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『23:25』-制作当初の"仮名(別名)"と"赤い風船"について考察する-[感想/考察/妄想]

今回は妄想(考察)回になります。
苦手な方はブラウザバック推奨です

でも、きっとユニゾン好きな方には何か新しい妄想を促進できる記事になっていると思いますので、最後までお読みいただけると幸いですm(_ _)m

筆者からのお願い

どうも、mosukyです

この間、twitter(現X)にて、以下のようなツイート(現ポスト)をしたのが本記事の発端でした。


上記ツイートがあったのもありますが、いろいろな妄想から、ある考察が思いついたのでそちらを今回は記事にいたしました。

本楽曲の数多くある"考察の一つ"として、お楽しみください



23:25の由来について

まずは、前提知識をおさらい

23:25(読みは「23時25分」でよかったはず)は、ファンの中では有名だし、作曲家自身が「23:25の曲名の由来はinstant EGOISTで示してる!」と明言している本楽曲。

ご存知かもしれませんが、2番サビが終わった後の間奏部分(3:01あたりより)

ドラムのリズムが強く現れているキメの部分が

2打.3打.2打.5打

になっていることから命名されているらしい

オシャレだ
(俺もそんな部分から命名したりするセンスが欲しい)

instant EGOISTについても2番Bメロ終わりに、こちらについて明言されている

「ヘイセッション2!ヘイセッション3!ヘイセッション2!ヘイセッション5!」

その後に、23:25のイントロ部分が流れる仕組みで揶揄している


別名があるだろうと感じた理由

23:25の命名について軽く解説したわけですが、

土曜の昼間から酒を飲みながらfun time724を観ていたゴミこと僕はふと、ツイートしたことを思ったわけです

「あまりにも、曲名がそのセッション部分(間奏)にフォーカスしすぎじゃね?」と

音楽制作において「音先、歌詞先」なんて言葉があるように

「メロディーを作ってからそれに合わせて作詞する方法」

「作詞してからメロディーを後からつける方法」
の2つが基本とされている

どっかの連続テレビ小説でギャグ要素として「振り先」とかいう、「ダンスの振り付けが先」の作詞作曲振付師がいたのは爆笑した思い出がある


では、23:25はどっちらなのか?


今回のような命名の由来から考えれば

メロディー(例の間奏部分含む)ができて歌詞が出来上がり、メロディーにちなんで曲名ができるのがストレートだ

が、

そうなのであればあまりにも曲名と歌詞との繋がりが薄いとは思いませんか?

考察したり、解釈を広げればあるかもしれませんがストレートには汲み取れない

もし、「23時25分」という曲名の歌詞を書くのならユニゾンが得意(好む?)とする夜空/夜景/星空の要素が入っても良さそう

加えて、サビの部分やイントロといった作曲の根幹部分から曲名を取っているのではなく、

間奏部分しかも自分の楽器ではなく、他メンバーの楽器のリズム取りを曲名にしている


こういった側面から考えるならば、
曲名は後付けの可能性が高いと考えるのが素直ではないだろうか?


制作秘話は語られてないのでわからないですが、ああいった間奏部分はそれこそスタジオでのセッション(自由演奏)から生まれる産物のような気がする

であれば、仮名ではあるがきっとメンバーに初めて持って行った時には、違う名前があったのではないか?

と、(酒を飲みながら)思ったわけです。

改めていうことではありませんが、作曲時から間奏部分もできていた可能性もあり、その場合はこの考察はおじゃん。さよなら。それの仮説は一旦置いておきます。ご都合主義ですみません。


僕が思う仮名について

さて、そんなことを思っていると「質問箱」(僕の運用としては意見箱に近いw)に以下のようなメッセージをいただきました
(ありがとうございます)

質問箱のリンクは↑こちら

いいとこチョイスされますねw
答えなんじゃない?とすら思った
少しひねって「浅き夢」とかで止めるパターンかもありやな〜と思ったりした

でも、なんとか別解を捻り出したいな〜と曲を聴きながら歌詞を見ていたところ

サビの最後「空も飛べるようなお年頃ですもの」が気になって(気に入って?)

「空も飛べるはず」

とかいいな〜と思った次第で、歌詞からも

「管制塔からの連絡はまだない」
「望遠鏡から繋がった」
「お天気リポーター」
「未だかつてない未定の空模様」などなどなど

「空」や「飛行」を連想するような歌詞が多く見られる
(そもそもユニゾンは空関係は多い印象だけれども)

もし、上記のような曲名だったとするのであれば、一つここで問題になるのが、

有名アーティスト スピッツの「空も飛べるはず」があまりにも有名すぎること

楽曲リリース:1994年


まーでも、ユニゾンの「空」が入る曲名

「空の飛び方」

と関連づけると面白いな〜なんて想像にふけっていた

で、スピッツの楽曲「空も飛べるはず」をちょっと調べていたところ当該楽曲は


アルバム「空の飛び方」に収録されていることを知った



赤い風船は"空"を飛べたのか?

インディーズ時代の楽曲仮完成時

きっと「いい曲出来た!」と意気込み本楽曲をメンバーのもとに持っていったのは間違いないと思います

もし、仮名が「空も飛べるはず」だった場合

他アーティストである「スピッツ」との関係性やインスピレーションをメンバーはもちろん視聴した方にも考えさせてしまう

しかも、かなりの有名楽曲と同一名となっては、望ましくない想像も考えさせてしまう可能性が高い


きっと、そんなことは望んでいないことでしょう

で、あれば"必然的"に曲名を別の要素から取ってくることを考えたのではないでしょうか?

その際に、矢面に立ったのがセッション部分のキメの部分だったのではないかと想像するわけです。


「23:25」をリリースするに当たって、アルバム「JET CO.」の最終楽曲として当楽曲は採用されました

そのアルバム「JET CO.」には、唯一のシングル曲として「cody beats」が迎えられています

ご存知の通り、シングル「cody beats」とアルバム「JET CO.」のアートワークは繋がりを感じさせるような、

白を基調としたイメージに赤い風船とメリーゴーランドが特徴的な構図になっています

左がシングル「cody beats」
右がアルバム「JET CO.」

そんなシングル「cody beats」には「空の飛び方」という曲がカップリングで入っています

この「空の飛び方」ですが、ライブで演奏されている時期から考えると

こちらも"インディーズ時代に作られた楽曲"になります


さて、ここで注目したいのは、アートワークに描かれてる唯一色が付いた『赤い風船』


cody beatsまたの名を「コード:歪(いびつ)」

「23:25」が「歪んでいたのは〜」から始まることから、cody beatsとの繋がりも考えられる(考えてしまう)かもしれません


そんな楽曲のジャケットアートワークは

赤い風船がメリーゴーランド前のベンチに繋がっている


では、その風船はJET CO. でどうなっただろうか?

最初のアルバムジャケットでは、cody beatsのアートワーク写真を俯瞰的に広く見た景色が映し出されている


以下、それぞれのアルバム楽曲の歌詞カードにも『赤い風船』が登場します

「メッセンジャーフロム全世界」では、メリーゴーランドの屋根に風船の紐が繋がっている


「チャイルドフッド・スーパー・ノヴァ」では、遊園地のキャストがその風船を子供に売ろうとしているかのようにして持たれている


「気まぐれ雑踏」では、観覧車の鉄筋部分に紐が絡まり、近くで鳥が止まっているように見受けられる


「ライドオンタイム」では、今まさに落ちようとしているジェットコースターの先頭に座っている人間が紐を手に持つ様子が描かれている


「夜が揺れている」では、小さな紙芝居または人形劇を行う手押し車に紐が付き浮いている


「スノウアンサー」では、紐は何にも繋がらず「自由」に遊園地内を低い位置でさまよっているように見受けられる


最後に「23:25」

赤い風船は遊園地全体を俯瞰的に眺めることのできる高い位置にいるような構図になっている

風船に繋がっていた紐が見えないので断言はできませんが、

赤い風船が「空」を飛んでいる

と考えてよいでしょう

本楽曲の歌詞を一部引用すると

浮かんでいる球体の上に乗って地球を探索 みたいな

『23:25』より


一時期、作曲家は多くのインタビューにおいて以下のような言葉を残しております


”ロックバンドを点じゃなくて線で捉えてもらいたい”


そして、それが如実に現れたものの1つが、本楽曲の命名について語られた「instant EGOIST」だったわけです


以下、メンバーからの本楽曲に対するコメントになります。


instant EGOISTでヒント出してるんだからいい加減タイトルの由来に気づいてください

DUGOUT ACCIDENT 作曲家コメントより

いい加減このタイトルの謎は解けたのだろうか?

DUGOUT ACCIDENT ドラマーコメントより



”そら”が題名につけられた楽曲について

ユニゾンファンの方々からすれば”そら”は歌詞によく出てくるワードの1つであることはご存知だと思います。

そらなのか宇宙そらなのか夜空そらなのか・・・

時々に応じて"そら"が指すものが変わってくるのがユニゾンの楽曲の楽しいところでしょうか?

さて、そんな”そら”ですが曲名につけられている楽曲は

「空の飛び方」


「空の在処ありか


の2つになります。

これだけ、ファンに"そら"の印象を与えているのにそれを曲名に持ってくることがあまりに少ない
(ナノサイズ"スカイ"ウォークなどもあるっちゃありますが)


しかも「空の在処」はインディーズ楽曲であり、メジャーになってからは円盤化されていないものになります。

そんな「空の在処」は「五線譜」や「カラー(色)」そして「花」といった内容が歌詞に盛り込まれている楽曲


「23:25」との繋がりは、深く掘らないと出てこないと思う
(私はまだ"これ!"というものは見つけられていないので、探せたら教えてくださいw強いていうなら「花」?)


そんな楽曲たちだが、共通点をまとめると


すべての楽曲が「空」に主題を置いており、

すべてインディーズ時代に作られた楽曲である


以上のことも踏まえて

23:25は歌詞通りに、

そら”を含んだ仮名があったのではないだろうか?

あったとした場合

なぜ、”そら”を付けず、今の曲名になったのだろうか?

と妄想し、今回の記事が出来上がったわけです


ジョークじゃんw

さて、こんな感じで僕が考える『23:25』の仮名考察は以上になります

え、あまりにもこじ付けが過ぎる?
そんな、わけないだろって?
あたかも本人のように語るなって?
虫唾が走るって?

では、Instant EGOISTの例の部分あとの作曲家の笑いながら言われている言葉をお借りして


we are kidding!!


ジョークじゃん、マジになるなよww
あくまで、私の妄想ですがなw

それに

そんなこと、これ書いてる自分が一番思ってるんだから





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