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2月12日金曜日FMかほくの原稿

2月12日金曜日18時から18時24分で生放送でお送りします。
それ以外の日に聞いてくれている方は再放送となります。
高井浩平のおとな子供委員会本日もはじまりました。

春が近づいてきた感じがしますね。
とてもハッピーな気分になります^^少しずつランニングもできるようになってきたので気分どんどんよくなっていく今日この頃です。

本日は意志の力や人間のメモリに関してお話をしたいと思います。
と考えていたのですが…多分メモリまで話が行かないんじゃないかと思います。
メモリまで話が行かなくても参考にはなると思うので、話の続きが聞きたいかたは是非感想などを添えてFMかほくあてにメールをください。

よく意志が弱い、誘惑に負けるっていう言葉を耳にすることと思います。
ダイエットをしようと決意したのだけれども3日目には焼肉の食べ放題を食べてしまった。
明日から毎朝5時に起きて勉強しようと思ったのに起きてYouTubeを見ただけだった。
起きることができたのならまだ良いのですが、目覚ましを止めて8時まで寝てしまった。

未来のことを考えたらどう行動するのが正しいのか頭では分かっているのだがどうしても考えた通りに行動できない。
そういうことってありますね。

夢の実現・目標の達成のためには自己コントロールが必要になってきます。
自己コントロールに必要なのが意志の力です。
これに関しては僕も毎週ごとに週末に反省して今週誘惑に負けてしまったことなどを紙に書いて直すようにしているくらいで、
自己コントロールは一生かけて身につけていくことなんだと思いますが、ここに至るまでに勉強したり自分で試したりしていることをお話ししてきたいと思います。

自分はタバコもすいませんし、ギャンブルもやりません、お酒も一人のときは基本飲みませんし、女性遊びも基本的にはしないのでそちら関係の意志力に関しては今回の話はしません。
唯一依存しているといったら一人息子に対してだけで、それに関しては抗えませんし、そのことをラジオで話しても自分語りになってしまうので依存に関してどうにかしたいという方は専門家に相談してください。


ということで本格的に話始める前に本日1曲目
徳永英明で「夢を信じて」

夢を実現するために意志力を高めるお話をしているのでこの曲にしました。


【目標達成に向けて自分をコントロールしていく上で大切な意志力を上手に使うにはどうしたら良いのか?】

現在研究で意志力には人それぞれ体内保有量があることが分かっています。この保有量にはさまざまな要素が影響しています。
身近なところでは睡眠時間、食べ物、住むところ、周りの環境等
この意志力の体内保有量は増やすこともできますし、減ることもあるようです。

その人その人に朝起きた時にある決まった意志力が、考えたり、悩んだり、やるかやらないかとかどれにしようか?などの選択をしたりすることで少しずつ減っていきます。
そして意志力が低下していくと誘惑に負けたり、決められたことを実行できなかったりしていきます。

ここまで聞いてきて「え?」って思いませんんか?
ダイエットをしようとか、受験勉強のために毎日8時間勉強しようとか考えたときに。

「よし!がんばるぞ、強い意志をもってがんばるんだ」って考えたとしても、意思力の保有量が減退していったら頑張れないということです。
一流のアスリートなどの燃え尽き症候群なども僕の考えでは意志力の低下だと思うので、すごいと言われる人でも意志力が減退してしまったらどうにもならない場合があると言うことです。

ではどうしたら良いのでしょうか?
受験勉強を例にとって見ましょう

まず学びたいことを決めて、それが学べる大学を探します。
そしてその大学に入るためにどれくらいの学力が必要なのか把握して、「学習計画」を立てます。

そうしたらその学習計画にそって学習を進めていけるように生活すべてを変えていきます。
【意志力の保有量をあげる生活をしていくのです】

1.十分な睡眠をとる
睡眠は良い生活を送るためにみんなに平等に与えられた最高の薬です。お金をかけることなく意志力を最高の状態に戻してくれるのが睡眠なので睡眠の質をあげるようにしましょう。
まずは十分な睡眠時間をとるようにしましょう
出来たら日中15分くらいの仮眠もとるようにしましょう。仮眠で意志力の保有量も回復します。
2.食生活を変える
ちょうど先週金曜日の19時から生放送で食育に関して話されている○○さんもおっしゃっていましたが、脳や心、体に良い食べ物を食べるように心がけるようにしましょう。
日本人の体の構造は欧米の人とは違うので食生活は日本人にあった食生活に変えるようにしましょう
最初のうちは無理はしないように適度に食べたいものも食べるようにした方がよいと思います。
これに関しては僕よりも19時からの○○さんの方が500万倍くらい詳しいので詳しくはその方に質問してくださいwww
他人任せかと怒らないでくださいね
3.適度な有酸素運動をす
週に3日〜5日適度な有酸素運動をするのと意志力の保有量が増えるのが研究で明らかにされています。
有酸素運動とは何か散歩、ランニング、サイクリングなど
ジムになどにある動く床よりも外を歩いたり走ったりする方が脳に良いのも研究で明らかになっています。
できたら外で運動するようにしましょう
4.毎日3分間だけ何も考えないでゆっくりと深呼吸する時間を作る
目をつぶって深呼吸の数を数える時間を作るようにしましょう
これをすると意志力も回復して良質な睡眠をとれるようになります。
5.なるべく選択することを減らす
朝5時に起きると決めたら起きるようにします。
起きようかな寝ようかなもうちょっと寝ようかなという選択になったとき意志力を使います。
着る服などローテーションを決めておいてそこで悩むことを無くします。
どっちの服にしようかな?と選択するとき意志力が使われるからです。
走ると決めたら走ります。
僕の親戚は雨でも雪でも走る時は走ると決めているそうです。
体調が悪いかな?と感じるときもとりあえず走るそうです。走っみてどうしてもダメなら戻るそうです。
僕の場合は雨の場合はどんな小ぶりの雨でも走りません。
雨じゃない場合は走ります。雨が降りそうとか余計な判断は挟まずに手に雨粒が落ちたら走りません。

上記の5点を見直してから学習の習慣をつけるようにすると習慣づけもしっかりとできるようになっていきます。

あの子は頑張っているのに私がダメなのはなぜなんだろう?
答えは意志力の保有量が違うのです。
あの子にできたなら私にもできるはずだということで根性論で頑張ってみても負けるのでまずは意志力の保有量をあげることからはじめましょう。


大学受験や高校受験のみに的を絞るならスマホを捨てる、ゲーム機や漫画など捨てる
自分の部屋には机とベッド、参考書しかおかない
などするのもありだと思いますがまずは上記をやってみましょう。

勉強が忙しくて運動している暇がない
成績が上がらなくて運動どころではない

と考える方もいると思いますが

有酸素運動後に勉強をすることで学んだことの定着率が上がると言う研究結果も出ています。
まずは毎日20分の散歩でよいのではじめてみてください。
考える前に外に歩きにでてみてください。

そもそも意志力の保有量が少ないのに無理な計画をたてても挫折するだけなのでいきなり朝5時に起きて勉強するという計画を立てるのはやめましょう。
まずはしっかり睡眠時間をとることが大切です。

どれくらい頑張れば変わって行くのだろうと考えながら上記のことを実践していくと気づいたときに世界は変わっています。


さて本日2曲目はニッキー・ミナージュでスーパー・バスです。
曲は好きですが…歌詞はどうでも良いです。
興味のある方は歌詞の和訳を調べてみてください。


さて、このラジオを聴いてくださっている方は子育てに興味のある方も多いことと思います。
自分の子供には強い意志力をもって目標を達成できる人間になって欲しいですよね?

今日お伝えしたようにまずは生活環境を見直すところから初めてみることをおすすめします。
子供はしっかり寝ているか、食生活が乱れていないか?
毎日ちょっとおしゃべりしながら散歩してみてはどうか?

そこから見直してまずは意志力の保有量を高めてみることにしましょう。

僕は子供には将来医者になって欲しい、弁護士になって欲しい、YouTuberなんかにならないで欲しいなどと押し付けるよりも、自分なりの夢や目標を設定しその夢を実現するために強い意志をもって継続していく人間になってもらうことを期待するのが良いと思っています。
大人がなって欲しいと思うものが将来子供にとってベストではありませんが、子供がこうなりたいと考えるものになれるように努力していくことを身につけていればなりたい自分になることができるからです。

研究によって明らかになっていることの一つは周りの大人が身を持って継続することの素晴らしさを伝えることです。
子供は大人の言うことは聞かなくても、大人のやっていることを真似します。
何も親に限らず身近な大人が強い意志をもち目標達成に向けて努力する姿を見せるのが子供にとって最高の教育の一つになります。


親というか身近な大人が子供に与える影響は大きいのは事実ですがそれは、何も金銭的に裕福であるとか、両親が揃っていないといけないとか、親の才能が子供に遺伝するとか。
そんな単純なことではないというのが研究によって明らかにされています。

親だけでなく、大人のどのような態度が子供に良い影響を与えるのか
いくつかあるうちの一つが親が身をもって子供に示すと言うものなのです。

もちろん才能も大切だと思います。
室伏広治さんなんて才能の塊みたいな感じでエリートアスリートになるべくして生まれてきたような男じゃないですか?
僕にも室伏広治さんくらいの身体能力があればって考える人も多くいるでしょう。
でもそれだけでは室伏広治さんもあそこまではいけないのです、頭打ちになって記録も伸びずどうしたら良いか分からないなかで努力を続けていたことが本などを読めば分かります。

僕には今小学校5年生の愛する一人息子がいます。
その息子にはなりたいものになって欲しい、やりたいことをやって欲しいと思っています。
そのための援助は惜しまないつもりです、そしてそれは息子だけではなく自分で金沢に作ろうと思っている「もちおアカデミー」に集まる子供にも向けて行こうと考えています。
そのために意志力や成功に関して研究している方などとも協力していく予定です。

これは親の責任だ、学校の先生の責任だとかそういうものではないと思っています。
子供は未来です。今の子供たちに強い意志を持って適切に努力していけば努力は報われる。報われるまでには辞めたいと思うことや苦しいと思うことも多くあるが強い意志を持って継続して損をするということはないということを伝えるのは大人の役目だと考えます。
大人が身を持って示すこと。

それが子供の未来、ひいては日本の未来にとって良いことになるのではないかと考えています。

そのためにまずは自分の生活をちょっと見直してみてはいかがでしょうか?


やっぱりメモリに関して話す時間はありませんでしたね。
意志力の使用料を減らすのに意識せずにメモリを使っていくのが重要になってくるため、基本的な部分を反復練習していくという話をしようと思っていたのですが…
メモリに関しては後日話したいと思います。


僕はちまたに溢れるやりたいことをやろう、楽しいことをやろうという考えはどうかと思っています。
やりたいことをやる中でやりたいことも沢山あるからです。
あるところまでやるとどうしても頭打ちになることも沢山あります。
そうなったとき今まで楽しいと感じていたことが楽しくなくなるときがくるのです。
でも、そこで自分の得意な分野を伸ばす努力をしたり、足りない部分を補う努力をして突破していくことで人生を切り開いていく必要があるのです。

好きなことを仕事にするということは、好きなことが嫌いになることもあるということを覚悟するということでもあるのだと考えています。
それを踏まえた上でハッピーに過ごせるようにがんばりましょう。

それでは良い週末を…

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