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30歳を迎えて1年、ライフスタイル改善経過報告

きっかけは、30歳から家賃補助が減ったことです。
さらにコロナ禍でこれまでの日常生活が出来なくなりました。
ついでに異動があり住所と職場が変わりました。
いまこそチャンスだと、長年のライフスタイルを見直しました。
その経過報告です。1年分なのでクソ長いです。

詳細と結果報告

<始めたこと>
保険、固定出費の見直し
資産(NISA・iDeCo)の見直し
ローン、奨学金の返済
ポイントの投資とビットコイン
読書
note投稿
日記をつけ始めた
テレビをまったく見ない
スマホ時間を減らす
youtube見過ぎない
ゲーム・ソシャゲ(パズドラ)を辞める
Instagramのアカウント退会
ハイエンドデバイスを買わない
ネット環境を妥協する
日曜日の朝活
ポイ活、メルカリ
キャッシュレス化
毎日1万歩のウォーキング
自炊
コンビニ飯を極力食べない
コーヒー、ジュースを買わない
お茶を作って水筒に入れる
16時間断食、間食を控える
物を捨てる、モノを大事にする


<環境の変化>
営業職に部署異動
コロナ休業で実質毎週3連休
残業なしで時間の余裕が生まれた
先輩の同行で長時間人と話す機会が増えた
東海から大阪に住所変更
1LDKから1Kの部屋に引越し
知り合いがいない、友人の減少


<数字で見る結果報告>

○車ローン:完済
○奨学金:残210万円(うち有利子63万円)

○ウォーキング:63日連続 1万歩達成
○体重:約2kg減


○資産(積立NISA):
積立額:毎月3万円
運用 :3年目(2019年~)
評価額:101万円(損益+35%)
仮利益:26万円(利回り+11%)



○資産(iDeCo):
積立額:毎月1万円
運用 :4年目(2017年~)
評価額:62万円
仮利益:11万円(利回り10%)


○固定出費:
¥85,456 ➡ ¥43,653(¥41,803削減)


○メルカリ:売上金 ¥47,297
○ポイント投資:29,526P
(現在ビットコインにてお試し中)


以上が、数字で見る結果報告でした。


起こった変化と考察

【出費】
固定費削減に関しては、正直かなり大変でした。契約が絡むので一人でどうこうできるものではなく、確固たる意志を持って「今の私には必要ない」と言い切る覚悟が必要でした。
携帯会社、保険屋、インフラ会社はあらゆる手段で契約を継続させようとしてきます。契約内容を複雑にして、曖昧な安心を提供してきます。
よく分からないものをよく分からないままにして、いいなりになってきた結果が、固定費8万円という有様です。
1年3カ月かかって、4万円まで減らせました。よく分からないから胡散臭いからと行動していなければ、15カ月で60万円以上損失しています。
「めんどくさい」と「不便かもしれない」は、ただ心の平穏を保つだけで金銭面に大きなマイナスを与えるものなのだと実感しました。
固定費削減は大変でめんどくさくて時間がかかりましたが、なによりも数字という最も分かりやすい形で結果が出ました。これは以降の行動に大きな影響と、自信を与えてくれました。

参考にしたのは、「本当の自由を手に入れる お金の大学 | 両@リベ大学長」です。これを読んだことですべてが始まりました。


今後の固定出費削減の伸びしろは、大きいものから減らせ理論でいくと奨学金ですが、総額が大きいのでこれは長い戦いになりそうです。「稼ぐ力」と「増やす力」が必要だと感じます。

では次の一手は何か。食費と交際費、娯楽費でしょう。

キャッシュレスにしたことで、お金の流れが分かりやすく便利になりました。しかし便利になったことで、値段も見ずに後先考えず湯水のように支払いをするようになっていました。引越しの準備費用で出費がかさんだとはいえ、いささか看過できないクレジットカードの請求額に震えます。
クレカの巧妙なところが、明細の反映までにタイムラグがあることです。自分がいくらお金を使ったのか分からなくなる。
友人から勧められ、マネーフォワードMEをメインに、アプリで家計簿を管理するようになりました。大変便利でGoodです。
これに合わせて補助として、クレカレシートの撮影取り込み専用にZaimを使おうかと思案しています。まずは固定出費の削減でやったように、なんとなくボヤケている出費を把握することから。


そしてお金を使う方針を決めました。
・コンビニに行かない
・自炊をする
・ヒトを大事にする
・モノを大事にする

コンビニ飯は、おいしくて時間がかからずコスパがいいと考えていました。しかし、のちに触れますが便利を求めすぎるのは果たして正義だろうかという疑念が生まれ、不便を愛し楽しんでもいいのではと考え方が変わってきました。
自炊することで、買い物と調理と皿洗いにかなりの時間と労力がかかることを再認識しました。それらをすべて大幅カットしてくれたのがまさにコンビニ飯でしたが、その空いた時間でいままで何をしていたでしょうか?スマホをいじくっていつの間にか夕方、という有様です。
自炊は時間がかかるもの、そういうものだと念頭に置いておく。それを休日の時間の過ごし方に組み込んでやれば、スマホをいじくるよりもよっぽどメリハリの利いた土日が過ごせると今は信じています。
なによりも自分で作った飯がいちばんうまい

そしてハイエンド高スペック最新の新品を買わないことにしました。
iPhoneからしてそうですが、もはや一般人が使うスペックと値段を大きく逸脱しています。
「最新式のデバイスを買ったらどうなる?」
「知らんのか」
「次の最新デバイスが発表される」


次から次へと最新が発表され、新品はパッケージを開けた瞬間に中古になり価値が下がり続ける。車もそうですね。
スマホはあらゆるものの代替として君臨し、さらに進化を続けていますが、それに伴って人類は間違いなく退化しています。バカになっている。それは漏れなく自分もそうです。
昔のように集中できない、単語が出てこない、意味のない記号の羅列が覚えられない、スマホ歩きで踏切に気付かず電車に轢き殺される。
何かがおかしいけど楽しいからいいやと目を逸らしていたことが、「スマホ脳」を読んでハッとしました。


人類はスマホに適応できない。いいように使われている。使いこなすことは不可能。
スマホに限らず、スマートウォッチ、スマート家電は大変便利であることは重々承知しています。そしてそれがどんな技術革新を生むのかを知ることは悪だとは思っていません。新技術を受け入れない頭の固い老害にはなりたくないから。
連綿と受け継がれてきた家事や文化、食文化、運動、教育は、不便であるにも関わらずなぜ廃れずに今もなお愛されているのか。そこには決して失ってはいけない人間が人間であり続けるための大切な何かがある。そう信じています。

そして手の届く範囲に残ったものを大事にしていきたいと思います。
多くのモノを買い過ぎました。家の中はモノで溢れて狭いです。引越しを繰り返すたびに段ボール箱の多さにヒきます。そして次の引越しまでいちども開けることのなかった段ボールもあります。
必要だったんかコレ?
値段を見ずに買うことと繋がりますが、ハンパに金があるので買えてしまうんです。どうせ月末には後悔するのに。
子供のころはもっとモノを大事にしていました。1冊の漫画を何度も読み返し、実家にあるONEPIECEやキャプテン翼はボロボロです。
いまや大人買いで一気に漫画をそろえて読んで、その後読むことはありません。買ったことに満足して1週間放置することさえあります。
「買う」という行為、「所有している」という事実、それだけに価値を見出してしまっています。モノに愛着がない。だから簡単に捨てられる。
ミニマリストという存在をバカにしていましたが、あれは悪いものではないなと思い始めています。
手始めに家の中の明らかにいらないものを捨てました。そして頻繁には使わないものにカーテンをかけて目隠しをしました。目に入るものを減らすことで、思考があちこちに飛んでいく機会を減らしました。

モノに限らず、ヒトもそうです。
地元の結婚式の余興の参加依頼を断りました。今までは地元も大事にしなきゃいけないとの思いでよく知らない先輩に対してもビデオメッセージなど送っていました。けれどたぶんこれはキリがありません。そんなことで切れてしまうような友人はもういりません。愚痴と思い出話を垂れ流すだけの飲み会はいりません。
自分には、お互いに前向きに影響を与え合える仲間がもういます。それで十分です。大学に行くことで得られた大事なものです。あちこち距離が離れているのが難点ですがね。


話は逸れますがソシャゲも同じです。最強のいたちごっこにはもうコリゴリだ。


【メンタル】

自分を手っ取り早く革新させたいなら、物理的にあらゆる環境を変えることがてきめんの効果があります。
長年勤めていた部署からの異動ということで、ありとあらゆる責任は自分でない誰かに譲渡されました。
1年間の研修生に任せる仕事なんてあるわけありません。定時退社です。
引越しをしたことで周りに自分を知るものは誰もいなくなりました。
「責任」がなくて「知り合い」がいなくて「時間」がある。
最強です。
いまこそ自分と向き合うときです。
モンスターハンターを長いことやっていますが、なかなか特殊なゲームで、ステータスがないんですよね。つまり操作主の実力ですべてが決まる。相手(モンスター)は全く同じなのに、うまい人がやれば早いし、初心者は緊張して時間切れ。
陸上競技でもそうでしたが、「自分自身こそが最大の敵」なんですよね。

手に入れた時間でなにをしたか。
散歩です。
ただ家にスマホを放置して歩くだけです。
歩数はスマートウォッチGarmin「vivomove3」を購入して記録しています。アナログ時計に歩数計とSuicaだけついたようなシンプルなやつです。
ただ歩くだけでモリモリと自己肯定感が溢れてきました。
その日のことを思い出してもいいし、何も考えなくてもいい、木々の緑や花の色彩に心を奪われ、鳥や虫が動いているのを見るだけでもいい。
驚くことに、興味のあることややりたいことがドンドンと溢れてきました。
毎日が楽しくてしょうがない。
ただ歩いただけで、信じられないくらい生活が充実しました。

それだけスマホが時間と自分自身を奪っていたのかと実感します。

やりたいことが溢れすぎて、最近はややバーンアウト気味になっていたのでいったんすべての予定をキャンセルして2日間寝ました。
ペースが速すぎたようです。
「変化に変化を重ねるな」というやつですね。

職場でも、やりたいこと、ずっとやりたかったことを勝手にやり続けていたら、いつの間にか君ならあれもこれもやってくれそうだと頼まれるようになってしまい、またイライラすることが増えてきました。
積極的に断ることを覚えようと思っています。

できることならずっとこの状態でいたいです。
「お金」よりも「時間」の方が価値がある。
そんな風に考えが変わってきました。
だったらこの会社に居続ける意味は、もしやないのでは?
必死にお金を稼ぐことは、もしかして必要ないのでは?

お金があって使い道を考える、というよりも
「なにがしたいか」と「どうありたいか」を前提に、そのためにいくら必要なのかを考えた方が健全ではないかと思い始めています。


【読んだ本と順番】

「本当の自由を手に入れる お金の大学 | 両@リベ大学長」
いちばんわかりやすいお金と数字で自分を見つめる機会になりました。
資産形成や副業に興味が湧きました。

「七つの習慣」
主体的に生きる方法を知りました。

「スマホ脳」
スマホの恐ろしさと運動の大切さを知りました。

「世界一やさしい”やりたいこと”の見つけ方」
自分がやりたかったことはなんだったのかを知り、noteを始めました。

「嫌われる勇気」
自分のことなんて他人はたいして気にしちゃいない、自分を決めるのは自分に過ぎないと知りました。

「世界が仏教であふれだす」
足るを知る、幸せとは何かを考え始めました。

「人新世の”資本論”」(読中)
資本主義の構造自体に問題があることを知りました。

「中田敦彦のYoutube大学」を見ると読みたい本が次々と紹介されて困ります。じっくりと選んで読んでいきたいと思っています。


以上、大変長く書きましたが意識が高くて仕方ないです。
自己啓発本、意識高い系、バカにされがちですが間違いなく効果はあります。言わせておけばいいのです。前半で結果報告しましたが、覆しようのないほどに、数字で結果が出ています。
読んで満足しなければいいのです。行動こそが正義です。

それでは次の結果報告でお会いしましょう。

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