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つわの生き方留学|DAY3

おとなとの出会い③上領瑠美さん

🙎‍♀️リコッタ(上領)瑠美さん|香味園上領茶舗代表
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○プロフィール**
1982年大阪生まれ・同志社大学卒。
2006年│㈱リクルートに入社。住宅(SUUMO)/ブライダル(ゼクシィ)事業部で営業・プロジェクト&チームマネジメントを担当
2014年│父の闘病をきっかけに東京から帰阪。㈱ワールドサービスにて新規事業のオペレーション構築とマネジメントを担当
2017年│香味園上領茶舗へ。2019年より香味園の代表として経営に従事
 
趣味はピアノと料理
イヤイヤ期真っ只中の2歳娘の母としても奮闘中!
 
○香味園の紹介
創業1930年。藩政時代から続く津和野の懐かしい味と香りの伝統を、創業以来こだわりの厳選茶葉・栽培方法で守り続けています。香り・味だけでなく、ご体調、季節やシーンに合わせたオリジナルブレンド茶づくりも人気です。店頭では中庭で泳ぐ津和野の風物詩〈錦鯉〉を眺めながら、各種お茶のご試飲も可能です。
HP: https://www.tsuwano-zaracha.com/

3日目は上領さんのお話を伺いに行きました。
大阪・東京で働いたこともありながら、フランス人の旦那さんと結婚されて、祖父母の代から続いているお茶屋さんを継ぐために津和野に移住された上領さん。
みんなが聞きたいことをそれぞれ付箋に書いてまんなかに集めて、そこから話を膨らませてお話してくださいました。
家族のこと、国際結婚のこと、生きていく上で大切にしたいこと、子育てのこと、働き方のこと…
いろんなことを赤裸々に語ってくださる上領さんのお話を受けて、参加者それぞれが、これまでモヤモヤしていたことがすっきりしたり、見ないようにしていたことに気づいていったりする変化がすごくて、場全体の温度がぐんぐん上がっていくのを感じていました。

「今当たり前にある毎日が、10年後続いているかどうかはわからない。そもそも続けていきたいのかどうかを自分自身に問わないといけないし、続けていきたいならそのためにどう行動に落とし込んでいくかを考えないといけないよね。」という話が、私個人的にぐさっときました。

自分の殻が剥がれてうわあああとなっているたむ


余白のじかん

この日のお昼からは、自由な時間を(やっと)作ることができて、みんなそれぞれに時間を過ごしていました。

フレスコボールの普及をがんばっているすぎちゃんは、高校生たちとフレスコボールで遊んだり

洗濯したい組は近くのコインランドリーに行って、ねこカフェでおしゃべりしたり

用意された時間が多かったからこそ、用意されていない出会いや会話を楽しんだり、ひとりでまちを散歩したりする、余白の時間も大切だなあと感じました。

その後は津和野高校生の次朗くん主催の本のイベント「当たり前を疑う」がありました。私は頭痛がひどすぎて寝ていたので、参加できなかったのですが、なんとスライドを91枚も用意してくれていた超大作ワークショップだったらしく、「あんなにできる高校生やばい…」と、みんな感化されて帰ってきました。笑


3日間を振り返るテンショングラフ

最終夜の振り返りは、次の日の報告会を意識して、3日間の気持ちの変化を振り返るワークショップをしました。
テンショングラフと呼ばれる、気持ちの変化をグラフにし、どんな時に自分の気持ちがあがったりさがったりしたのか、印象に残っている言葉や景色などについて整理して可視化していきました。

大きい模造紙いっぱいに、自分の感情を書いてみることなんてなかなかないよなあ。
書き終わったら、今日は軽めに1人1人が自分のグラフについて発表していき、それぞれに対してコメントや質問を付箋に書いて渡していきました。

同じ時を過ごしていても、感じていたこと、刺さった言葉は違っていて。
この場で「実はこの時しんどかったんだよね…」と、心の内を話せるような関係性になれていたこともすごく嬉しいなあと思ったりしていました。

この日は最後の夜だったということもあり、振り返りを終えた後もなんだかみんな寝る時間を惜しんで、恋バナに花を咲かせていたり、ボードゲームを楽しんだりと和やかに過ごしていました。
私たち運営は、次の日の報告会に向けての打ち合わせをしていて、気がついたらなんとすでに5:00になっていて…笑
次の日6:30起きやのにな〜〜仮眠や〜〜と思いながら寝ましたとさ。

続く…

気になっている本を買います!