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VOl.4 武田双雲流子育て論 子どものありのままを受け止めて、味わい尽くす

 こんにちは 中曽根陽子です。
先月、書道家でアーティストの武田双雲さんのアトリエにお邪魔して取材をした記事が公開されました。

記事はこちら
「子どものありのままを受け止めて味わい尽くす。それが武田双雲流子育て|「自分のやりたい!」がある子はどう育ったのか」


ぜひ読んでみてくださいね。
 記事では、武田大智(本名)さんが、武田双雲になるまで。そして、お父さんとして、なにを大切にして子育てをされているのかを紹介しています。

 お父さんとしての双雲さんは、中3・小6・年長の3人のお子さんに「父親らしく」振る舞うことはあまりなくて、気の合う親友のように接してきたそうです。

 そして子育てで大事にしてきたことは、「未来を考えずに、一緒にその瞬間を楽しむこと」それ以外は一切考えないといいます。
 なぜなら「将来のことを考えてもどうなるか、誰にもわからない。先のことを心配して、今の子どもの魅力を見逃しているのはもったいない。未来を考えずに、今を味わう。子どものことを愛でるようにじっと眺める。そうすると、涙がでるほど嬉しくなります」(双雲さん)

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 まさにまさに!!!
私達はこれまで、先のために努力をし、先のために今を我慢して頑張ってきたけれど、その先は・・・
新型コロナの出現で、いきなりこれまで信じてきた常識がひっくり返り、正解がない中、あれ? なにを目指してきたんだっけ…と思っている人が多いのではないでしょうか・・・。

 それなのに、子どもには同じように、先のことを心配して、「将来のためにとにかく勉強しなさい」と言ってしまっていませんか?

これを双雲さんは、「お手本ばかり写していいたけれど、急に自由に書いてと言われて戸惑うのと一緒の感覚。自由を求めているのに、お手本を求めてしまう。それが今の親世代の気持ちだ」と言います。

「自由の時代にきたけれど、さて、どうする?」と、子育て中の親も、学校の先生も、そして子どもも悩んでいるのかもしれません。

そもそも、なにが正解なのかなんて、誰かにきめてもらうものではなく、自分で決めることですよね。

それは子どもも一緒。 
親の生き方や考え方と違ったっていい。だって子どもは親とはまったく別人格なんだから。

子どものありのままを受け止めて、それを愛でる。

前回のいもにいの「そこに愛はあるんかい?」というメッセージとリンクして、感動した取材でした。


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