美月の残香/上田早夕里

https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334744076

読了日2018/10/18
双子の姉、美月が行方不明になった遥花。美月の夫の真也は美月恋しさのあまり、遥花にあることを執拗に迫る。方向性が、恋愛かミステリーかSFか、居心地が悪いまま続いていく。ゆらゆら揺れている遥花の心情がそのまま文面に出ているよう。悲しい結末ではあったけれど、美月は遥花に幸せを与えていったと思いたい。


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