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noteブラックポエム全集

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ブラックポエムの定義は  ❶黒い意味の内容を美しく表現する詩的な間接表現 ❷美しい意味の内容を黒く表現する詩的な間接表現 皆様のブラックポエムを収録致します。
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記事一覧

「手放して 今朝が最後の―― ヒスイの春隣・1句」

本日は、春の初めの俳句をひとつ。 「手放して今朝が最後の薄氷」ヒスイ (てばなして けさ…

「翠立つ 指先あわく―― ヒスイの冬・1句」

本日は、冬の俳句をひとつ。 「翠立つ 指先あわく 大根葉」ヒスイ (みどりたつ ゆびさき…

140文字で想いを綴る

伝えたいと思う事があって 途中まで書いて ずっと送れずにいる それの繰り返し 多分私は送らな…

「臨界点、の黒俳句。ブラックポエムフライデーです」

「雪の下 素手さぐりとる 臨界点」ヒスイ さっき起きました、ヒスイです(笑) 今日は金曜日…

「漆黒の詩で、新春を寿ぐ。ヒスイのブラックポエムフライデー 俳句版」

「きみの手が 温熱ぬがす 七日爪」 季語:七日爪(なぬかづめ) 『〈七草爪〉または〈七日…

【ブラックポエム】  『n次元時計』

(お借りした数式はシュワルツの不等式。高校では2次までのものを習うが、上式ではn次に拡張…

吸血鬼の夜

わたしの横で無防備にすやすや寝息をたてるひと 無防備過ぎやしませんか? わたしを誰だと思っているの? わたしは闇に生きる吸血鬼 わたしとあなたは闇夜の関係 明るい昼間はお互い違う顔を持っている 明るい昼間に出会ってもわたしとあなたは知らぬ者同士 暗くなるとわたしの元へ引き寄せられるひと 闇夜の間あなたはわたしを好きにできるの 闇夜の間わたしはあなたを貪りつくすの だってわたしは闇に生きる吸血鬼 わたしの横で無防備にすやすや寝息をたてるひと 無防備過ぎや

水辺

水辺に近寄るなと あれだけ言ったのに こんなに濡れてしまって こっちにおいで ここは安全…

「鼓動のない恋。夏の記憶をとじこめる ヒスイのブラックフライデー」

『静止画像の、恋』 私は、静止したきみに恋をした 夏のさかり 路傍の影を 指で押す カラカ…

神の糸

清いものだけ

はい上がれ

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「甘いだけの紅茶、欲しい(笑)? ヒスイの黒詩+100本ノック⑤」

『ほんのり甘いバニラティー』 うちには世界中の紅茶がある。スリランカのセイロン、インドの…

未来への道

先のことなんて 言わないで あなたの未来に 私が居なくても 未来を描く間だけ 私が居られるな…

「愛されるハリネズミのごと。ヒスイの黒詩”再生×ゆめのさん”」

『再生:愛されているハリネズミのごとく』 世界の四隅が鋭角に 白波けたててくる朝は あた…

仮想空間

あなたはどうして 夢の中でさえ そんなに残酷なのですか そう これはただの夢 せめて この場所では 夢みていたいのに 触れ合っている手は こんなにも暖かいのに どうしてこんなに 苦しいんだろう それでも わたしは 手を離せない 離したくない