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人前で緊張しない!本当のメンタルトレーニング

今回は人前で堂々と話せる!度胸が身につく!
本当のメンタルトレーニング
をお届けいたします。

「人前で堂々と話せるようになりたい…」
そう思ったことはありませんか?

今回はメンタルに特化してお伝えしていきます。

メンタルを直訳すると、「精神」とか「心の持ちよう」となります。
稀に100人の前で話しても、呼吸ひとつ乱れず話す人がいます。
会議でも、誰よりも発言し、否定されてもめげずに発言し続ける人がいます。
営業でも、何度断られてもバンバン訪問する人や、ナンパで無視されてもガンガン色んな人に声をかける人がいます。
こういう人を「メンタルが強い」と言ったりします。

一方、「私、メンタルが弱くて…」「僕、豆腐メンタルなんです…」「落ち込むとなかなか立ち直れないんです…」という人もいます。

当スクールでもメンタルトレーニングを頻繁に行いますが、これはかなり難しい領域です。なぜならメンタルは目に見えないからです。

筋トレならどこの筋肉がついたかがわかります。でも、メンタルを鍛えたといっても目に見えません。
なのでメンタルトレーニングといっても「労多くして効果なし」といったトレーニングが多かったりします。

今回は、人前で話すときに度胸が身につく本当のメンタルトレーニングをお届けします。
この「本当の」というのがポイントです。

メンタルトレーニングの手法として頻繁に出てくる以下の3つをご紹介いたします。

①イメージトレーニング
②モデリング
③リフレーミング

これをただ紹介するだけではなく、それぞれ効果があるやり方と効果がないやり方をお伝えします。

①イメージトレーニング

イメトレ(イメージトレーニング)という言葉を耳にしたことがありませんか?
オリンピックに出場する選手が、試合の前日にホテルにこもってコーチと一緒に延々と成功のイメージを膨らす。そして実際にその通りになるように本番に臨む。
こういったイメージトレーニングがあります。
これはこれで大事なことなですが、緊張しやすい方に無理に成功イメージを膨らませようとすると、返って恐怖心を煽ることり、あまりいいコンディションになりません。

成功イメージよりも、まずは不安を除去する必要があります。
いくらいいイメージを持っても、いざ本番で少しでも不安を感じると、いっきに交感神経が優位になり、鼓動が速くなり、瞳孔がひらき、呼吸が乱れ、発汗などがはじまりやすくなるからです。

特に人前で話すときに不安になるのは、
・誰が聞いているのかわからない
・どんな状況で話すかわからない
・どんなことが起こるかわからない(急に話すことが飛んでしまう、言葉につまる)
またはそれはわかっていたとしても、
・どんな反応がくるかわからない
・どんな質問がでるかわからない
・どんな突っ込みをされるかわからない

こういった「わからない」が大きいときに不安は強大になります。

だからこそ本当のイメージトレーニングが必要です。

ポイントは①ありありと描くこと。
もし話す場所が会社の会議室なら、何回も会議室に行って実際話すところに立って見ましょう。
・そこからどんな風景が見えるでしょうか?
・社長はどのあたりに座っていますか?(社長が出席している会議かどうかはわかりませんが)
・役員はどんな顔をして聞いていますか?
・この発言をしたときに、部長は頷いていますか?それとも批判したげな顔ですか?
・まだ話が進んでいないのに、聞き手が勝手にどんどんページをめくって先を読み出したらどうしますか?あせらずいつも通り話せますか?

リアルに、そしてディテールに拘って想像します。
我々講師が一緒にトレーニングするときは、受講生に目をつむってもらい、講師から色んなことを質問していきます。
視覚情報が遮断されるほうがより想像しやすくなります。

そしてポイント②本当のイメージトレーニングは成功だけではなく失敗も想定すること。

・もし途中で話が飛んでしまったらどうします?ひと呼吸おいてメモを見る余裕はありますか?
・緊張で声が震えたらどうします?声が震えることを前提に、事前に声出しの練習ができますか?
・仮に想定外の質問がでたら、どう解答するか決まっていますか?
というように。

「失敗はイメージしてはいけない」
「失敗をイメージすると失敗しやすくなる」
「失敗を考えると失敗を引き寄せてしまう」
よくそんなことが言われることがありますが、これはぜんぜん違います。

本番でいきなり失敗要素が飛び込んでくるほうが圧倒的に不安になります。
人間はそんなに急に対応できません。あけてビックリが一番怖いのです。

だから事前に「失敗したときはどうする?」まで決めておきます。
そうすればいざそうなっても対策が打てるので不安が軽減されます。

②モデリング

心理学を学んだことがある人なら一度は「モデリング」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。
「モデル」という言葉からきている通り、真似ることを意味します。

よくメンタルトレーニングで、「あの人のようにしゃべりたい」と誰かひとりモデルを決めて、そのように話してみましょうというものがあります。
これはやってはいけないトレーニングです。
例えば、明石家さんまさんのようにしゃべりたいと、明石家さんまさんの話し方を真似しても、きっと自分らしい話し方にはならないです。
さんまさんがあのスタイルで話すから面白いわけで、まったく違う人間が同じように真似ても、自分も、そして聞いている人も違和感しか感じません。

では、本来のモデリング(真似る)とはどうすべきでしょうか?

それは「さんまさんだったらどうする?」という考え方です。
そこをモデリングするのです。

人前に立って話すとき、多くの人は「よく見られたい」とか「失敗したらどうしよう」と考えはじめ緊張してきます。
でも、さんまさんだったらどうでしょう?
きっと「よく見られたい」とか「失敗したらどうしよう」なんて考えてもいないと思います。それよりも「その場を楽しませたい」とか「笑ってもらいたい」とか、まわりを意識しているのではないでしょうか。これは私の勝手な推測ですが、その場をいかに楽しい場にするかに集中しているような気がいます。
これを人前で話すことに置き換えるなら、自分の評価より、聞き手に価値を提供することです。

モデリングはその人のモノマネをすることではありません。

あの人だったら、
・どんな気持ちで話すか?
・どんなことを意識して伝えるか?
・うまくいかなかったときに何を考えるか?
・次のチャレンジまでに何をするか?

などです。
考え方を吸収して自分なりに実践してみること。
これが本当のモデリングです。

3つ目は「リフレーミング」
リフレーミングについては文字ではなかなお伝えしづらいので、ぜひお時間のあるときに下記動画をご確認ください。
よろしくお願いいたします(^-^)/


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【プロフィール】
・株式会社モチベーション&コミュニケーション代表取締役:桐生 稔
・モチベーション&コミュニケーションスクール代表講師
・日本能力開発推進協会メンタル心理カウンセラー
・日本能力開発推進協会上級心理カウンセラー
・日本声診断協会音声心理士

1978年生まれ、新潟県十日町市出身。もともと臆病な性格で、対人関係が非常に苦手。小さい頃は親戚の叔父さんと話せない程、極度の人見知りであがり症。体も弱く、アトピー性皮膚炎、扁桃腺炎症、副鼻腔等、先天性欠如等、多数の病気に悩まされる。
18歳の頃に新潟から東京に上京。東京で新卒入社した会社では営業成績がドベで入社3カ月で静岡県富士市に左遷させられることに。しかしそこから一念発起。コミュニケーションスキルをあげるべく心理学、大脳生理学を学び始め、1,200店舗中営業成績でNo1となる。その後、ボイストレーニングスクールに転職。話し方の基礎を徹底的にマスターし、8店舗だったボイストレーニングスクールを40店舗に拡大。一気に全国区の業界大手に引き上げる。そして2013年、強いビジネスマンをつくりたいという想いからモチベーション&コミュニケーションスクールを設立。現在では全国で伝わる話し方、あがり症改善、人前でのスピーチをトレーニングするビジネススクールを運営。全国40都道府県で年間2,000回のセミナーを開催し、受講者数は30,000人を越える。

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