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数年前の自分を分析すると「子育て中にありがちな負のループ」

数年前の私は、今思えば、自分のことがわかってない(ことに気付いてもいない)上に、さらに母親としての経験値も低いので、手探りで良い母親像に近付こうと必死でした。この「いい母親」っていう理想像、人それぞれだと思いますが、これが本当に厄介で、子育て経験者は必ず通らされる道の様に感じます。

子供が生まれるまでは、なんなく歩いていた自分の道なのに、いつの間にか迷子になってしまったのはどうしてでしょう。
私の経験からすると、4つ理由がありました。

①『今』やらなければいけないことをこなすので精一杯の毎日
②母親となり自分の立ち位置が一気に変わる
③自分のことは後回しが当たり前になる
④両親、義両親、ご近所、ママ友など全ての関係性でいい人に思われたい

1つずつ掘り下げていきます。

①は、想像がつくと思いますが、子供の行動はこちらの予想を大抵超えてきます。
例えば、朝ごきげんで目覚めた子供が、そのあと全然支度がはかどらなくて出発の時間に間に合わない。全部やってあげるのも違う気がして様子を見るも時間の限界。
家を出るはずの時間を迎える。
遅刻はもってのほか!という自分のルールに締め付けられて、自分がプチパニック状態となる。怒る。
そんな状況でも子供にとってはどこ吹く風で。

寛容さと工夫を強いられるトレーニング期間だったと言っても過言ではないでしょう。

②は、特に子供の集団生活が始まって、自分が保護者であると自覚させられた時に責任がドンっとのしかかったのだと思います。
幼稚園の先生や他の保護者の方との関係性だったり、我が子が何か問題を起こさないかとか。マイペースな息子が集団生活にうまく馴染めなかった年少の頃は今思えば、1人で悩みまくり。
そんな自分をさらけ出してしまえばもっと楽に過ごせたのに、母親としての自分の至らなさが原因と思ってそれを言う怖さが先立ってどこにも本音を言えずにとても苦しかったです。話せば大体みんな同じことで悩んでたりするのに、みんなは卒なく子育てしているように見えて言えなかったんですよね。

③は言わずもがなですが、自分のことを後回しにするのが当たり前になると、自分で自分のことがわからなくなります。そして、自分から何かしたいという気持ちが薄れます。気付けばすっかりあきらめ体質に。

④当たり前ですが、自分に関わる全ての人にいい顔をしてたら自分が薄れていきます。誰かの為にこうした方がいいだろう、という思いが常に先行するので、本当は気が進まない用事も自分を騙し騙しこなしていく様になるのです。
そして、なんだかいつも不機嫌に。
心からの黄色信号なのですが、最中にいる自分はそれに気付かず自分が嫌いになったりします。完全に負のループ!

まとめてみると、自分で作ったルールに苦しんでいたり、自分を大切に扱えていなかった事がよくわかります。
完全に自分を見失っていました。

そこからどうやって自分を取り戻して行ったかは次回書こうと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございます。





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