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暖かいところ、平和なところ、

基本的に現在住んでいる岩手県は気に入っているので、特に出ていく気もない。なんか最近世界の訪れるべき都市だかの第2位に盛岡市が入ったりしていたので、まあやはり良いところなのではと思ったりしている。

ただ、辛い点としては年々寒さが身に染みるようになっている。
もともと冷え性ではあるのだが年を取るたびに体が熱を出せなくなっているようで、子供が下着とトレーナーで過ごせるような室内でも、高機能なシャツに長袖を着てフリースを羽織り、仕上げに妻の実家で頂戴したハンテンを装備しているが、それでも寒かったりする。

今年の冬は特に寒く、いつぞやは朝起きると窓の外にダイヤモンドダストが舞っていた。
綺麗なものではあるが、これからダイヤモンドダストの中を通って仕事に行くとなるとなかなかハードだった。

というわけで、もしなんのシガラミもないのであればとりあえず暖かい場所に住んでみたい。

10年ぐらい前に旅行に行った、台湾はとても良いところだったと記憶している。
暑いぐらいであったが、夜市で食べたものは臭豆腐も含めて美味しかったし、さっぱりとした青島ビールもとても合った。夜の九份も噂通りとてもきれいだった。
九份といえば、どのバスに乗ればいいか迷っていた時に、日本語で話しかけてくれたおじさんがいたことも思い出す。このおじさんのおかげもあり台湾の人の印象はとても良い。
安い宿の周りの古い下町もおもむきがあってよかった。古い町や観光地ばかり巡っていたので、とてもノスタルジックな感覚を体験ができた。
この時は北部のみの滞在であったが、またの機会があれば南部の高雄とかも行ってみたいものである。

そういえば最近、台湾有事の話題をよく聞くようになった。
あの飛行機でちょっと飛べばすぐ着く国で戦争が起きるかもしれないというのはやはり怖い。
最寄りの米軍基地のある、日本は当然巻き込まれるのだろうし。
日本国内での戦闘行為なんて想像もつかないが、とりあえず自分自身はジャベリン担いで参加するなんて覚悟がないことは間違いない。

そう考えていくと今現在戦争と直接かかわりなく生活できていること自体がありがたい。これからも戦争のない場所に住みたい。

ウクライナやミャンマーなど戦争・内戦状態にある国の人々が、一刻も早く穏やかに生活できることを祈る。
祈ることしかできないのだけれども。



#どこでも住めるとしたら

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