シェア
はんだあゆみ
2024年8月24日 00:12
山本文緒の「恋愛中毒」を読み終わった。毎日、寝る前に少しずつ読んでいて10日ほどかかったろうか。初めの方の『付き合いたての恋人が少しずつ手探りで近づこうとする、楽しく焦ったい時期』のあたりを読んでいた時は「幸せな恋の話か、ありきたりだな」と思って、さほど興味はなかった。それでも読ませる筆力に引っ張られてやめられずにいたら、今夜ついにラストまで一気に読み終わってしまった。この大どん
2022年11月13日 09:24
山本文緒さんの「無人島のふたり 120日以上生きなくちゃ日記」を読んだ。どんな話なのかは、帯を載せておいたので、そちらを見ていただければ、なんとなくわかると思う。「ある日突然、膵臓がんだと診断され、夫とふたり無人島に流されてしまったかのような日々が始まった」全くその通りの本だった。流されたのが一人ではなく、頼れるパートナーと一緒だったことが幸いであったことだろう。「がん」と一口