モブキャラの会話モーション

よし、今日はくだらないことを書くぞ!ww

ゲームの中にはNPC(ノンプレイヤーキャラクター)というものがいます。
主人公たちがすれ違ったり会話したるする、村人や通行人などですね。コントローラーで操作される事のないキャラクターたちです。

モーションアクターはそんなキャラクター達の演技もします。

会話のモーションはいろんなNPCに吹き込まれて使われるので、汎用性の高いものでなくてはなりません。
とはいえ身振り手振りだけの演技では臨場感が出ないし、何より面白くな…いやいや動きが一辺倒にならないようにしなければならないので、工夫しなければと考えます!

そこでモーションアクターたちは実際になんらかの会話をすることが多いです。これは別にディレクターから求められるわけではなく、声は使われないからいいだろうと考え勝手にやり始めますww

無難にお昼ご飯の話題や、リアルな近況などから喋りはじめます。本番中に意外なプライベートな情報が出てきて普通に驚くこともあります。
そしてそれなりにコミュニケーションの取れたアクター達だと、とんでもない設定ぶっ込み合いの即興大喜利バトルが始まります!ww

(イメージ図、合田くんと)

まずどっちが口を開く? どんな設定を持ってくる? どう返す?

この辺りはまだ真面目な方で慣れてくると、

どう笑わせてやろう? どう困らせてやろう??ww

というふうに遊び始めます。

ただ、大事なのは会話に引っ張られてモーションがおかしくならないように気をつけないといけないこと!! 前述の通り声なんて使われませんから。

リアルに笑わされてしまって、動き大きくなってしまったり、会話に引っ張られて止まってしまったりするとNGです。ディレクターから「今のは話は面白かったのですが、動きに特徴が出てしまって使いにくいのでもう一度お願いしますww」って怒られちゃいますww

さらに慣れてくると、本番中にスタッフ達をどう笑わせてやろうかと事前に打ち合わせをしてまで笑いを取りに来るアクター達もいます。誰でしょうね、本当にたちが悪い、、、真面目に仕事する気があるんでしょうか。(え?)

まあでもここまで出来るのはスタッフ間、アクター間でしっかりとコミュニケーションが取れていて、信頼もあり撮影も巻いていて時間的にも余裕がある。順調な撮影現場でこそ許されるちょっとした遊びですからね! ある意味指針の一つです!!(良いよう言うww)

かつて本番中に、普段はクールで口数の少ない先輩アクターにBL設定ぶっこまれて迫られ、頭が真っ白になりうまく切り返せなかったことをいまだに悔やんでいます、、、

どうでもいい話でした。

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