開花、開花、開花、開花、開花、
開花、開花、開花、開花、開花、
聞く度にうんざりしている。
枯れた目で埋め尽くされた
八方の花を見やる。
開花どころか蕾さえあるのかどうか
怪しい自分にとっては要らぬ期待。
毒みたいな期待。
その花はいつかや今度と同じ。

『 隣の花は開花 』

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