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可愛いキャラと一緒にAWSを勉強してみる。(FSx編)
こんにちは、ちあです!
AWSのサービスを可愛いキャラと一緒に勉強してみる記事、FSx編です。FSxはAWSの重要なファイルストレージサービスのひとつですね。
1. FSxちゃんとは・・?
前回の記事ではS3ちゃん、ぐれいしあちゃん(S3 Glacier)に登場してもらいました。今回は、このふたりと一緒に、FSxちゃんが現れます!
■S3ちゃん
容量無制限のストレージサービス。みんなの荷物(オブジェクト)をテキパキ管理できるしっかり者。
■ぐれいしあちゃん(S3 Glacier)
アクセス頻度の低いデータを保存するストレージサービス。とにかく暇さえあれば寝ている子。
ぐれいしあちゃん、おやすみなさい⭐︎
それでは、FSxちゃん改めFSxの特長を整理しますね。
■FSxの特長
AWSで管理できるファイルシステム。
使いみちに合わせた2タイプがあります!
★ FSx For Windows File Server
★ FSx For Lustre
2. FSxのいいところ!
■ FSx For Windows File Serverのいいところ!
Windowsサーバのいいところが使える点です!(そのまま)
EC2から、ファイルシステムとしてドライブマウントすることも可能です。
いいところその1…
WindowsサーバのDFSサービスを利用して、他のストレージ(S3やファイルサーバ等)と共通のファイルパスを使うことができます。
→例えば…
社内のファイルの置き場が、S3バケットや複数へのファイルサーバ、FSxなど色々な場所にバラけてしまっている時。
→DFSを使えば…
仮想的に、分散したファイルが1箇所にあるかのようにエクスプローラーに表示できます。
→実際の置き場所を知らなくても、共通のパス(名前空間ルート)さえ知っていれば、各ファイルのありかに辿り着くことが可能です!
いいところその2…
WindowsのACL(アクセスコントロールリスト)を使って、FSx上のファイルや共有フォルダへのアクセス制御が可能。
■ FSx For Lustreのいいところ!
そもそもLustreとは…スーパーコンピュータでも使われる高性能な分散ファイルシステムのこと。
オンプレミスで構成しようとすると、沢山のストレージが必要になり、構築も運用もお金も大変です。
→それをAWS側で管理してくれる便利なサービスが、FSx for Lustreです!S3とのデータ連携ができます。
→S3に保存したデータをFSx for Lustreにインポートし、機械学習などの計算処理をLustre上で行い、計算結果をS3にエクスポートする…という使い方ができます。
(漫画の、FSxちゃんがS3ちゃんからファイルを借りるところがそのイメージです)
■FSx全般のいいところ!
フルマネージドでスケーラブルなところも勿論ですが、AWSのサービスを活用して効率良く運用監視できる点もいいところです。
たとえば…
CloudWatchのメトリクスとアラーム機能と連携して、FSxのストレージの容量監視が可能です!
→空き容量が1TBを下回ったら、アラートを出して通知する…という使い方ができます。
容量の推移も自動でグラフ化されます。
ユーザーさんから「このFSxにデータを500GB置きたいんだけど容量足りるかな…?」なんて聞かれた時も、すぐに空き容量を計算して、答えることが可能です!
3.おわりに
FSxちゃんと仲良くなって、共有フォルダやファイルやデータを綺麗に便利に高性能に整理整頓していきたいですね!
(にっこり)
AWSを扱い始めてから、クラウドだけでなく、Windowsの機能など、インフラの基礎知識が大事だなあ…と思います。
それでは!(にこにこ)
■公式ドキュメント
Amazon FSx for Windows File Server
Amazon FSx for Lustre FSx for Lustre FSx
■参考URL
20190319 AWS Black Belt Online Seminar Amazon FSx for Windows Server
20190319 AWS Black Belt Online Seminar Amazon FSx for Lustre
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