ほぼ角煮まんレポの一人旅初日
長崎到着。
朝から飛行機でたった2時間座っているだけで、もう歩いて帰れない地へ来てしまったが、何分ただ座っていただけなので実感は薄い。
最初だからとガイドブックで見た原爆資料館やら中華街、オランダ坂やガリバー亭の方など、有名どころをテクテク歩いていったが、夕方になる頃には全て見終えてしまった。
確かに初路面電車はワクワクしたし…
この角煮まんの美味しさには感動したけど…
ふわっふわのパンにトロトロ甘い味付けの、口の中でスッとほどけるお肉…
ホカホカのこれにガブリと噛み付くと中から肉汁が染み込んだパンとお肉が口の中で混ざり合い溶けゆくおにく…
けど…
ランタンフェスティバルという長崎最大のどデカい祭りの準備で中華街ほとんどシャッター閉まっていたし…
よく歴史の資料集で見るやつこんなだし…雨だし…
こんなもんなのか…!
長崎への期待値、いや、一人旅への期待値がデカすぎた。(角煮まんは愛すべき美味しさだったけれど…毎日でも食べたいけれど…)
カスドースを食べて帰ろうとショボショボとゲストハウスに向かった。
長崎もっと本気出せよとか思いながら歩いていたらいつまでも触らせてくれる良い猫に当たったので、確実にいい日だった。
ガイドブックに乗っている定番のところはあまりピンと来なかったが、歴史が好きな人や、もっとその土地を勉強してから行けば絶対に楽しかったなぁと思うタイミングはたくさんあった。
この日のゲストハウスは長崎かゞみやという所にした。
あとから知ったのだが、ここがゲストハウス100選みたいな本に乗っていて、確かに良きところだった。人の家にお邪魔したような感じで、4人部屋を独り占め出来たのがちょっと寂しかったが最高だった。
2段ベッドの上を使いたかったが、なかなか言い出せなくて結局下を使った。
私はそういう人間だ。
確かここの手前でキュイっと曲がった気がする。
ちょっと分かりにくいところにあって、裏からキュッと曲がっていくような感じだった。
ここでドイツ人とカナダ人ガールがくつろいでいたからハローと言った。
なんだかこれだけで一人旅初日を終えるのは勿体なく、悔しいので
グーグルマップで付近の楽しそうな所を探して行くことにした。
出島を見つけた。
出島ってあの…!貿易やらなんちゃらの…!!
ということしか知らなかったがテンションが上がる名前だったので行くことにした。
結果
出島やばい。
あの歴史の教科書に乗ってるやつしか知らないよワタシ!
付近には出島ワーフなるなんだかめちゃめちゃオシャレなテラスがあり、そこで食事も取れる。
(ただ私には少しお高めだった。)
長崎は、山の上にも無理やり?建物を建てるため、夜になると山の方にも光が灯り、夜景が縦に迫ってくる感じがした。
人生で1度は見て欲しい。
どんなカメラで撮ってもこの迫力は絶対に伝わらない。
グッと迫ってくる感じが初めてで、2時間くらいぼーっと眺めていた。
なんだかテンションが上がってご当地三点倒立をした。
夜だし誰もいなかったので。
逆さまに見る景色も最高だった。
角煮まんも最高だった。
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