【読書メモ】疑う力をもって自分なりの答えをもつ
こんにちは!MOT代表の Katsu です。
大阪でパーソナルトレーニング・ヨガ・整体・鍼灸などを行っています。
【ご挨拶】
私は、日々の学習のために、さまざまな本を読んでいます。
しかし、「あの内容はどこに書いてあったかな?」と忘れてしまったり、「この本はおすすめですよ」と紹介するときにうろ覚えだったりと、いくつかの問題に直面してきました。
本の内容を説明するとき、どのように説明するかを想像しながらまとめています。
自分の意見も含まれていますし、解釈が間違っていることもあるかもしれません。どうぞお手柔らかにお願いいたします。
発売日 : 2024/3/19
幸福について疑う
高度経済成長→バブル崩壊→リーマンショック、終わりのない不景気に突入し日本は経済的に停滞しています。
若者の多くは〇〇離れではなく、お金が無く買えない状況になりました。
それにもかかわらずSNSの普及によって他者の幸せがすぐ目に入るようになってしまった。
本書では幸せは社会などに定義されるものではコミュニティの中に生まれると述べています。
ボランティア活動でありがとうと言われた。感謝・褒めの文化が幸せを導きます。
私の意見としては、仏教思想が強いので「足るを知る」と言うことではないでしょうか。
経済は停滞、税金も上がり、日本の国民負担率は45%を超えると言われています。およそ半分がお国に献上仕っている状態です。
ですが、主要都市では、曜日・時間に関係なく救急車を呼べばすぐに来て、救急外来もあり、衛生状況もとても良い。
これだけで十分幸せなんじゃないかなと思います。
(だからといって、政治などに意見を出さないのとは違います。これは第二章の話)
以前(2022年)映画で『ラーゲリより愛を込めて』というものがありました。(原作:ラーゲリから来た遺書)
シベリアの日本人捕虜の物語で、主人公山本が過酷すぎる環境の中でも希望を持ち続ける姿を描いています。
あのような環境でも生きることへの希望を忘れなかったのに、今の現代で生きる希望がないのはおかしな話だと私は考えます。
政治について疑う
第2章は分断された民主主義という章題がつけられています。
よくビジネスマナーとして、政治と宗教の話はするなと習いますが、友人間または家族間でも政治・宗教はタブー視されていることが多いように感じます。
その背景として、日本人はディベートが苦手とし、意見の対立が人間関係の対立に発展することがあるからです。
疑う力は小説で
第3章は「ミステリーの女王」を通して疑う力を養うと章題がつけられています。
著者は受講生にアガサ・クリスティーの『葬儀を終えて』を読み内容をレポートで提出させるとのこと。
アガサ・クリスティーはさておきさまざまな本を読むのは大事です。
数年前まで、私はビジネス本を多く読み小説については娯楽という認識が強かったため読んでいませんでした。
しかし、実際は小説から学ぶことは多く(むしろ良い小説は悪いビジネス本よりも教えが多い)自分の無知を恥じました。
エネルギー問題にも意識を向けよう
第4章は「脱炭素社会におけるエネルギーのベスト・ミックス」
このままではエネルギーは枯渇するか、地球が駄目になるか。
自分なりの答えを持っておこう。
戦争と平和
第5章は「正しい戦争とこれからの安全保障」
正しい戦争なんてないんですけどね。
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