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自分らしく働くために努力する。機会をつかむスキルを磨く。仲間のためにその姿をみせていきたい。横浜本店 店舗統括責任者★(ワンスター)石川怜

仕事内容や大変なこと、やりがいなど、マザーハウスではたらくリアルをスタッフに聞く「スタッフインタビュー」。
今回はマザーハウスに中途入社し、横浜ベイクォーター店 店舗統括責任者★(ワンスター)の、石川怜に話を聞きました。

プロフィール

石川怜

石川怜 / いしかわ れい
横浜本店 店舗統括責任者★(ワンスター)

2017年 中途入社 
メーカー系金融会社を経て、2017年にマザーハウスへ入社。 ミント神戸店配属後、なんばパークス店を経て、2019年から舞浜イクスピアリ店の店舗統括責任者に。2021年、横浜本店へ異動し、店舗統括責任者★(ワンスター)となり、同店の拡張リニューアルオープンに携わる

まず、大きな会社からの転職ですが、なぜマザーハウスで働こうと思ったのですか?

 前職に務めていた当時、社内の業務調整をしている日々の中で、お客様のために働くというよりも、上司の考えをうかがいながら働くことに、自分は何のために、誰のために仕事をしているんだろう?と疑問を持つようになりました。自分が仕事を通して生み出す価値が見えなくて、会社がなくなった時に価値ある人材として生きていける未来があるのか、不安を感じたことも転職を考えたきっかけでした。
 そんな風に悩んでいるときに、幼馴染から、代表・山口の著書、「裸でも生きる」をもらい、「なぜ日本という恵まれた国にいるのに、自分のやりたいことをやらないのか?」という言葉に感化されて転職を決意しました。
 マザーハウスは理念の通り、様々な国にあるヒトやモノ、コトに可能性を見出している会社です。だからこそ自分も、自身の可能性とともに働く仲間の可能性を輝かせるようになりたいと思い、入社をしました。

前職から業種も職種も違う転職は、不安ではなかったですか?

 整った、できあがった会社ではなく、前職とのギャップも感じるだろうと覚悟して、入社しました。だから、良い面もそうでない面も、想像とすごく違った!ということはあまりなかったかなと思います。
 例えば、今でこそかなり整備されてきていますが、オペレーションがあまり構築されていないだろうなと思っていましたし、自分たちのやりたいことや、想いを叶えるためには、想いだけでなく、比較的高いビジネススキルが必要になるだろうと考えていました。
 でも、想像以上で驚いたこともあって、それは、理念や個人の大切にしたい軸に基づいて、マザーハウスで達成したいコトや目標を持っているスタッフが多かったことです。責任感が強く、納得感を持って働いているスタッフがたくさんいることは、いい意味でのギャップでしたね。
 私も、想いを持って入社したつもりでしたが、転職後すぐは、自分自身の軸が具体的にできず、焦った記憶があります。そこに向き合うことは苦しくもあるのですが、自分の軸が見つかるように丁寧にコミュニケーションを取ってくれる方も多くて、ヒトの可能性を真剣に引き出そうとする「人好き」が多いことも、マザーハウスのユニークな特徴だと思います。


入社以降、店舗の拡張やリニューアルなど、店舗運営以外にも様々な経験をしていると思いますが、どんなことにやりがいを感じますか?

店舗統括責任者になってからは特に感じますが、本当に自由度が高い会社だなと思います。自由度が高いというと、多くの方は「なんでもできそう」、「楽しそう!」と思うかもしれません。確かに楽しいんですが、だだ、そこには同時に責任も伴います。
 小さいことから大きいことまで、挑戦することはできるのですが、同等の責任がセットでついてくるので、その挑戦をすることで、どんな成果が生まれるのか、どんな価値をお客様に提供できるのか、考えて、実行まで持っていく大変さがあります。でも自分自身は、だからこそ、突破したいと思い、思考できるし、みんなでがんばることが、やっぱり楽しいと思うタイプですね。

店舗統括責任者だからこそできる挑戦も楽しさの一つですね。苦労もあるのではと思いますが。

 はい、たくさん壁にぶつかってきたなと思います(笑)。新しいことや、自分が経験をしたことのないことを想像し、形にする作業も多くて、苦しさを味わいますね。
 一つの販促企画をとっても、情報を集めて、仮説を立て、誰のためにどうやって、どんな価値を提供をするのかを考えます。誰かが全てを教えてくれることはなくて、お客様を想像して、自分で考えて、生みだしていかなければならないことが本当に大変で、正直、気が遠くなるような作業だなと思うことはあります。
 加えて、店舗統括責任者は、ブランドを成長させていくために、自分の店舗がどうあるべきかを考えることはもちろんそうですが、店舗がある地域にとってもいかに必要とされるお店になり、貢献するかという視点も持ち合わせてアクションしていくことが求められます。大きなビジョンを描きながら、同時に、そのために何を積み上げていく必要があるか、目の前のアクションも思考する、ミクロとマクロの視点の行き来も訓練が必要で、マネジメントと議論する中で、まだまだできていないなと痛感した経験もあります。

どうやって乗り越えているんですか?

 これまでの経験では、きちんと準備をして、仲間にも頼り、相談をしながら進めることで、少しずつ形になることを知りました。そして、それがお客様の喜びになることで、やりがいも感じますし、自分の仕事に納得感を持って働くことができていると思います。

マザーハウスで働く中で、自分が変化したなと思うことはありますか?

 前職から比べると、自分らしく働けるようになったと感じます。
 転職後、前職の影響もあってか、自信がなくて自分の可能性を見つけることが難しい時期がありました。その時は、誰かの意見に流されて、自分で物事を考え、決断することができませんでした。それに対して、当時の上司から厳しくも優しくアドバイスをいただいたのですが、正直、できない自分にがっかりするばかりで、受け入れられず、落ち込む日々が続きました。
 そんな自分を諦めずに支えてくれた上司がいて、少しずつ、見栄をはったり、できる自分を繕うことをやめるようになっていきました。「今は」、できない自分も認めてあげる!そして、どうやったら「これから」できるようになるか考えよう!と捉えるようにし、前進をしてきました。
 この経験から、自分らしくいられるようになったと思いますし、今はできないことも自分の「好きや興味がある」という想いを信じて前進する仲間をサポートしていきたいという気持ちが強くなりました。一緒に働く仲間がやってみたいことを少しずつ見つけて、自分の可能性に気づく過程を見られるのは本当に嬉しく思う経験ですし、その変化にはかけがえのない喜びを感じますね。

仲間の可能性を広げたいと思う石川さん自身が、仕事で意識していることはありますか?

 マザーハウスの好きなところは、挑戦したいと思う人には「機会」はちゃんと用意されていることです。その挑戦は、その人の可能性を広げるチャンスになると思うのですが、自分で「やりたい」という意志を伝えなかったり、その準備をしないで、ただ待っているだけでは、その機会は誰かの挑戦になっていきます。そして、スキルを磨かず挑戦して、実現できることは少ないようにも思います。
 だから、自分自身も、ちょっとの背伸びと、ちょっとの努力を続けられる「思い=マインド」と「実行力=ビジネススキル」を大事にしたいと思っていますし、仲間にもその意識をもってもらえるよう働きかけたいと思っています。また、そのチャレンジには責任が伴うので、自分が実現していくんだ!という主体性と実行力を合わせて求められる会社でもあるので、「思い」をベースに持ちながら、「スキル」は常に磨き続けて変化を起こしていける、そんな風にありたいなと思います。

最後に、リニューアルした横浜ベイクォーター店を、どんなお店にしていきたいですか?

 拡張リニューアルをして、バッグやジュエリーだけでなく、E.ブランドのアパレルをお客様に手にとっていただけるようになりました。今は、お客様に、新たなブランドの商品を通して、生産地のチャレンジを届けられることに、とてもワクワクしています。
 そして、大きなお店なので、商品を買うだけでなく、コミュニティを形成する場所としての機能を持たせたいと思っているんですね。地域の方たちとの繋がりを強くして、横浜になくてはならない、よりお客様に求められるお店をつくっていきたいなと思っています。
 そうやって全ての生産地のアイテムをお客様と一緒に楽しんで、ファッションブランドとしてのマザーハウスを、より多くの方に知っていただきたいですし、お客様にもワクワクしていただきたいと思ってます。

マザーハウスでは一緒に働く仲間を募集しています。
【9/26・オンライン】異業種転職でマザーハウスへ - 店長候補/店舗スタッフ向け会社説明会 -
金融業界、人材業界から転職をしてきた社員2名が異業種転職で実際苦戦したこと、マザーハウスだからこそ得られるやりがいをお話しするとともに入社4年目の新卒社員も含めて働くリアルを正直にお話しします。 https://www.motherhouse.co.jp/blogs/event/20230830


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