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笑顔が。私の不完全な和顔施

『和顔施 わが(げ)んせ』 
仏教には、『無財の七施』というのがあって、この『和顔施 わがんせ』はそのうちの1つ、決して”物”や”お金”がなくとも笑顔で周りの人に施しができるという意味がある。

笑顔は人をいい気持にさせます。だからいい顔をあげる、にこにこして相手にいい気持ちをプレセントする、という事です。優しい笑顔はそれだけで人の心を慰め、癒す力を持っています。

寂聴仏教塾 瀬戸内寂聴

和顔施すれば相手も自分もいい気持ちで接することができ、愉しくて優しくなれるんだと思い、(強アンチめんどくさい)ソーシャルの私が人と会うときは少し和顔施を心に留めつつ人と接するようにしていた。(普段は自然や牛などと一方通行会話メイン)でもこの和顔施が、なかなかもどかしい。雰囲気壊さないように無理に笑顔でうんうん楽しいねいいねいいねですよ和顔施。ほっぺがひきつりそうなうえ、帰宅後は不完全燃焼。和顔施ってする本人が相手の心を癒すほどのパワーが満ち溢れてて、心底にこにこして接しないと相手に伝わらないんじゃ!?そうだよね、違う?良くないわ。押し付け笑顔、嘘の笑顔。同調の笑顔。かといって、今度は逆に和顔施をしてもらったとしても(和顔施してくれてありがとう!!なんて会話はならないと思うが)心から慰められたと感じ、相手に癒されたーと思える自信が、あまりない。。。。

私に向けられる周りからのそのにこにこ笑顔は、にこにこ度何%なんだろう?ひきつってません??本当は無理してません?!