モンスター狩猟だけが全てではない、いつまでも遊べるモンハンの楽しみ方②
先日モンハンの紹介と合わせて、楽しみ方の一つとしてハンターランク(以下HR)、マスターランク(以下MR)のカンストについて述べた。
※前回の記事についてはこちらから確認できます。
その記事で大きく3項目に分けて、そのうちの1つとしてカンストについて取り上げたが、ここではその次の項目にフォーカスしていく。
トロフィーをコンプリートする
ここでも前述としてプレイステーション4(以下PS4)では、モンハンに限らずある一定の条件を満たすと獲得できるトロフィーというものが各ゲーム毎に用意されている。1つのゲームに実装されているトロフィーを全て獲得した状態をトロフィーコンプリート(以下トロコン)という。そして今までプレイしてきた全てのゲームのトロフィーがレベルとして数値化され、プレイヤーのアカウント情報に記録されている。(かといってレベルによる恩恵があるわけではない)
いわゆるゲームのやりこみ度=トロフィーと言っても過言ではないだろう。
しかしモンスターハンターワールド(以下MHW)というゲームにおいては少し特殊で、獲得したトロフィーを勲章としてオンライン上の他プレイヤーへ渡すことのできる自己紹介カード(以下ギルドカード)に掲載されるのだ。したがって相手から受け取ったギルドカードでトロフィーの獲得状況はもちろんHR、MR、相手のオトモ(ハンターの手助けを行うネコ)のステータス、武器種の使用回数等、今まで狩猟してきたモンスターの数まで網羅されており、もはや言葉で自己紹介するより情報量が多いのだ。当然トロフィーも見えるため、人によっては自分のステータスとなる。
トロフィーの獲得方法
私が思うにMHWのトロフィーの獲得には3つの難易度に分かれていると考えている。
1、ゲームを進めればおのずと獲得できるもの
2、やる気と根気さえあれば獲得できるもの
3、運が絡んでくるもの
1~3の順で難易度が高くなるのは言うまでもないが、この3つをざっくり解説していく。
1、ゲームを進めればおのずと獲得できるもの
これに関しては見出し通り、ストーリーを進めていく際のひと区切り毎にもらえるトロフィーである。さらに簡単なものだとチュートリアルを終えるだけでもらえるもの。少し難易度が上がるとHR、MRの一区切り毎にもらえるトロフィーもある。いずれにせよゲームを進めるには避けて通れないものであり、必ず到達するため非常に手軽に獲得できるトロフィーだ。
2、やる気と根気さえあれば獲得できるもの
1のトロフィー以外は自主的にトロフィーを獲得していくものになる。その中で簡単なものだと、モンスターをある程度狩猟するともらえるトロフィーである。HR、MRの上昇に大きく関わってくる為、どちらかというと1に近い部分だが、ストーリーをクリアすれば狩猟するモンスターをある程度選べる為、到達具合はハンターにより変わってくる。例えばストーリー序盤で出てくるモンスターは比較的狩猟しやすい為、トロフィー獲得は早いだろう。しかし狩猟時にもらえる報酬、素材、経験値も相応なのでランクの上がり幅も小さい上に強い装備も作りにくい。一方強いモンスターを狩猟すると狩猟時間こそ掛かるが、報酬、素材、経験値が前者よりも質量が高い為、ランクや装備も充実に関わることから、今後幅広いモンスターに対応しやすい。ただトロフィーの取得条件となる狩猟数は同じなので、どちらを選ぶかはハンター次第となる。
他にもゲーム内のNPCから依頼を受け、達成するともらえるトロフィーもあるのでそれを受けるかどうかもハンターのやる気と根気次第だ。
3、運が絡んで来るもの
ここがトロフィー獲得の一番の沼で、やる気と根気だけではどうにもならない運要素がでる部分だ。
その最たるものが、モンスターの最大の個体の証明である最大金冠を全て獲得するともらえるトロフィー、逆に最小の個体の証明である最小金冠をすべて獲得するともらえるトロフィー(以下金冠トロフィー)この2つである。(アップデートにより追加されるモンスターは除く)
モンスターには個体毎に大きさが毎回異なる為、その最大、最小を狩猟、または討伐するには、同じモンスターを狩り続けるやる気と根気、それでも金冠級の個体が出るかはもはや運なので、少数の狩猟で獲得できるハンターもいれば、何百頭と狩猟してやっと金冠を手にしたハンターもいる。トロコンを目指す上で、金冠トロフィーを獲得するのは断固たる覚悟が必要だ。
ただほとんどのハンターはこの金冠クエが最後に残るので、これさえ終えれば晴れてトロコン達成で、金冠トロフィーを獲得した達成感と同時に味わえる。
トロコンはギルドカードに刻まれる勲章であると共に、ハンターに自信を与える要素となる為、やり込むなら是非挑戦したい要素だと思う。