車と一緒に沖縄に一ヶ月長期出張した件(事前調査編)
11月のある日のこと...
ボス「沖縄好き?」
ぼく「観光で行くにはいいっすねぇ〜、でも働くのは無いッスねwwww」
ボス「行ってくれたら来Qから報酬○○万円アップします(^_^)」
ぼく「で、いつから行けばよろしいので?🤔」
というわけで、2019/12/01〜2019/12/27の期間、「KDDI DIGITAL GATE沖縄」の支援要員として、那覇市内へ長期出張に行ってきました。
今回のエントリは、その顛末と、学びがあったことをつらつらと書いていきます。
事前調査編(この記事)
準備編(記述中)
現地編(記述中)
帰京編(記述中)
モチベーション
・仕事として1ヶ月間、沖縄に常駐するチャンスは生涯においても希少だと思われた
・死ぬまでにやりたい100のリストに「沖縄で自分の車でドライブ」が入っていた
忌避事項
・昔の室蘭出張のトラウマから、ホテル暮らし一ヶ月は避けたい
・沖縄に何度か観光で行った経験則的に、足がないとどこにも行けないので、自由に車にアクセスできない状況は避けたい
そもそも車を持っていけるのか?
まず最初に、「自分の車を持っていく」のは現実的なのか?
また、可能であればどの程度のコストなのかを調査した。
結論から言うと、沖縄への自動車輸送は、複数の運送会社(あるいはその代理店)が行っていて、特殊な事案ではなさそう。
結論として、可能である。
代案としての長期レンタカーを検討
次に、代替手段として、現地でのマンスリー/ウィークリーレンタカーを検討した。
上記を見るとわかるように、一ヶ月なら軽自動車なら1万円台からある。ただし、内装はともかく、程度が良いクルマは期待できないとのこと。(中古市場で売れないレベルのものが回ってくることもある)
ハイブリッドやセダンも7万円も出せば正規のレンタカーが借りられるようだ。
そして重要な点だが、A5同等クラスとかオープンカーの長期レンタカーは結局見つけられなかった。
長期レンタカーは仕事で使う人が前提っぽく、バンや軽自動車ばかりなのは致し方ない。
輸送手段とコスト
沖縄に車を運ぶ方法はもちろん海路になる。
海路で車を運ぶには、カーフェリーあるいはRO-RO船のどちらかになる。
沖縄航路は50時間前後かかるため、旅費が安くなるとはいえカーフェリーは除外した。
そもそも旅費は会社持ち(実費精算)なので、自分は空路で移動するほうが合理的である。自分の車を持ってくのはそもそも合理的なのかはさておき。
そして、ネットで調査したところ、車の輸送にかかるコストは片道で6万〜7万程度(A5の中型自動車/税抜)ということがわかった。
結論として、金で解決できる。
宿泊施設
この時点で「沖縄で車を常時運用すること」は、ほぼ確定路線だったので、次に宿について検討を行った。
宿に求めた基準は以下の通り
・駐車場が無料であること
・(会社からのオーダーで)1泊あたり1万円以内であること
・少なくとも20平米以上あること
・浴槽に入れること(大浴場は含めない)
・通勤にかかる時間がDoor to Doorで30分を超えないこと
・Dead By Daylight(PS4版)を快適にプレイできる環境があること
・(いわずもがな)12/1〜12/27で通しで滞在が可能なこと。途中でしょっちゅう移動するのは避けたかった。
客室サービスやアメニティに関しては一ヶ月分を持ち込むor現地調達する予定だったので特に求めなかった。
長期滞在における選択肢をおおざっぱに分けると
1. 那覇市内ビジネスホテル
2. 那覇市内リゾートホテル
3. 那覇市内長期滞在用ホテル
4. 那覇市外コンドミニアム
の4つに分類される。
1. 那覇市内ビジネスホテル
価格面ではかなり安いが、20平米以下の部屋がほとんど。そして、ユニットバスしかないので、浴槽に入れなくはない、という感じ。
そして、ほぼ無料駐車場がない。
2. 那覇市内リゾートホテル
オフシーズンということもあってダブルルーム、ツインルームともに予約可能で、広さもサービスも(求めてないけど)最高だが、価格面で一泊1万2千円はかかり、特に週末は2万以上かかるので、かなり予算オーバーする。
3. 那覇市内長期滞在用ホテル
Mr.KINJOに代表される、マンション改装型の長期滞在ホテル。無料駐車場がある物件もある。
非常に理想的ではあったが、長期滞在に特化しているため、オフシーズンでもそれなりに稼働が高く、寸前での予約だったため、期間中の通しで予約がとれなかった。
4. 那覇市外コンドミニアム
このタイプは、ホテルではなく、いわゆる民泊(AirBnB)。
那覇市内は安価だが駐車場が無い。逆に那覇市外であれば無料駐車場はほぼ付いてくる。
基本的に観光客向けであるため、オフシーズンでも予約可能だった。
清掃サービス等は無いが、今回の要件にぴったりマッチした。
車は持ち込めるし、駐車場も確保できそうだ。
次の検討事項は車通勤が可能かどうか?である。
勤務地付近で勤務開始時間に駐車は可能なのか?
勤務地は久茂地交差点のすぐ近く、沖縄セルラー本社内になる。
このエリアは、県庁および沖縄県内の代表企業が軒を連ねる一等地で、いうなれば官庁街と銀座と汐留を足したようなエリアになっている。
かなり地価が高いエリアだが、駐車場はあるのだろうか?
結論は、たくさんある。
ちなみに、現地に行った学びとして、Googleに掲載されてない、古き良き詰め込み型の鍵をあずけるタイプのパーキングも付近に多数存在していた。(むしろ地元民はこちらを使うようだ。安いし。)
ただし、出勤時間である朝10時は、このエリアの企業にしては遅いらしく、安い駐車場は軒並み埋まっている。
しかしながら、このエリアのコインパーキングは(比較的)駐車料金が高い。
そこで、もっとも最寄りの駐車場になる、リパーク那覇市松山1丁目第4駐車場を、東京から定点調査してみた。
リパークは上記の通りインターネット上に駐車状況を公開しているので、11月最後の週で、出勤時間帯(9時45分前後)をチェックした結果、5日間で満車だったのは1回だけだったので、毎朝駐車場を探し回ることにはならないという結論に達した。ただし、コンテンジェンシープランは必要だと思われるので、第三候補ぐらいまでは事前に計画はしておいた。
結論、現地ではクソ高い駐車場なので、おおむね金で解決できる。
それでは最後の調査。どこに住むべきか?。
宿泊地選定
宿泊地の要件は以下の通り
・Door to Doorで30分で通勤できる
・朝の交通渋滞を回避する手段がある(裏道や代替ルートがある)
・いい感じの道で通勤したい
Definition of "いい感じの道"
つまり
こういう感じのアレ!
もうちょっと具体的に言うと「海沿いの道」
というわけで那覇市周辺の地図をもとに地勢調査を開始。
この地図のエリアが概ね30分通勤圏内。
そして、Google Street Viewで調査した結果、赤帯のエリアが非常に景観の良い道路になっていた。
そして、沖縄は1978年7月30日から左側通行になっているので(歴史うんちく)、朝の出勤時に海側を走るのに、海沿いを北に向かうルートが良さそう、ということになる。
逆に退勤時の18:30頃だと、すでに日没から1時間経っている(沖縄の12月の日没は17:30頃)ゆえ、外は真っ暗なので、景観に対するプレゼンスは低い。
以上の検討を踏まえると、糸満市、豊見城市が有望そうである。
次回は準備編。
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