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20代OL、プチ整形する。 -1- ~手術当日

愛知県在住20代OLのプチ整形経過日記、0日目です。手術に至るまでの経緯と、手術当日のことを中心に書きます。自分語りが非常に多いパートになっております。
もるこ:愛知県在住20代後半OL、IT業界で細々と生きています。趣味は音楽とゲームです。インドカレーとクイニーアマンが好き。ヘッダーイラストは昔描いた似顔絵です。

はじめまして。もるこ(仮名)です。
2021年8月、ふと突然思い立ち、二重埋没手術を受けてきました。
本当はトリビューという美容医療の口コミ日記に書くだけで終わろうと思っていた経過日記ですが、自分が見返しやすい方法がいいなあ…と思ったので、noteで書きはじめることにしました。
ダウンタイム中のリアルな心情を綴っていきたいと思います。生暖かく見守っていただけると幸いです。

※本note記事では、実際のクリニック名を出すことはしないつもりです。自分の経過写真は…気が向いたら載せるかも程度。もし気になる方いらっしゃったらDM等々でご連絡いただければ回答いたします(お金を頂くことは一切ありませんし、金銭・報酬が発生するような何かに誘導することもいたしません。)

埋没手術に至るまで

もともと私は頑固な一重がコンプレックスでした。
加齢とともに重くなってゆくまぶたを鏡越しに眺めては、ため息をつく日々。まぶた以外の箇所が整っているわけではありません。ただ、鼻が大きかったり、顎が長かったり…そういったパーツの位置は、加工アプリを通してしまえばある程度誤魔化せます。それに対し、アイプチでは太刀打ちできないほどたるんだまぶたは、加工アプリでどうにかすることはできません(Photoshop使えば作れそうですけどね)。
頑張って左右対称に描いたアイラインも、アイシャドウの締め色も、ビューラーで必死に上げたまつげも、全てなかったことにされる。化粧に興味を持ちはじめた自分にとって、やりたいメイクアップができないことは、とてもつらいことでした。
アプリではどうにもならないまぶたのたるみが、私にとって一番のコンプレックスだったのです。

とはいえ、手術したところで自分の理想のまぶたができるとは限らないし、親や夫にどんな顔をされるかわからない、…といろいろな言い訳をつけて、長い間「やるやる詐欺」の状態でいました。

そんな中、たまたま会社の取り組みで自己分析をする機会があり、そこで私は
「自分と他者をよく比較しているが、その際 他人が成功している部分のみを切り取って比較することで、自分があらゆる点で他人より劣っていると思い込んでいる」
ことに気が付きました。
私には私にしかない長所があるはず。でも、それに対しては「そんなこと、他の人も当たり前にやっている」と目を背け、コンプレックスとなる部分ばかり見つめては「自分はダメな人間だ」と思い込んでしまっていたのです。
このままマイナス思考な生き方をしていては人生面白くないな、どうしたもんかな、と考えて行きついた先が、「コンプレックスをひとつずつ手放す」という考えでした。

・仕事で苦手な技術分野があるならば、自腹で教材を買って勉強する。(結局、積んだままの状態になっているテキストも多いんですが…。)
・肥満体重であることが不満なら、ダイエットする。(BMIを軽度肥満から標準値までに落とすところまでは行った!)

このような取り組みの延長線上に、
一重が嫌なら、二重手術してみる。
が存在していたのです。

ということで、2021年6月頃に「手術するか~」と思い立ってから、7月にはカウンセリング予約、8月には手術…とサクサク進めていきました。
大学生の時にはもうやりたいと思っていたはずなので、悩んでいたのは7年以上になるかもしれません。さっさとやりなさいよの一言です。
ちなみに、結婚してからずっと夫に軽い口調で「二重手術したいんだよね~」と言い続けている中、最初は夫からも「やらなくていいよ、今のままでも綺麗だよ」と若干の引き止めがありましたが、言い続けているうちに「もるこちゃんがやりたいならやればいいと思うよ」と受け入れてくれました。
夫が私の意志を尊重してくれたことも、手術に対して前向きな気持ちになれた一つのきっかけかもしれません。

下調べとカウンセリング

私は下記の点に重視してクリニック探しを行いました。

・キラキラネームの術式を取り扱っていない、料金が安すぎない
・自分に似たまぶたの人の症例も含め、好みの症例が多いこと
・カウンセリングの評判が悪くないこと

以上3点に絞って探した結果、2院「いいな」と思うクリニックがあったのですが、実際に足を運んだのは1院だけでした。
もうひとつのクリニックに行かなかったのは、7月時点で8月に手術の予約が取れないとわかったからです。
8月の長期連休を利用して手術したいと考えていたため、この時点で諦めてしまいました。(もっと比較検討してクリニックを決めるべきだったなと思っています。これは反省点です)

7月中旬にカウンセリングの予約を取り、当日まではトリビューの口コミを見たり、それぞれの術式によるメリット・デメリットについて調べたり、TwitterやInstagramで失敗した時のリスク等、ネガディブなものも含め情報収集して過ごしていました。
私が予約を取ったクリニックは院長先生が質問箱をやられていたので、私の知りたいことは過去に回答されていることが多く、非常に助かりました。

そしてカウンセリング当日。

受付のお姉さんに個室に案内され、簡単な問診票を記入してから待つこと数分、院長先生のご登場です。
初めに図を交えながら、クリニックで取り扱っている4つの術式のメリット・デメリットについて説明がありました。
私は、
・仕事の休みを取っている間(およそ1週間)に、目立つ腫れが収まること
・もちが比較的いい施術であること
・戻したくなったときに、抜糸が困難でないこと

を重視していたので、最終的に、もちがよくデザイン性の高い「自然癒着法(挙筋法)」を選択しました。

その後は、こちらから不明点の確認。術式やダウンタイムの過ごし方についてだけでなく、自分のまぶたに合った施術は本当に埋没法か?というところも含め、確認していきました。
特に私は、「もしかしたら眼瞼下垂手術の方が良いかも?」と考えていたので、そのあたりを確認。先生曰く、
・私の場合は、目を開く力が落ちているわけではなく、あくまで余剰な皮膚がたるんでしまっている「偽性眼瞼下垂」
・病的にたるんでいるというわけでもなく、日本人ならこのぐらいは一般的な範囲。そのため、埋没法でも改善は十分可能。
…とのことだったので、その場で埋没法の施術を決めました。

ここからは、ブジーという金属の細い棒を使った二重幅のシミュレーション(私は「自分のまぶたでできる自然な二重」というオーダー。広めの末広二重か、mix型っぽい二重がいいねという話になりました)、笑気麻酔等のオプション確認、ダウンタイムや保証についての説明、見積書の発行と同意書へのサイン、という流れでした。
見積はホームページに書かれている値段の通りでした。特にカウンセリング中、高い施術に誘導されることも、オプションを変に盛られることもなく、極めて透明性の高い、適切な料金だと感じました(埋没の場合は、オプションの笑気麻酔を付けるかどうかで5000円程度UPするくらいだと思います)。
オープンして間もないクリニックのため、モニターも積極募集されており(自分から申し出れば基本的にはモニターになれる)、その場合は10%程お値打ちに施術できたりもするみたいです(2021年8月時点)。
来院してからおおよそ1時間(うちカウンセリングは30分ほど)ほどの所要時間でした。

カウンセリングを通し、受付のスタッフの方から院長先生まで、一切威圧感や冷たい感じ、不親切さはなく、終始懇切丁寧でした。
わからないことが幾らあっても嫌そうな顔は一切なく、きちんと納得できるまで説明いただけましたし、不明点は0の状態で契約ができたので、現時点でもクリニックに対する不信感は一切ありません。
二重になるの楽しみだなー!と、ルンルンな気持ちでこの日は帰宅しました。

手術当日

いよいよ迎えた当日です。気持ちとしては、
「今までの自分を殺して新しい自分になるんだな」
といった心情でした。(たかがプチ整形で大げさな、と今では思いますが、人生で初めての手術だったので緊張していたんですよね)
来院後、まずは洗顔を済ませ、看護師さんからカウンセリング内容の最終確認、ダウンタイムの過ごし方、処方薬についての説明(痛み止めと抗生剤が処方されました)を受け、オペ時間まで個室で待機しました。
そして、時間が来て手術室へ。部屋自体はそこまで広くなく、2畳~3畳くらいでしょうか?ナースさん+先生+患者(私)が入るにはピッタリサイズの部屋、という印象でした。
先生が入室し、幅の最終確認とデザインのマーキング。カウンセリングの際には末広にする予定だったのですが、直前にシミュレーションで作ったmix型二重が自分の理想と近かったので、その幅でデザインしてもらいました。
手術台に横たわり、まずは点眼麻酔。この時にナースさんが「これ持ってると緊張和らぐからね」とボールを持たせてくれたのですが、これが効果絶大でした。緊張した時にギュッと握れるものが手元にあると不安感がまぎれます。
その後に局所麻酔。「チクっとしますよ~はい、チクっと」と声をかけてもらいながら4カ所に注射。そのあとはひたすら目を閉じたまま下を向き、チクチクと縫われます。
麻酔が効いてからは、糸が通る感覚と引っ張られる感覚があるくらいで、痛みは全く感じなかったです。基本目を閉じているので、針や糸が視界に入ることもなかったです。
ただ、目を閉じながら下を向く、というのが私には難しく、ずっと先生に「下向きますよ~」と声をかけられていました…笑。
何度か目を開いてデザインの確認しつつ、15分程度で施術は終了。

「終わりましたよ。大丈夫でしたか?…うん、希望通りのデザインになっていると思います。明日は腫れます。1か月は様子見て、また何か不安な点ありましたら連絡してくださいね。お疲れさまでした。」

鏡を見てデザインの確認。

ふ…二重になってる!!
けど…思ってたんと違う!!!!!!!!

これが率直な感想でした。笑
あれ?ブジーでシミュレーションした時はもっと自然で綺麗だったよな?!なんか右目、目と二重ラインがぶつかってて…不自然!不自然じゃないかな?!他の人の症例写真、術直後も腫れてるけど結構いい感じだったよね?!やっぱ全切開とか眉下切開やるべきだった?!!?これ、マジで大丈夫か?!!?

…こんな感じで不安が渦巻きますが、「先生と約束したデザインになるまで1か月かかります」という事実は変わりませんし、腫れた状態の目元に不安を抱くのは当たり前です。
とりあえず1か月は様子見、とりあえず1か月は様子見…と念じながら、15分ほど目元を冷却します。
術後、受付のお姉さんが「二重お似合いですね!」と声をかけてくれました。クリニックから出るとき、「New stage is begins.」(うろ覚え)と書かれたドアをくぐり、「新しいステージの始まりが良いものになると良いなぁ…」と考えながら、サングラスと伊達メガネを購入して帰路につきました。

自分への労い(別に自分は苦労してないけど…)に美味しいもの食べて帰るぞ♪と考えていましたが、クリニックを後にしたのが20時前。
このご時世、20時には飲食店も閉まってしまうので、自宅付近のスーパーで半額になったお弁当をレンジでチンして食べました。

帰宅後、夫のリアクションは「二重になってる~~~~~!!!!」「目力強!」という感じでした。

こんな感じで、次回以降は不安まみれのダウンタイム経過記録となります。
1か月後、杞憂だったねと笑い飛ばせるような素敵な二重になっているといいなぁ。
ネガティブになっても二重の仕上がりが変わるわけじゃないので、自分が選んだ先生を信用して楽しく過ごしていきたいと思います。


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