県十日町市出身。もともと臆病な性格で、対人関係が非常に苦手。小さい頃は親戚の叔父さんと話せない程、極度の人見知りであがり症。体も弱く、アトピー性皮膚炎、扁桃腺炎症、副鼻腔等、先天性欠如等、多数の病気に悩まされる。
18歳の頃に新潟から東京に上京。東京で新卒入社した会社では営業成績がドベで入社3カ月で静岡県富士市に左遷させられることに。しかしそこから一念発起。コミュニケーションスキルをあげるべく心理学、大脳生理学を学び始め、1,200店舗中営業成績でNo1となる。その後、ボイストレーニングスクールに転職。話し方の基礎を徹底的にマスターし、8店舗だったボイストレーニングスクールを40店舗に拡大。一気に全国区の業界大手に引き上げる。そして2013年、強いビジネスマンをつくりたいという想いからモチベーション＆コミュニケーションスクールを設立。現在では全国で伝わる話し方、あがり症改善、人前でのスピーチをトレーニングするビジネススクールを運営。全国40都道府県で年間2,000回のセミナーを開催し、受講者数は30,000人を越える。
北海道、青森、秋田、岩手、山形、宮城、福島、新潟、石川、栃木、茨城、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨、長野、静岡、岐阜、愛知、三重、滋賀、京都、奈良、大阪、兵庫、和歌山、鳥取、岡山、島根、広島、香川、徳島、愛媛、高知、福岡、大分、熊本、鹿児島、沖縄
所在地 〒163-0649 東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービル49F
お問い合わせ TEL：03-6384-0231
MAIL: info@motivation-communication.com
-----------------------------------------------------------------------------
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？