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「不毛なるサバンナ女」と、「富貴なる幸せ女」

妊娠してから、周りの反応がすごい。

親や親戚、友人や仕事関係の人まで、なぜか一様に幸せそうなのである。
誰も彼も、私の妊娠にすごくはしゃいで嬉しそう。中には、身内でもないのに泣いている人もいた。
特に仕事関係の人なんて、仕事に穴あけんなよ💢とキレてもよさそうなものだが、少なくとも表面上はそのような人はいない。むしろ、「安静にして休んでてよ!」と仕事を止めようとするので、逆に私が「うるせぇよ黙ってろ!」とキレている有様である。

当人としては、たかだか、そこらの女のハラに生命が宿っただけだろ・・・くらいの認識でいたから、想像以上の周囲のハピハピ具合にたじろぐばかり。
夫のポメ🐶も、ただでさえ完璧夫なのがさらに優しくなり、朝から私のために風呂を洗って湯を張り、野菜スープを作り、犬の世話や掃除洗濯もいつも以上に積極的になった。
妊娠出産は辛い!女は奴隷!!みたいな意見がツイッターは目立つけど、「奴隷どころかプリンセスでは?」という印象である、今のところ。

上げ膳・据え膳の姫生活

妊娠してみて思ったのは、やはり「産める」というのは強いんだなということ。
女さんがなぜ、世の中でこれほど優遇され、多少バカだろうがブスだろうが稼げなかろうが性格が悪かろうが大目に見られるのかというと、「産めるから」に他ならないんだろう。

子供を産めるというだけで、それなりに稼げるまともな男程度の価値は出てしまうくらい、女は潜在的に生産性が高い。だから女・・・特に若い女は、世の中が思いきり優遇するし、男よりもベース価値があるとみなされる。
私もびっくりしたけど、それくらい「新しい生命の誕生」というのは、周囲に幸せを振りまく、価値の高い行いらしかった。やってみて初めて知ったけどね。

女の二極化

結構エグイ現実だと思うけど、今の女性はだいぶ二極化してるんだろな、というインスピレーションがある。
その代表例が、ライトパーソンと結婚して子供を産んで、順当に幸せを享受し、周囲にも幸せのお裾分けをしている「富貴なるハッピー女」と、いつまでも結婚する気のない男に引っかかって、アプリ沼から出てこれず、身も心もすり減らす「不毛なるサバンナ女」である。

最初に言っておくけど、私は一生アプリ婚活で沼ってる独身女性をバカにしている訳ではない。結婚して子供がいる人生が絶対とも思わない。
ただ、

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