①「お前はブサイクだ」と言われて育った全ての子どもへ　〜あたいは北半球1美しいオカマもちぎ

「お前は橋の下で拾った赤ん坊で、ウチの子じゃ無い」

という親御さんの冗談は、悪さをした子どもを諫めるためによく使われるわね。

みんなも聞いたことあるフレーズだと思うわ。フィクションの世界でも、テレビの先の世界でも、それに身近なところでもよく使われるから。

あれは大人からすれば冗談の延長線上にある叱責の定型文で、「あんたは悪さをする子だから、自分の子だと言うのが憚られるわ〜（まったくやれやれ）」っていう意図があるの。

ただストレートに叱ったりするほどの怒りでも無ければ、あるいはしつけに諦念を覚えた末に放たれる口上だったりして、そこには気恥ずかしさや、親としての自虐、もしくはある種の愛や親睦すら込められてたりするわ。