見出し画像

「Motorz」編集部員、ヤマトの"クルマノハジメカタ"

皆さんこんにちは!日本最大級の中古車&カーパーツ通販サイト「モタガレ」のマツダです!

noteの世界にもクルマ好きを増やすべくスタートした「クルマノハジメカタ」企画。

この企画を盛り上げるべく、今回から「モタガレ」や「Motorz」の運営メンバーが"クルマノハジメカタ"をご紹介していきます!

第1回は「Motorz」のYouTubeチャンネルでも活躍している社員、ヤマトの"クルマノハジメカタ"です!

「友達より速く走りたい!」がカスタムに目覚めたきっかけ

僕の実家は「経師屋(※掛物・屏風・襖など、紙に関わる家具や内装を扱う仕事)」だったのですが、父親がかなりのクルマ好きでした。実家を改築した時に、MAX4台入る車庫を作っちゃうくらいにはクルマ好きでしたねw

実家にはアルファロメオが3台ありましたが、僕はほとんど乗った記憶がありません。父が直しているところばかり見ていましたね。僕が生まれる前あたりが1番ハマっていた時期らしく、仕事が終わってから夕飯も食べずに深夜1時まで車をいじっていて、母は激怒していたらしいですw

iOS の画像 (163)

実家のアルファロメオ。1台は写真が残っていませんw

そんな父親の影響もあって、気づいたときにはもうクルマやバイクが好きでした。最初にガッツリはまったのはバイク。僕は神奈川の若干治安が悪いエリア出身なので(笑)、学生時代からカッコイイバイクが家とか学校の周りをたくさん走っていて、見事にはまりました。

画像2

左から、LiveDioZX、モンキー、NSR50。
NSR以外はまだ持っています。なんだかんだ一番乗ったのはNSRです。

初めて本格的に乗ったのは、実家にあったホンダのモンキーという50ccの原付です。不動車で転がっていたので、父に相談して、直してもらって乗っていました。同級生より先にバイクに乗れたのが嬉しかったのを覚えています。

でも、このモンキーがまあ遅かったんです。友達の2stのスクーターにも置いていかれてました。僕はそれが悔しくて悔しくて。家にあった参考書を読んだり、ネットを駆使して調べたりして、自己流で速くしていきました。これが僕のカスタムの原点です。学生時代にエンジンを4基くらい壊していますw

そこからしばらくはずっとバイクにはまっていました。クルマもずっと欲しかったんですが、バイクとクルマだと維持費がゼロひとつ違うので、当時の僕はなかなか踏み出せず…。クルマの免許を19歳で取ってから、5~6年はほとんど運転していませんでした

ハジメテのクルマ、RX-7 FC3Cは「ひとしきり壊れた」

クルマにまた乗るようになったのは、音楽の専門学校を卒業して、本格的にバンド活動を始めてからです。バンドで全国ツアーをすることになったときに、実家のクルマに機材を乗せて、北は仙台、西は広島まで運転しました。

画像3

全国ツアーを一緒にまわった、実家の三菱 アスパイア

自分のクルマを初めて持ったのは、25歳の時ですね。もうその頃は今の会社で働いていました。初めて所有したのはRX-7 FC3C。カブリオレというオープンカーで、結構レアなクルマです!このクルマは中古で人から譲ってもらったんですが、ワンオーナーで、前のオーナーが亡くなってから15年以上放置されていた1台でした。

RX-7 FC3Cはガッツリ乗られていることが多くて、出回っている車両だと十何万km走っているものが多いんです。でも、なんと僕が乗っていたクルマは走行距離36,000kmでフルノーマルの超極上車!これは乗るしかなかったです。

画像4

超ワクワクで譲り受けたRX-7 FC3Cだったんですが、初めて出かけた日の帰りに走っていたら、クラッチペダルがなくなりましたwマスターシリンダーが壊れて、ペダルが奥に張り付いたまま戻ってこなくなったんです。なんとか安全なところに避難して、実家に連絡して牽引してもらって帰りました。あれは本当に危なかったw

画像5

整備中のFC3C

他にも、大みそかにオルタネーターが壊れて彼女との待ち合わせに2時間遅刻したり、エアフロが壊れて半年くらい動かなかったり、色々と僕を楽しませてくれたこのクルマですが、ひとしきり壊れて直したあとはすごく調子が良かったです。2年くらい乗っていましたが、すごく良いクルマでした。

青いビートとの運命の出会い

そのあと乗り換えたのが、僕が今乗っているホンダのビートです。ビートは僕の学生時代の憧れの先輩(イケメン高身長)が乗っていて、ずっと憧れのクルマでした。

最初は白のビートが欲しくて専門店に行ったんですが、実際に見てみたらあまりぴんとこなくて。その白のビートの隣にいたのが、今乗っている青のビートでした。状態も良くて、値段もそんなに高くない。あれは運命的な出会いでしたね。出会ったその日に即購入しました。

画像6

ビートは、"バイクっぽい"クルマなんです。もともとバイク好きだった僕としては、このバイクっぽさがたまりませんw

例えば、ビートのメーターは、配置やフォントがバイクに寄せて作られているんです。しかもインパネに埋まってるんじゃなく、メーターユニットが上に乗っかってる。こういう細かいこだわりが、バイクもクルマも好きな僕としてはツボにはまります。

画像7

あとは、運転している感じもすごくバイクっぽいです。普通のクルマのエンジンは頑張って回さなくても効率よく走ってくれるけど、ビートはガンガン踏んで、エンジンをブン回した時のほうが良く走ってくれる。その感じが運転していてすごく楽しいです。

乗り始めて1年半くらいになりますが、特に壊れることもなく(雨漏りは別問題として)、長距離も走れるし、まだまだ一緒に思い出を作っていきたいです!

カスタムは見た目や速さのためだけじゃなく、悩みを解決するもの

僕は長い間バイクやクルマをカスタムして楽しんできたんですが、目から鱗だった出来事があります。

友達がバイクで日本一周をしたんですが、そのときに後ろのサスペンションを固いサスに変えていたんです。日本一周するには、キャンプ用品とかの重い荷物をバイクで運ぶ必要があります。だから、サスペンションを固くしておくことで重い荷物を載せてもスムーズに走れるから変えた、と言われました。

僕はこれを聞いて「カスタムって、見た目をカッコよくするとか速く走るためだけじゃなくて、悩みを解決するための方法でもあるんだ」と思いました。

例えば"シャコタン"と聞くと、かっこよくするためのカスタムで、ちょっと怖いイメージを持つと思います。

でも、例えばミニバンを持っている人が、子どもやおじいちゃんおばあちゃんは車高が高くて乗りづらいから、乗り降りを楽にするために車高を下げる。たくさん荷物を積む業者の人が、重い荷物を積んでも運転しやすくするために足を固くする

こういう、クルマと一緒に過ごす日常をより便利にするためのカスタムもあるんです。そう考えると、クルマのカスタムってすごくユーザーライクだし、色んな人の不満や不安を解消できる方法なんですよね。スマホにケースやバンカーリングをつけて使いやすくするのと同じで、クルマもカスタムすることでもっと便利に乗れるんです。

僕は「Motorz」のYouTubeに出たりもしてるので、「あなたのクルマって本当にそれがベストな状態なの?」「こうやったらもっと便利に乗れるよ!」っていうことを伝えて、よりクルマを自分好みに変えていくことが当たり前の世界を作りたいです!

僕自身、今乗っているビートはほとんど何もしてないので、やりたいことが色々あります。まずは街乗りをもう少し楽にするために、もうちょっとパワーが欲しい。あとは色んなところにガタが来てるので、パーツを入れ替えてリフレッシュして、新車に近づけたいです!

これからも僕はクルマを楽しみます!!!そしてクルマの楽しさを伝え続けます!!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?