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第20回子供たちが世界に出会う瞬間 ~Social Action for Future~ 北海道上川高校のみなさんが来店しました!2023/7

みなさん、こんにちは!
マザーハウス本店・店長の市村です。

2023年7月末に北海道上川高校から高校生の訪問を受けました。

昨年に続き、学校がある上川町の教育企画「ミライエンジン」(東京での学習体験プログラム)での訪問でした。(前回の記事はこちら

講演パートでは、マザーハウスのモノづくりへの向き合い方と、スタッフがなぜマザーハウスで働いているのかをお話ししました。

ワークショップでは「”いい買い物”とはなんだろう」をテーマに、「生産者にとって」「お店にとって」「消費者として」と視点を変えながらディスカッションをしました。

(生産者)『たくさん使ってほしいな』

(お店)『気に入ってくださるといいな』

(消費者)『安く買いたいな』
(消費者)『長く使えるものがいいな』

それぞれの立場でたくさんの意見が挙げられる中、
時には矛盾のような価値の関係性に気づき悩む高校生たち。

絶対的な正解がない中、自分になかった視点を発見する様子や、
相手の意見を理解しようとする姿勢がとても印象に残りました。

これから悩んだり葛藤することは沢山あると思いますが、高校生のみなさんが力強く未来へ進んでいくことを期待しています。

生徒さんからの感想

生徒さんからの感想①

「本日はマザーハウスへ行き、「良い買い物とは何か」を三つの視点から考えました。私の意見としては、生産者「出来る限り長く使って貰う事」・販売者「消費者がどういう気持ちで買うかを考えながら声を掛ける事」・消費者「楽しく買い物をする事」「好きなもの、好みなものを見つける事」という結論に至りましたが、周りの方の意見を聞けば私とは異なっていて楽しかったです。「生産者にとっての良い買い物は長く使い続けられる事だ」という意見があり、確かに生産者の視点からもその答えがあってもおかしくないと思いました。マザーハウスへの質問はいくつか思い浮かびましたが、特に「高い値段で売り続けられるのはどうしてか」という疑問が浮かんでいます。高い値段という事は、消費者にとって手が出にくくなると思います。それでも値段を変えずに会社を経営し続けられる所に魅力を感じました。」

生徒さんからの感想②

「マザーハウスでは発展途上国、そして自分のやりたいことについて考えさせられました。マザーハウスが「途上国から世界に通用するブランドを作る」という理念を持っているという話を聞いて、社長だけでなく、社員さんも「発展途上国を、世界をもっと良くできないだろうか?」「自分はこうしたい!もっと…!」と自分のやりたいことを考えてやる、という人間性が素晴らしいと思いました。「これはこうしたら…」や「こうしたい」と思うことはありますが、あまり言葉に出したり行動に移したりすることはなかったので素敵だと思いました。社員さんが「自社のバックほとんどみんな持ってますよ!」と教えてくださったときに自分がやっている仕事に誇りをもっていてかっこいいと思いました。」

生徒さんからの感想③

「マザーハウスに行きました。初めて行くところだったのでどういう場所か分からなかったけど、入ってすぐにこういうお店なんだ!とわかりました。マザーハウスの社長さんは社長だけど、デザイナーとしてリモートで職人さんと作っているそうです!それを聞いた瞬間にこの方は仕事を全力で楽しんでいるんだなと思い、それと同時に真剣に取り組みながらも楽しんでいる姿を自分も見習いたいなぁと感じました。マザーハウスの従業員さんの自己紹介を聞いた時に、ほとんどの人が海外留学や交流をしていて海外経験が豊富だったり、社会貢献をしてみたいという考えを持っていることに気づきました。店長さんが仰っていた「可能性を信じる」という言葉に心を打たれたので自分も無理と思わずにまずは信じてやってみたいです!」


読んでいただいてありがとうございました!マザーハウスをもっといろいろな角度から楽しんでいただける毎日の出来事を、生産地やお店からお届けしていきます!