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まあ頑固なテプラの剥がし方

ここ最近工房として色々作ったりするための部屋を整えている。

作業台

作業台を作ったりしプリンタを買ったり...

そんなこんなで今度はデカめのレターケースの中古を買ってきた。

車に詰め込む

450×900×1100mmのガチガチの事務用品。
このクラスの棚は平気で10万を越える。近所のリサイクルショップで5500円で買えた。

抜けている引き出しは掃除中

全部水で洗って乾かしたのち、部屋へ運び入れて地獄のテプラ剥がしを始める....。

テプラ剥がし

用意するもの

  • アルコール(無水エタノール)
    ※アクリルには使えない(後述)

  • ペーパータオル(布切れでも可)

  • ゴム手袋(あるとよい。)

  • カッター(必要に応じて)

テプラは土台とインク、保護フィルムで構成されているのでまずは普通に爪やカッターの刃先でテープを剥がす。

するとフィルムと文字が剥がれ、土台が残る

アルコールをペーパータオルに含ませる。
少ないとうまくいかない。

また、手指消毒用などで出回っている濃度の低いものだとうまくいかない

今回使用しているのは【無水エタノール】と呼ばれるもので99%以上の純度がある。

手に傷がある場合は染みるし、当然火もつく
火がついてもほぼ見えないので火のそばでは作業しないように。

またもう一つ注意点がある。

アクリル樹脂には使用厳禁である。

アクリルは性質上アルコールを使用するとヒビが入る。ぱっと見大丈夫でも微細なヒビが無数に入り濁る。見た目も悪くなるし単純に脆くなる。 

ハンドラップ

また、使っている容器はハンドラップと言って上の皿を押すと中の液体が湧き出るように皿に出てくる。靴磨きの人とか工場なんかで製品を拭くのにも使われてたりする。

溶け出しているのがわかる

それを塗るようにつけると溶けていく。
溶けた土台やノリが再付着しないように綺麗な面に変え、またアルコールをつけて拭っていく。


布を指に巻く場合は

このように布の端に指をあて後ろから引っ張りながらねじって締めていく。

ねじった余りを親指でとめておく。このようにするとピンと張った布で狙いどおりに拭える。仕事で使う人は当たり前の技術だけどそうじゃない人も使える場面は多いので覚えておくといい。

そんな感じで満足いくまで綺麗にすればノリ残りなどはほぼゼロになる。

これを54段全てやる。

終わるとこんな感じに。

新年早々大掃除みたいなことをしてしまった。

ご参考までに。


【以下使用したもの】

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