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私のオタク半生とMOSAIC.WAV

これは「MOSAIC.WAV Advent Calendar 2021」に向けた文章です。

【はじめに】

はじめまして、たらばたえこと言います。
ふつうのおたくで、インターネット老人…の皆さまより、恐らくちょっと下のインターネット中年くらいの世代の初級〜中級愚民です。

結論から言うと、先月初めてオリジナル曲を作りました。

そんな中で、大好きなMOSAIC.WAVとオタク人生のことを語りたくなってしまい、アドベントカレンダー枠をいただきました。
よろしくお願いいたします。

※サイトリンク、引用は調べうる限り公式からのもののみを使っていますが、問題ありましたらどなたか教えてください…

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【小学生時代 ~遭遇~】

2005年。私は小学生でした。

電車男のドラマでオタクを知り、2ちゃんを知り、アキバ系と呼ばれる人の存在を知りました。 

そして月面兎兵器ミーナを通して……かどうかは定かではありませんが、セーラームーンやカードキャプターさくら、ケロケロちゃいむ、赤ずきんチャチャといった、当時読んでた魔法少女ものの少女漫画を大人の男性も好きなことがあるのだと知りました。

1988-1989年に発生した例の事件のことを知らなかった私は、オタクという響きに対して何も、ネガティブな思いはありませんでした。

それは単純に、大人になってもアニメやゲームにハマっていて良いんだ、という存在の肯定でした。

2005年は実家にインターネット回線が来た年でもありました。
そこから数年間、インターネット漬けの生活をしていました。
見様見真似でYahoo!ジオシティーズでホームページを作ったり、
ニコ動に簡易魔改造を施したハルヒのフィギュアの写真のスライドショーを動画と称して投稿したり、ガラケーの着メロをCDから切り出して自作したり、その頃の流行りに漏れずおもしろフラッシュを見たりしていました。
(並行して飛翔系同人にどっぷり浸かっていましたが本題ではないので省きます)

思えばその頃出会ったLove Cheat!ガチャガチャきゅ〜と・ふぃぎゅ@メイトが初めてのMOSAIC.WAVだったような気がします。
ParaFla!でNARUTOのふぃぎゅ@MAD作ろうとして挫折した記憶がある)

ちなみに放送委員の座(けんりょく)は手にしていました。
給食の時間にやわらか戦車流して顧問の先生に注意された思い出があります。

【中学生時代 ~認知~】 

その頃の動画の中には、 皆さまご存じである患部で止まってすぐ溶ける~狂気の優曇華院ウサテイ魔理沙は大変なものを盗んでいきましたなどがあり、花映塚が何なのかも、何ならカリオストロの城も知らないまま、友人たちとカラオケでひたすら歌っていました。

当時はボカロも出始めくらいの時期で、同人音楽やオマージュという概念が理解できず、つるぺったんの歌詞にひぐらしネタが入っていることの意味もわからず、レッツゴー!陰陽師のフレーズがあることも真面目に何かの関連があるものだと思っていたし、東方のことは昔のアニメか何かだと思っていました。

組曲『ニコニコ動画』はリアルタイムで聞いていて、その辺りで何となく「同人音楽」という概念をうっすら理解していった記憶があります。
中学の部活の先輩にワンダーモモーイやらさくらんぼキッスなどと一緒に最強⚪︎×計画を教わって、(ああ、ラッチーとか聞いたことあるわ、あの人たちね)と、MOSAIC.WAVを認知したのでした。

【高校生時代 ~理解~】 

高校生になり、ニコニコで有名なもの以外にもMOSAIC.WAVの曲を聞き始めるようになって、自身のオタク趣味と並列してオタク賛歌に聞こえた「AKIBA-POP」がどんどん好きになっていきました。

初めてコミケットに一般参加したのも、初めてアキバに行ったのも高校の時でした。
既にガラケーの同人小説サイトを運営しつつ、ガッツリ二次創作沼にハマって同人誌にお小遣いをつぎ込んでいた私にとって

一昨年あった友達に 明日会うほどアキバはせまくて
5年前出てた同人誌を 昨日知るほどアキバは広いね

SPACE! WAVE! AKIBA-POP!!

といった歌詞が刺さったこと刺さったこと。
そして周りに伝わらなかったこと伝わらなかったこと。
傍から見ればとってもエニグマティックだから仕方ないとはいえ…

ガラケーのTwitterでアニメの実況で盛り上がっている時も、
初めてタ○バニのオフ会に参加した時も、
ホッチくるを買って、自宅のプリンタで初めて自分だけの同人誌を作った時も、いつもMOSAIC.WAVの歌詞が真っ直ぐ胸に刺さっていました。

流行りものが好きな神様たちが見落としがちなストーリー
古ぼけた未来の続きを教えてあげる

時空間超越 √ ライブラリィ

【大学生時代 ~到達~】

大学生になって、バイトしたお金で同人誌を刷って、初めてイベントにサークル参加しました。

因みにジャンルは獄○事変だったのですが、
同時期に
獄卒エンジェル☆閻魔ちゃんが出たので勝手に運命を感じていました。原稿中これと旧地獄街道を行くをずっと聞いてた。

そして、バイトで多少お金に余裕が出来たことと、同世代の谷山浩子さんのオタクと平沢進さんのオタクが「推しのライブに行けることは幸せである」って言ってたことを理由に、初めてライブに繰り出したのも大学生の頃でありました。

初めての生MOSAIC.WAVと、初めての生ビートまりお、そしていつも聞いている曲の合いの手を叫べることに感動して、「これからはなるべくライブ行こう」と思ったのを覚えています。
(その時はまさか3年後にこう↓なるとは思いもしなかった)

【社会人時代 ~近況~】

社会人になって、IT業界に就職して、基本情報技術者試験の勉強などをして、その時初めて聞き倒していたはずのキミは何テラバイト?MagicalHacker★くるくるリスク、そして電気の恋人の歌詞が理解できて、ある時MOSAIC.WAVのアルバム聞きながら何故か号泣しました。

振り返ると、あの頃憧れた電車男のような「アキバ系」になれたと実感したからなのかなと思います。

いや本当に嬉しかったし、何だか走馬灯のようにMOSAIC.WAVの曲を感じたんですよね。
前述した時空間超越ライブラリィを始めとして、

(特別編!)(復刻版!)(総集編!)(プレミアム!)

アレかなレアかな

苦もなく一般人(マジョリティ)の広場に
なぜ居られずに至ったのだろう

憧憬のマイノリティア

これとこれとは角度ちがうねと
集め続けて部屋中 貴方だらけ

LOCAL JESUS

などなど、挙げだしたらキリが無いのですがいちいちオタクとしての成長に寄り添ってくれていたなと、私のオタク人生はMOSAIC.WAVと共にあったんだなと。そういうことをしっかり自覚したのはIOSYSさんのおたく ~空前絶後の萌え萌えキュン♡~を聞いた頃なので割と最近のことです。

この頃は新幹線変形ロボシンカリオンの主人公の速杉ハヤトくんという、次世代の圧倒的光のオタクキャラを見て、令和のオタクの未来も明るいなと思って号泣してしまったりすらしていました。単に歳とって涙腺が弱くなったともいう。

オタクと未来と言えば、
公式でこんなページやインタビューも公開されました。

【What is AKIBA-POP?】
音楽においてかつては異端とされがちだった二次元愛、コンピュータ、科学などをテーマにシンセサイザーを駆使したカラフルなサウンドで描く21世紀生まれのポップミュージック。
活動当初は、空想の世界に入り浸っているオタクは気持ち悪いという風潮やお洒落なものがいいものとされる音楽の世界など、世間の様々な偏見に対するカウンターパンチ、つまり「逆襲」が大きな原動力になっていました。
しかし逆襲というのは、立ち向かう敵がいないと成立しません。
今ではアニメもインターネットもパソコン一台で完結するDTMもすっかり当たり前になって逆襲という意味合いも薄れてしまいました。
それでもまだ世代や環境によっては偏見に悩んでいる方も多いと思います。
今は現実と空想とデジタルの狭間に立ってよりよい考え方や楽しみ方を見つけたい、まだ聴いたことのない刺激的な音楽を作っていきたいと思っています。

MOSAIC.WAVオフィシャルサイト

古くなったからつまらないというんじゃなくて、歴史の一部になって、時代を表現できたら面白いかなと思っています。

MiracleluminalΣAKIBA-POP!! ブックレット インタビュー

AKIBA-POP√RECOLLECTIONの楽曲解説の時も世情のことは諸々書かれていましたが、改めて上記をこれからも現役で活動していく宣言だと勝手に解釈し、やっぱり理念から丸ごと推せるな、とこれまた勝手に感じています。

確かに一昨年のスーパータピオカンデや、
今年のWorld Hacker☆☆くるくるリスク[亜種]からして
リアルタイム性やら時事ネタやらを以前より意識している気が……
いや、単に私がMOSAIC.WAVのリアルタイムに15年越しに追いついただけかもしれないです。
キティちゃんもYoutuberになる時代ですし、ランサムウェアは怖いです。
コンプライアンスという単語も社会人オタクにグサグサ刺さりました。

とにかく、MOSAIC.WAVの新曲をリアルタイムで楽しめることが嬉しくて仕方ない。同時代に生きられてマジ感謝ということが書きたかったのでした。

【おわりに】

おわりに、つい先月初めて1からオリジナル曲を作ったことを書かせてください。

技巧やら出来やらの稚拙さはともかくとして、いい意味で自分好みの電波ソングっぽく作れてめちゃくちゃ自己満足しています。

勝手にスペシャルサンクスMOSAIC.WAV、というか、オタク人生においてリアルタイムで追わせていただいてることに対しての現時点での感謝のアンサーソングという気持ちです。(あくまでもおきもちです)

 少なくとも下記の曲は自覚的に参考にしたんですがやっぱりMOSAIC.WAVが多めでした。

MOSAIC.WAV

MOSAIC.WAV以外

これまでも音MAD作ったりはしてたんですが、作曲をやろうとしてみて初めてわかったことがたくさんあって、音楽そのものへの解像度が高まったので作って良かったなと思いました。

具体的には「そして転職へ…」は歌詞でもだいぶ楽しんでいたのですが音楽の方にも相当ドラ◯エパロディ力が強かったことがようやく理解できて、遅れてジワジワ笑いが来ている感じです。
もちろん気づいていなかった訳ではないのですが解像度がね。

今後も同人作曲続けるかと言ったら、正直今の所そんなに高頻度でやるつもりは無いのですが、少なくとも散々聞き倒しているはずのMOSAIC.WAVの曲をもっと楽しめるなと思って嬉しくなっている所です。

たまには気分を変えて、敢えてオフボーカルだけを聴いてもいいかなと思うようになったり、ブックレットの楽曲解説をもう一回読み直してみたり。
あとヴィヴァルディさんのオモシロ凄さを噛み締めたりしています

……そんなこんなで、もうすぐクリスマスなのでエクスプレス・サンタ聴きながらアドベントカレンダーに向けたこの文章を終わります。自分語りに枠頂いてしまい申し訳ありません。

ここまで読んでくださりありがとうございました。
MOSAIC.WAVさん、これからも応援しています。

新譜も楽しみです!!