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ティファニー展

ティファニーワンダー技と創造の187年
2024/4/12(金)~6/23(日) 10:00~20:00
@虎ノ門ヒルズステーションタワー
https://www.tiffany.co.jp/stories/events/tiffany-wonder-exhibition/

お土産について

来場日は5/18(土)
お土産会場も20:00に終了の為、遅い時間に来場すると間に合わない可能性が高いです。
会場内に滞在する時間は1.5~2.0hくらいかかります。
土産会場内に入場できる人数も制限があり、順番待ちが30分ほど待つことになりました。
17:30~予約してからじっくり見てから覗きに行くと間に合いませんでした。

内容について

1,世界観

来場すると今回の展示作品に関するコンセプトと世界観がまとめらえたムービーが流れています。
じっくり見て内容を覚えておくと後で展示作品を見た時に伏線回収をすることが出来ます。

2,歴史

創業からどのようにティファニーが作られてきたかを年代ごとに説明してくれています。
オードリーヘップバーンの「ティファニーで朝食を」が有名ですがデザイナーで有名な画家とコラボした経緯や作品を見ることが出来ます。

3,バックヤードの展示

ジュエリーの石留を実演、ダイアの研磨の実演
実際に職人が現場にいて使っている道具や工程を見ることが出来ます。
加工所さんにある機材や道具が再現されており、カッターが実際に使うスカイプやドップを実際に使っていました。

4,展示作品のコンセプト

展示されている作品の開発経緯が説明されています。
デザインを考える方は大変参考になると思います。
とはいえ様々な方とコラボレーションしてブランド力を高めていったことが分かる内容でした。
最後の部屋に今回のアイコンの作品が展示されています。作品のクオリティーもさることながら部屋自体がダイアモンド内部を表現してあるので作品だけを見るだけでなく顔を上げて部屋全体をご覧ください。

5,ショーウィンドウの再現

これまでに特徴的だったショーウィンドウの展示が再現されてるコーナーがあります。ここに最初のムービーの伏線回収があります。
ハイブランドはショーウィンドウの表現に力を入れています。
2017年にブランディングの勉強のためヴァンドーム広場にクリスマスシーズンに視察に行きましたがどのショーウィンドウの世界観も表現も素晴らしかったです。
余談ですが、クリスチャンディオール展がパリで開催されおりブランドが本気出した時の展示会は素敵です。

感想

後発ブランドがどのようにブランディングをしていったかが勉強になった展示会でした。
パリ発の老舗ブランドは国王や貴族とサロンなどで交流を深めてブランディングをしてきました。
しかしアメリカ発のティファニーは国王や貴族が国家にいないため女優や画家、いわゆるエンタメ系の権威とコラボレーションすることで自社のブランドイメージを高めて現在の地位を築いてきました。
現在ではインフルエンサーとコラボすることが当たり前になってますが、個人的にティファニーは他に先駆けて取り入れたのではないかと思います。

ショーウィンドウ写真

2017年にパリに行ったときの写真をいくつかご紹介します。
どれも素晴らしい作品です。
ヴァンドーム広場に行く機会があれば気に留めてご覧ください。


ブルガリ
カルティエ
ルイヴィトン
ピアジェ


2024年6月5日
MOTHER’s DIAMOND
BRAND MANAGER

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