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日本共産党はどこへ行く?

初出:2024年2月11日 本年1月、日本共産党が党大会を開いた。  そこで共産党にしては極めて珍しい、とはいえ極めて穏当な批判「的」な意見が出された。  昨年2月に除名され大きな話題となった松竹氏の除名について、その処分の速さと重さについてだ。しかもそれは彼女が共産党の活動をし、人民と対話をすすめる中で感じた結論でもあった。  これに代議員3名がかみついた。多くの代議員が発言を求めて大会運営に通告を行っているとのこと。なのに反対意見が3人も。しかも地区委員長(*)に加え

    • 日本共産党の中でこれ以上続いてはいけないこと(下)

      初出:仕事するマニアの日常 2023年11月5日  共産党でなぜこんな問題が起こっているのだろう。そして何が要因となっているのだろう。  私は共産党員の世代交代ができていないことから見えてくる、党員の任務の多さ、運動の古さ・アップデートのなさがあるのではと思う。 共産党員の高齢化と党員数の急激な減少  日本共産党員は高齢者が多い。というのも最大のボリュームゾーンがいわゆる「団塊の世代」だから。「2025年問題」で知られるようにその世代はもう間もなく全員「後期高齢者」と

      • 日本共産党の中でこれ以上続いてはいけないこと(中の2)

        初出:仕事するマニアの日常 2023年10月29日  驚愕の出来事が発生した。  共産党福岡市議団事務局長の神谷貴行氏(ペンネーム紙屋高雪で有名)が処分の憂き目にあっているという。  彼もまた自身のBlogで極めて穏当な意見を書いただけ、しかも東大で学生運動上がりらしい緻密で共産党中央からにらまれないよう自己主張をするという内容であった。  それなのに。 かみや貴行のブログ 1%でなく99%のための福岡市政を *2018年の福岡市長選立候補にあたって開設したと思われるが、

        • 日本共産党の中でこれ以上続いてはいけないこと(中)

          初出:仕事するマニアの日常 2023年8月5日 田平まゆみ議員と岡田ひでき議員の事案 田平まゆみ元議員のTwitter 田平まゆみ元議員のfacebook  富田林市議会は2019年改選時点で定数18名の中、共産党議員が2名。議員4期目の岡田英樹氏、議員2期目の田平まゆみ氏の両名である。改選前はベテランの議員がいたが、世代交代で新人にしたところ新人が落選し3名中2名の当選、という経過のようだ。  ハラスメント被害を訴えている田平氏によると、田平氏2期目、つまり2019年

        日本共産党はどこへ行く?

        • 日本共産党の中でこれ以上続いてはいけないこと(下)

        • 日本共産党の中でこれ以上続いてはいけないこと(中の2)

        • 日本共産党の中でこれ以上続いてはいけないこと(中)

          日本共産党の中でこれ以上続いてはいけないこと(上)

          初出:仕事するマニアの日常 2023年7月30日  日本共産党内がガタガタに揺れている。  2023年初頭の松竹伸幸、鈴木元両氏の党中央批判とそれを理由にした除名の後、彼らに賛同しTwitterやFacebookで声を上げた、兵庫県南あわじ市の蛭子智彦議員の機関役員の罷免と除籍処分が発生した。  また2019年から党内でのハラスメント(パワハラ)を訴え続けている、大阪府富田林市の田平まゆみ議員(当時)と、ハラッサーである岡田ひでき議員(当時)について、2023年になって共

          日本共産党の中でこれ以上続いてはいけないこと(上)