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『おいしい』に取り憑かれている

こんにちは!
もるぺこです。

みなさんは、おいしいもの好きですか?

おそらく好きですよね!きっと!
思い出の味とか、
ついつい食べちゃう味とかあると思います。
ちなみに私はめちゃくちゃ大好きです!!!

もし仮に、この世から『おいしい』が消えてしまったら
私は、膝から崩れ落ちてこう言うでしょう。
「なぜ、神は食という行為と
『おいしい』という現象をを与えたのだ…!」と。
そして、涙を流して流して流しきったのちに
川ができて海になって…
そんな妄想をして悲しくなるくらい、
私は『おいしい』という感覚に取り憑かれています。

私の『おいしい』を実感したエピソードは2つ。

高級レストランにて
調理師として働いていた頃
都内にあるレストランに
月1回は行くようにしていました。
その頃の私には、かなりハードルが高かったものの
勉強だと思いとにかく色んなレストランに
行きまくりました。
その中で、一皿一皿のストーリーやシェフの技、
複雑な味や香りの組み合わせを体感して向き合い
五感をフルに使って感じる時間の豊かで
華やかな『おいしい』という感情を認識したのが1つ。

もう1つは、うつ状態になったとき
当時、精神的に参っていて全ての五感と言うものが
鈍感になっていました。
というか、
味がしない、食べたいとも思わない。
でも、口やお腹を満たしたい。
料理をやっていたときには考えた事がない
ネガティブな思考で食べるという行為をしていました。

そんなある日、大家さんからお裾分けをもらいました。
黄色いチェック柄の使い捨て容器に入った
麻婆豆腐と筑前煮。
電子レンジで温めて、一口。

そしてもう一口。

…『おいしい』
何年ぶりに食べただろう、
誰かが作った家庭料理を食べたのは。
こんなにも、温かくて安心するんだ。

じわぁっと心に沁み渡る『おいしい』で、
生きている事への喜びを感じることができました。

この2つのエピソードから、『おいしい』は
種類があるんだと気づいたんです。

①五味五感をフルに使ったアート的観点の『おいしい』
②すり減った心を癒すヒーリング的『おいしい』

きっと他にも、色んな種類があるかもしれないし
この2つに行き着くまでのエピソードって
人それぞれあると思うんです。

個人的に『おいしい』は感情的で
喜怒哀楽で言うと「喜」そんな風に解釈しています。

あなたが最近、
『おいしい』と思ったものはなんですか?

ぜひ、教えてください♪

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