見出し画像

モタ狼日記16日目〜さとうきび畑とカメラ〜

昨日は日記を更新しなかったのだけれど理由がある。

数週間前に北谷にある素晴らしいチョコレート専門店TIMELESS CHOCOLATEのスタッフゆうしさんから「うちと提携しているさとうきび畑に遊びに行きませんか?」とのお誘いを受けたので、そこにお邪魔したのが昨日だったのだ。

しかし一つ大きなハードルがあった。それは


朝5時半に宜野座に集合


一緒に誘ったネオポゴタウンのスタッフのユウさんまりこちゃん山ちゃん、DYGLのノブくん、HARAHELLSのあかりさんと自分を含め全員が夜型なのである。これは起きれる自信が皆無だ。

事実、予定としては昼寝をして夜中にネオポゴに集まりカタンをしつつ数時間後に出発となっていたが自分は結局21:00〜22:00しか寝付けずネオポゴに向かうと他のみんなもほぼ寝てないとのことだった。

なんだかんだカタンをして(初めて勝った!)暇をつぶしつつ4時半ごろ宜野座に向けて車を走らせる。

途中飲み物や朝ごはんを調達しながら目的地に着くと、ゆうしさんの車と軽トラ1台が停まっておりそのまま畑に向かった。

画像1

画像2

畑に生えていたさとうきびは予想してたより高く2m50cmほどあり圧倒されたのだが、後々この高さに苦しめられる。

画像3

画像4

刈られたさとうきびを運ぶ係とそれを葉と枝を切り分ける係に分かれたのだが、自分が担当した運ぶ係の際に長い長いさとうきびの重さと、周りを囲まれているため風が吹かずに暑さが凌げない環境に苦しみ何度もやめたいと思ってしまった。

これを何度も少人数でやっている農家さんは立派だ。


それでも久々の青空の下での労働は気持ちよく、ヘトヘトになりながらも達成感を感じていると、農家の渡久地さんから「どうせなら黒糖作りまで見ていったら?」との誘いに甘え工場まで行くことに。

このタイミングでまりこちゃんとあかりさんは先に離脱。

画像5

(積み込んださとうきびは200kgほどあったそう)


工場にはさとうきび置き場と絞り機、絞り汁を煮る用の大釜が置いてあった。ゆうしさん曰く沖縄でこの製法をしているのは2人しか知らないそうだ。

画像6

画像7

ここでは渡久地さんのご好意で非常に美味しい黒糖を特別に作ってくれた。ちなみにやり方は伏せるが、この製法だとコスパが悪過ぎて価格が上がりまくってしまうため中々やらないそうだ。

画像8

画像9

沸騰し過ぎないように火加減に気をつけながらトロトロになった絞り汁を別の釜に移したら、ひたすらかき混ぜる。これは自分たち4人にやらせてもらったんだけど中々ハード。空気を含ませるように混ぜるのだが、手を抜くと味が全く変わってしまうらしい。4人で交互に力の限界までかき混ぜてやっと完成するレベル。これを普段1人でやってるというのだから本当に尊敬する。

画像10

画像11

画像12

画像13

トロトロになった絞り汁を台の上で流して少し待つとだんだんと固形へとなっていく。今回はその過程の柔らかい状態でも食べさせてもらったが、これがもう絶品。生キャラメルのような絶妙なモチモチ具合と黒糖だけどクセがそこまで強くないけれど濃厚な今までに食べたことのない味だ。この状態でなんとか販売してほしいけれど数分経つともう固形になってしまう。これは贅沢だ。(しかし固形になっても素晴らしく美味い。冷蔵庫に入れてチマチマ食べてる)


そしてこの黒糖、黄金糖といって琉球王朝時代からある由緒正しい黒糖らしく、また職人さんでもこれを再現するのは一苦労で毎回できるものではないという。この中の誰かが持ってるんだろうね〜と言っていたが、自分以外の全員とかだと悲しいのでみんなが凄かったということにしておきたい。


これでまさかの収穫から完成まで体験させていただいたわけだが、なんと時間がまだ11時前。普段ならまだ夢の中だ。早起きは素晴らしい。(厳密には早起きしていないが)

その後はみんなで沖縄そばを食べて帰宅したわけだが、生活リズムが乱れまくっている自分は絶好のチャンスとばかりにこのまま起き続けて早寝早起きに戻そうと画策する。沖縄そば屋で実は限界を迎えていたが、みんなの会話の合間に2分ほど仮眠すると驚くほど回復したので、仮眠は大事である。

途中17時と19時と21時に猛烈な眠気が来たがなんとか耐え、無事23時就寝9時起きを達成した。これは今後もこのリズムでいきたい。

そしてこれを書いている今(21:30)もすごく眠い。今日も0時前には眠りたい。


カメラの話書く前に力尽きた。長過ぎた。明日書こう。


また明日


ニート唯一の収入…