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横浜流星と同じ誕生日だということが発覚した

たまたま同じ誕生日の芸能人を調べてみたら、横浜流星と同じ誕生日であることが判明した。
個人的に横浜流星はすごく応援しているのでとてもうれしい。

横浜流星といえば、夏頃に、「流浪の月」という映画に出演していて、良い演技をしていたことを覚えている。

流浪の月はほぼ事前情報無しで観たわけだが、怪作で凄まじい映画だった。

映画のあらすじは、ロリコンの男が性的虐待を受けている少女を匿って、誘拐犯として捕まり(本人同意のもとだったが親の同意なしで未成年を連れ去ったら普通に誘拐である)、それから十数年後、そのふたりがたまたま再会し、禁断の愛が再び動き出す──── といった感じだ。

基本的に、広瀬すず演じる、誘拐された少女である更紗(さらさ)の視点で物語が進行するのだが、身勝手な女である更紗が、誘拐犯である佐伯(松坂桃李)と再会したことから、バイトをしながら付き合っている中瀬(横浜流星)を捨てるところから話がドライヴし始める。

優しく、定職に就いていて、結婚まで視野に入れ前向きに付き合う佐伯は、更紗に捨てられてから途端に凶暴なDV男となり、更紗を付け狙うストーカーまがいの存在になってしまう。

あくまで更紗視点なので演出的には「実はDV気質だった、別れるべき異常者」として描かれるのだが、俯瞰して考えてみると上記のような甲斐性のある立派な人間には必ず、"そう"であるためのストレスを発散する場が必要だし(中瀬の場合は更紗に甘えることで発散していた)、その精神の柱が突然他の男に靡きだし、さらには相手が元誘拐犯だと知ったら普通で居られるはずは無い。

現実世界では、こういう立派な男が自分にだけ依存し、弱みを見せてくれるというのは恋愛の醍醐味とも言えるような甘い状況なわけだが(結婚を視野に入れるほどの期間付き合っていたようなので更紗も佐伯に出会うまではそれに甘えていたはずだ)、それをかんぜんに頭ごなしに否定されて、すごくわかりやすく落ちぶれた中瀬は、ようするに「不憫でカワイイ🥺」なのだ。


自分は劇中冒頭から完全に横浜流星に感情移入していたので、更紗が彼を捨てて、捨てて良かったね!誘拐っていうけど真実の愛だったんだよね!と進行していく映画に業腹…上映中に席を立とうと本気で考えるほど腸が煮えくり立っていたわけだが、結論から言うと、更紗はその身勝手さが祟って結果的に佐伯を含む周囲の人間全員に迷惑が掛かり報いを受けて終わるので、結果的に横浜流星が救われて感情の寒暖差で冷や汗でビショビショになった。つまり自分的(横浜流星的にも)ハッピーエンドだったわけだ。


自分はこのふびかわ(不憫でカワイイ🥺)の横浜流星に完全にやられ、「すごく応援している」今の状況になっている。

話をまとめると、そんな横浜流星と同じ誕生日なのはめちゃ親近感を覚えてしょうがないので今後も出演映画は是非追っていきたいところなのだ。

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