『おいしいごはんが食べられますように』(高瀬 隼子) 「芦川さんにいろいろ、言えないからいじわるするの?ていうかして るの?」 「してますよ。いじわる、っていうか普通のこと」 「普通って?」 「みなさんは芦川さんに優しくしすぎるじゃないですか。わたしは普 通にしてます。」 ”芦川さんにはしんどくなりそうな仕事をさせないっていうルールがある。 明文化されていない、空気を読んだ先にあるルール。それからそっと外れるだけだ。” 繊細さを
誰かを救う行為が、別の人間を死に追いやる。人を助ければ、その一方で誰かの不利を招く。味方をすれば敵ができる。生きようとすれば、誰かを殺すのだ。すべて同じではないか。 …何物も殺さない、何者にも不利益を与えない、そんな生き方をしたければ、人との関わりを一切断ち切る以外にないだろう。山の奥に籠り、ただ一人で生きていくしかない。たとえ一人で生きても、食べるために動物を殺す。動物を殺さなくても、木の実を採れば、その実を食べる動物が飢える。生きること自体が既に、殺し合いと同じだ。(Th
Jake Bugg -Two Fingers "So I kiss goodbye to every little once of pain" "Light a cigarette and wish the world away" "So I hold two fingers up to yesterday" Hey, hey it's fine I left it behind. すべての痛みのかけらに さよならのキスをしよう タバコに火をつけて この世界が
「なんでそんなに人に優しくできるんですか。」 どんなときも自分を犠牲にして 人を助けようとする人に聞いた。 ”優しいんじゃない 自分は弱いだけ” その人を見て思う。 人に優しさを与えられるのは、真の強さをもっている人だけ。 #2022年のわたしと仕事
なにかに夢中になっている人は やっぱりきらきらしてる。 「とてもいいことがあって、洞窟で宝物みつけた感じだったの。」(月島 雫)
「歩き続けるのは前に進みたいからではない。ただ止まれないから。それだけなのに。」(朝井リョウ『どうしても生きてる』) 今年の春、新卒で働き始めた22歳女です。 自分がやりたいことってなんだろう、自分は何ができるんだろう。 最後までそんなの分からず、なんとなく入った会社を辞めたくなって。 でも奨学金という名の借金も抱えてる。だから借金を返すまでは辞められない。 こうして今もなんとなく、どうしても生きてる22歳です。 そんな人生を少しでも好きになりたくて ここでは自