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スクールカウンセラーになりたいあなたへ

スクールカウンセラーとして採用されるには、資格条件があります。
国家資格の公認心理師か臨床心理士です。
大学で心理学を専攻し、大学院で受験資格を満たす条件でないと受験資格がありません。
準する資格という採用枠もあり、大学教授であることや臨床実績が求められる経験が必要です。
と言うことで、まずは資格ありきです。

で、あなたはスクールカウンセラーとして何が出来ますか?
応募の際に何がしたいか、何が出来るか記述することが必要な場合が多いです。
自治体採用なので、その自治体が求めるスクールカウンセラー像があります。
応募の際に資料がまとめられていることが多いためその要件を満たすことが求められます。
カウンセリングはもちろんですが、教師へのコンサルテーション、他機関との連携のためのコーディネイト力などがあげられます。
また、最近では予防開発的なメンタルヘルスの領域も求められます。
研修や授業が行える教育力も求められています。

ここ最近公認心理師が増えてきた影響で採用枠に対して過剰な応募状況になっているようです。
しっかりとしたビジョンを持っていても採用に至らないのか現状のようです。
現在スクールカウンセラーの年齢層が高齢化しているため、今のうちに臨床経験を重ねておくことは将来スクールカウンセラーとして雇用される可能性が高まります。
医療、産業など心理職が実績を積めるところもなかなかの狭き門です。
心理職は資格があったとしても職業として成り立つになかなかは厳しい職種です。
社会保障がついて給料が出る働き方をしようとするとだいぶ困難にはなります。
残念ですがスクールカウンセラーの社会的身分は非常勤でそこまでには至っていません。

文科省のHPに「スクールカウンセラーについて」まとめてあります。
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/066/gaiyou/attach/1369846.htm
参考にしていただけると良いのではないかと思います。

次回は私の場合をまとめてみます。

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