第1回 バングラデシュでバッグができるまで
現場を知らなければ、貧困を解決することはできない
マザーハウスのはじまりは、山口絵理子が大学4年の春、
駄目で元々と思って応募した国際機関のインターンに選ばれたことから始まります。
国際機関で開発援助に携わる仕事をしたい。そんな夢を抱いていた山口にとって、憧れの地ワシントン。
そこには、数ヶ国語を使い分けてバリバリ活躍する世界各国の優秀な方達がいました。
いざ仕事を始めてみると「すごいなぁー、かっこいいなぁ」と思いながらも、どこかでしっくりこない。
違和感が、どうしても