中国雲南省のおもひで　その17〜昆明さんぽ

こちらは2019年8月〜12月にかけて滞在していた中国雲南省でのおもひでを振り返る記事です。第1回はこちらからどうぞ。

いままでの記事はこちらのマガジンから読めます。

中国雲南省のおもひで｜Kimichang｜note

というわけで続き。写真多めです。

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わたしがしばらく暮らした街は、雲南省の省都、昆明市。そこは思ったよりずーっと都会で、でもちょっと歩くとすぐ表情を変えるほど多様で、メチャメチャ興味深い街でした。

今回は、わたしが見た昆明市のようすを、ちょっとでもお伝えできたらいいなあ。という記事です。

中国だとおなじみなのでしょうが、日本ではあんまり見ないものといえば、野外の市場。やたら大規模な、いわゆる「産直」的なものと言えばわかりやすいでしょうか。

きれいなスーパーでお買い物するのもよいですが、こういった市場で野菜や肉を買うのもなかなか乙なもの。スーパーではあまり見かけない、ちょっと珍しいキノコなんかも置いてあったりしますしね。

ちなみに、こういった市場のお肉コーナーに行くと生きた鶏がいましてね、鶏肉を食べたいよとお店の人に伝えると、その場で絞めてくれます。鶏肉は鶏の肉なんですよねえ、当たり前のことですが。稀にウサチャンもいます。

こういうとこで日本語喋りながらうろついてると、「あなたがたは韓国人ですか？」って聞かれたりする。日本人っすよと答えると、エー！日本人はじめて見たー！って感じの反応をされたりする。昆明においては、日本人というのはそれほど珍しい存在のようです。

あとは、屋台も中国ではおなじみのようですね。こういうの見ると無条件でテンションが上がってしまう。衛生面アレな屋台も多いそうなのですが。。

これは近所にいつもいたとうもろこし屋さん。毎日香ばしい匂いを漂わせやがるものですから、誘惑に負けてついつい買っちゃった。

中国のとうもろこしって、「穀物！」って感じなんですよ。甘みはそんなに強くなくて、でもとっても香ばしくておいしい。日本のとうもろこしとは全然違うものに感じられますが、どちらもうまいからそれでいいのだ。

ここからは適当にぷらぷらおさんぽ。

謎オブジェ。誰の指紋やねん。

楽器屋さん。中では普通にギターやらドラムやらを売ってます。看板によると、お琴や笛など伝統的な楽器も扱っているようですね。街中にある楽器店はこういった小じんまりとした感じのお店が多かったです。

スタバ！昆明にはスタバが数店舗ありまして、よくわたしもコーヒーを飲みに行っておりました。ここは観光地になってるきれいな湖の近くのスタバなので、ちょっとおしゃれ。

病院。漢字で書かれるとなんだかメッチャ直接的に感じますね、腋臭…………

こちらは見た通り、バス。ときどきこういった2階建のバスが来ることがあって、それに乗るのが好きでした。バスの背が高いっていうだけで、なんだかやたら楽しくなっちゃうんですよねえ。

ちなみにバスの中はこんなん。椅子の座り心地はまあ、硬いし、よくはないですけど、でも別段問題もないかなって感じでした。

昆明市のバス、運転は日本のバスよりも基本的にやや荒めなんですが、ご老人と小さな子供が乗っている時はあからさまにメチャクチャ丁寧な運転になります。ていうか、ご老人と小さな子供には、運転手さんだけじゃなくてみんなとっても優しい。弱い者は絶対大事にせにゃならんという雰囲気がある。そういうところがとても好きでした。

ちなみにバス、路線にもよりますけど、たいていはどこまで乗っても2元（当時は1元＝15円ほどだったので、2元は約30円ほど）でした。クソ安。

ちょっとバスに乗ってお出かけすると、景色がガラッと都会な感じに。都会の夜景はきらびやかであることだなあ。

これは1903公园という、なんというか、アウトレットパーク的なとこです。雰囲気がもうバブリー。中に入ると高級ブランド店がいっぱいある。んなもんを買う財力はございませんが、バブリーな雰囲気を浴びるにはよいとこです。

もちろん、いかにも「中国！」って感じの雰囲気のところもあります。ここは官渡古鎮。中の街並みも美しいのです、ぜんぜん手元に写真残ってないんですけど……。今度撮ってきたいです。

ここからはちょっとしたネタっぽい写真をいくつか。

これは人間に黄金を買わせようとするパンダ。

そんな頭痛が痛いみたいな。中華圏の人たち、わりと「の」という字を使うんですよね。面白い。

日本風居酒屋にて。もたらしてくれるんですか。

どう見てもパチモン。

でっかいショッピングモールの中で開催さていた何かだったんですけど、……何だったんでしょうか。

うーん、手元の写真をばーっと載せてみましたが、あれーこんなもんしか撮ってなかったっけー！？ってなってしまいますね。もっと美しいところ、おもしろいところ、いっぱいあったのになあ。次はもっといろいろ撮らなくちゃ。