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【北陸ウミウシ日記】2023年7月15日 水温23.2~26.8℃ 前夜大雨

三連休の初日、しかも真夏日の予報ということで、海水浴場は混んでるだろうなと思ったら、予想通り、どこも人だらけだった。

昨日の夜は大雨だったため、家の裏の川もまだ泥水が流れている。
こういう時は、海に行っても、濁っていて、ろくな写真が撮れないのだけれど、それでも、晴れていると海に行ってしまう。

今日は、水晶浜のさらに北にある竹波へ。

先日、ブラジルのお姉さんにウミウシ写真を見せたところだ。
今日も、何語かわからない言葉がビーチを飛び交っていた。

透明度は場所によって違うが、河口はほぼ視界ゼロ。
何も見えないうえに、山から水がそのまま流れ込んでいるので、びっくりするほど冷たい。
諦めるのが嫌で、頑張って遠くの岩場まで行き、なんとか一匹だけウミウシを見つけた。
①波で揺れて、手ブレする②サイズが小さい③海が濁って暗い、という三重苦の中撮ったので、ピントがあってないのだが許してほしい。
最初、シラヒメウミウシかと思ったのだが、触覚の色が違う。

このピンボケ写真では同定がむつかしそうだが、たぶん、シラユキウミウシだろう。

シラユキウミウシ? 体長3mm
同上

冷たい海に勇気を出して入ってよかった。
新しい子に出会えた。

そのあと、正体不明の何かの卵にも出遭ったのだが、これは一体なんだろう?

拡大するとちゃんと、卵の粒々が見える。

謎の卵塊

5月に見つけた、ゴカイの卵にも似ている気もするが、こちらは、卵がゼリー状のものに包まれているので、ゴカイとは、卵の付き方が違うように思う。

2023.5.5美浜原発の前の海で見つけたゴカイの卵

ウミウシだとあたりをつけて、Google先生に訊いてみたけれど、正体不明であった。
ご存じの方は、ぜひ教えてほしい。

さて、この濁りが落ち着くのはいつ頃だろう?
明日は海に行けるかな。

海には、私の知らないもの、わからないものがたくさんあって、衰えた脳では、もう覚えきれないのだけれど、それでも、少しずつ教えてもらいながら世界が広がっていく感覚を味わえるのが嬉しい。

**連続投稿531日目**

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