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ヒレカツ弁当と とんかつの思い出

毎年11-12月は社内外でイベント関係が続き、忙しくなる仕事をしています。コロナが落ち着いた今年は復活するイベントも多く、現場の立ち会い、運営もあって北へ、西へと出張も多く、直近1ヶ月は自宅よりもホテルに泊まることのほうが多いくらい。

そんなお疲れモードを見通されたのか、今日のイベントのスタッフ弁当はヒレカツでした。とんかつ食べると、元気出ませんか?って。確かにね~、って頷きつつ、あれ? 昨日の新幹線の中でもヒレカツ食べたよね?

ヒレカツはいつ食べてもうまいし、弁当に千切りキャベツが嬉しい。

とんかつって、世代を超えて思い出があるメニューのひとつなんですね。イベントの楽屋で、新卒の20代女子と、60代の男性社員が「あそこのとんかつは美味かった」「自分の学生の頃に通っていたお店で、カツに辛子をつけると美味しいって初めて教わった」とかとか。まだ温かいお弁当を片手に、それぞれおいしかった記憶の味にタイムスリップする時間。

私にとってのとんかつ店の原点は、神保町にあった「いもや」です。白木のカウンターで食べるとんかつは、学生時代のちょっとした「ごちそう」でした。みんな無駄口を叩くことなく、静かな店内で、でもお味噌汁もご飯も温かくて…。授業の合間に一人で食事する時間はとてもよかったな。思い返せば、ひとりごはんも神保町に通うようになってジャンルの幅が広がりました。

食事をしながら、食べ物のことを思い出すなんて、どれだけ食いしん坊なんでしょうね。あーおいしかった。
今日もごちそうさまでした。

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