見出し画像

自転車生活はじめました。

自転車(クロスバイク)をはじめてみて思ったこと、感じたことをありのままに書いてみようかなと思いました。一個人の日記です。

私は自転車が大嫌いだった。

そもそも私は、自転車が大嫌いだった。

節約になるらしいし、足がどうやら細くなるらしいし、どうやら健康にはいいらしいけど。
短大に通っていたころの6km弱の自転車通学は、自転車を押さずに帰れたことはなかった。
自転車に乗っていて、楽しいと一瞬でも思えたことはなかった。
私にとっては自転車を漕ぐことは苦痛でしかなく、できれば乗りたくない乗り物だった。
それが、1か月ちょっと前。

でも、ひょんなことから私はクロスバイクを買うことになった。
バスに乗るのが億劫になってしまって、家まで歩いて帰ってみたんだけど、ちょっとばかり遠くて、自転車なら行けそうだなと思って。
(たかが6kmも自転車に乗れない人間がなにを考えたんだろう、ほんとうに)

色々な人に聞き、ネットをあさりクロスバイクに関する情報を集めた。
「フレームは軽いほうがいい」
「自分の好きなデザインを選んだほうがいい」
「タイヤの幅は少し太いほうがいい」
「ツール・ド・フランスで優勝した選手が乗っているメーカーがいい」
※ツール・ド・フランスとは毎年7月に開催されているレース。詳しくは検索を…。

などなど色々な人たちが考えるポイントがあった。
私は自分に当てはまるクロスバイクを選ぶポイントを2つだけ考えた。

・フレームができるだけ軽いもの ・予算内で購入できるもの

いざ自転車屋へ

え?なんでこんな種類が豊富なの?意味がわかりません。(売るためです)お客さん思いのお店であるが、初心者にはピンからキリまであって何がいいのかがわからない…。店員さんにお話を聞いてみたところ、割愛すれば
「ブランドにあまりこだわりがないようでしたら、性能はブランド(他メーカー)が出しているクロスバイクと変わりがないので、当店オリジナルブランドでもいいかもしれませんね」
とのことだった、買うつもりではいた。けれど後続の用事もあり点検等を済ませれば、時間内には収まりそうになかったのでその店を出た。        
       

ちょっと迷った。

家に帰ってから、おすすめされた自転車をなんとなく買うつもりではいたが、店で見た自転車の検索をかけ地道にレビューを見た。
ほんとうに、これでいいのか?
3万円~の買い物は、私にとっては小さな買いものではない。
大きな買い物の部類に入ってしまう。
それに、その買い物はこれから私の足になる。慎重に選ばなければいけないのに、どれも同じだからって言葉で済ませてしまっていいのだろうか?
そこで自転車を買うつもりではいたが、もう少し自転車屋さんを回ってみることにした。

いざ自転車屋へpart2

ふらっと立ち寄った自転車屋には4台程度の自転車が置いてあった。
へぇ、こんな自転車屋さんもあるんだぐらい。
しばらく自転車を眺めているとどこからか、店の方が出てきて声をかけてくださった。
「予算は?」
「見た目にこだわりは?」
「だったら、このクロスバイクがおすすめ」
「普通のクロスバイクは、ほらこうやってねほら見える場所にしかいい部品を使わないけれど、このクロスバイクはこの値段でパーツは全てシマノ、そんなの滅多にないです。」

全てシマノ…なるほど!よくわからない。
※シマノとは…
主に自転車部品と釣り具の製造を手掛ける、国内有数のアウトドアメーカー。

なんだかよくわからないけど、自転車屋さんのおじさんがおすすめするんだ、いい自転車に違いない。そしてなんだか、かっこいい自転車だ。

自転車よさは十二分に教えてもらった、ただ今回のミッションは自転車を買うことではない、自転車で目的地まで通うことができるかどうかだ。

「これで家まで帰れますかね…」
「旭川まで行けます」

家より全然遠い!

「じゃあ、この自転車買いたいです」

防犯登録、付属品の購入、軽い自転車の説明を受け店を出た。

「最初は慣れないと思うけど、乗り降りから」

いざ自転車に

そういえば、私は自転短大に通っていたころの6km弱の自転車通学は、自転車を押さずに帰れたことはなかった。
自転車に乗っていて、楽しいと一瞬でも思えたことはなかった。
私にとっては自転車を漕ぐことは苦痛でしかなく、できれば乗りたくない乗り物だった。

冒頭に戻る。

そうなんです、乗ったまま帰れたことが無かった。
いつもぜーぜーいいながら、自転車を押して帰っていた。
自転車屋のおじさんも、ネットに書いているレビューにも
クロスバイクなら200kmぐらいまでなら走れるよ、とは書いているが私が走れるといった情報はない。

…。

買ってしまったのだ、そう決めただから私はクロスバイクに乗って帰るしかなかった。

自転車屋のおじさんに教えてもらったクロスバイクの乗り方を試す。
まずはフレームにまたがり、ペダルに足をのせクっと乗り漕ぐ。

軽い。

え?軽い。

これまで乗ってきた自転車は何だったんだと、思えるほどに軽いではありませんか。私は本当に自転車に乗っているのか?(乗っている)
自転車を押して帰る時間もあるだろうな、と思っていたけど一度も押さずに帰れた。なんということでしょう。

こうして、わたしの自転車生活ははじまった。

多分つづける。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?