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「リアルな原体験を大切に」最近の店長吉岡は先生役にも挑戦中

みなさま、お久しぶりです。久屋大通公園店・店長の吉岡です。
頼れる久屋スタッフ達に任せきりで、すっかりNoteに登場しなくなっておりました。
ちゃんと、店長もあれやこれやとやっています笑

あっという間に名古屋に引っ越してきてもうすぐ1年が経つわけですが、
私も少しずつ仕事でも休みの日でも外に出ることが増えてきました。
休みの日には、津島市に借りた畑で農作業をしたり、岐阜県東白川村のお茶農家さんに会いに行ったり、と毎日楽しく過ごしています。

そして仕事では、店舗の外に出て地域の生徒さんと関わる機会が増えてきました。

ということで、最近の店長の活動報告を致します!
マザーハウスの店長ってこんなこともやってるのか~ということをしっかりアピールして、新しい出会いに繋げたい!新しいお仕事依頼募集中!という意欲満々です笑

1月には、岡崎にある高校と名古屋市内の中学校での授業、そして2月に入ってからは教育系のNPO法人カタリバさんが主催されている「マイプロジェクトアワード」(社会課題に関する甲子園といったら分かり易いでしょうか)に社会人サポーターとして参加をしました。

学校の授業では私たちのブランドの歴史や取り組みについての紹介&ディスカッション、マイプロジェクトアワードでは生徒たちが考えた社会課題解決プロジェクトに対して、僭越ながらアドバイスをするという役割を頂きました。

講演画像(実際にマザーハウスの商品を背負ってみてもらいました)

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(オンラインで開催されたマイプロジェクトアワード。素敵なプロジェクトが沢山!)

私たちのプロダクトは、中々生徒さんには手が届かないような価格帯のものが多いので、正直すぐにこういったアクションが売上に繋がることは期待できないのですが、それでも私は生徒さんに、マザーハウスのことを伝える事にとてもやりがいを感じています。
それは、私自身がマザーハウスの哲学を中学生の頃に知り、自分の価値観に大きな影響を与えたからです。
中学生の頃にたまたま情熱大陸を観て、その後高校生になって社会の先生がマザーハウスのことを授業で教えてくれて。そんな風にして出会ったマザーハウス。

詳細の馴れ初めはこちらの記事に詳しく書いているのですが、あの時マザーハウスのことを知っていなかったら、今頃どんな仕事をしていたのだろう、どんな人生を送っていたのだろうと時々思います。

それでも面白いのが、高校生の時の友人に話を聞くと人によっては、その時の授業を全く覚えてない子もいて、何が響くかは人それぞれだなと思います。もちろん、全員に届くことは期待できないけれど、それでも一人でも学生の頃の私のように誰かの心に残ればいいなぁと思い、今生徒さんと関わらせて頂いています。

そして自分自身が、学生の頃に沢山の大人たちにお世話になった経験があるので、その恩送りも私の使命だと思っています。

色んな生徒さんと関わる中で共通して思ったことは、私が学生だった頃よりも遥かに多くの情報と日々触れて、多様な価値観や社会と繋がる機会、選択肢が無限にあるということ。
それ自体はとっても素晴らしいことだけど、だからこそリアルな体験を通した、本人の中から湧き上がる感情を尊重することが大切なのかなと思いました。

私にできることは、そんな私自身のリアルな体験をありのままに伝えていくことだと思います。ささやかではありますが、私のマザーハウスを通した恩送り活動をこれからも続けていきたいと思います。
ぜひ色んなご依頼お待ちしております!

【おまけのひとコマ】
授業終了後に「伝えたかった事ちゃんと伝わったかな、、」と不安に思っていたら、女の子達が教卓に集まって私を取り囲んで、商品をベタ褒めしてくれ、突如恋バナが始まったのが一番のキュンキュンポイントでした。先生って大変で大切で素敵なお仕事ですね!

読んでいただいてありがとうございました!マザーハウスをもっといろいろな角度から楽しんでいただける毎日の出来事を、生産地やお店からお届けしていきます!