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美しい立ち姿、歩く姿は人を魅了する!With styling ayanoの綾野由紀美さん

誰もが活躍できる場所を見つけ、美しく輝いていくサポートをされている綾野由紀美さんにインタビューをさせて頂きました。

綾野由紀美さんプロフィール
出身地:福岡市
活動地域:福岡、九州中心
経歴:看護師を経て23歳よりoffice NOIRに所属。モデルとして、CM、スチール撮影、ファッションショーに出演。TVリポーターとしても福岡のメディアで活躍。結婚出産後、7年間家事育児に専念。その後ミセスモデルとしてoffice NOIRに復帰。現在はフリーとなり、モデルとして撮影やCMなどに出演、講師やアドバイザーとしても活動中。

綾野由紀美さん、以下綾野
よろしくお願いします。

記者:調度この時期、博多山笠の追い山の御席でお会いして以来ですね!最近は地域創生の活動など活躍の幅を広げていらっしゃいますね。

Q:現在どんな夢やビジョンを持って取り組んでいらっしゃいますか?

「みんなが人生の主役になれるように!!」

綾野:現在の活動は、これまでの看護師やモデルの経験を活かし、正しい姿勢でのウォーキングや、外見力、印象力アップの立ち居振る舞いなどを、幅広い世代にお伝えしています。

中でも、印象力の講座は、しぐさや表情、立ち居振る舞いをメインとした見た目からの印象のお話です。その「見た目の印象」というのは、言葉が無くとも相手に、自分を伝えるこができる大切なコミュニケーションツールの一つだと考えています。その印象力アップの講座は育児中のママ達の企業への再就職の支援を行うプロジェクト「ママドラフト会議」、自治体、起業家、大学や高等学校などで人間関係をスムーズにスタートさせる大切なスキルとしてお伝えしています。

印象が良いと自分に興味をもってもらえたり、話を聞いてもらいやすかったり、相手の記憶にも残りやすいといわれています。ただ、見た目の印象を良くするといっても、決して自分を取り繕ってよく見せようとする事ではありません。

内面から出てくる自然な笑顔、相手や物事に対しての自分の思いが、「見た目」から伝えられているかどうか。思いは、言葉より先に、表情や姿勢、立ち居振る舞いなどの見た目から伝えることができます。言葉を超えて自分の思いを表現する力、それが印象力だと思っています。

人と人とが、直接コミュニケーションを取る事が少なくなってきた今、印象力は言葉を超える大切な「伝える力」であると言う事を更に幅広くたくさんの方々に知って頂けるような取り組みをして行きたいです。

Q:その夢を実現する為にどんな目標計画を立てていらっしゃいますか。

綾野:実は、好印象につながる立ち居振る舞いに欠かせないのが、正しい姿勢と歩き方なんです。自信や誠実さが伝わり、信頼度も上がります。しかし正しい姿勢や歩き方は継続してやらないと身に付かないものでもあります。習慣にできれば、普段からの見た目が変わり自然と印象力も上がっていきます。もちろん 正しい姿勢や歩き方は、身体の健康を維持する事にも繋がります。これからは、企業や自治体に向けて提供出来るような講座も構築して行きたいと思っています。

ウォーキングに関しては、今、久留米大学法学部と久留米の伝統工芸でもある久留米絣(かすり)がコラボしたイベント、絣フェスタで、ファションショーのウォーキング指導を担当させて頂いています。

今年で5回目となる絣フェスタですが、モデルとして出演するのは久留米大生です。練習は、2月から半年間かけて行っています。ここで身につけた姿勢やウォーキングがショーが終わってからの就活などで、内定をもらった企業側から、「姿勢がいいと褒められました。」「部屋に入って来た時から雰囲気が違ってたよ!」と言ってもらえました。などの報告を聞くと本当に嬉しくなります。

8/24が本番となる絣フェスタですが今年から「絣フェスタと地域連携 町おこし」として4月からから大学の前期の授業にもなり、100人近くの生徒が集まる人気の授業となっています。先日は、学生たちと久留米市長との町の活性化についてのダイアローグも行われました。

その中で学生たちが久留米市の現状、未来について語り、堂々と市長へ意見をぶつけていく姿は非常に頼もしかったです。授業やイベントを通して思うのは、今の学生は冷めているわけではなく、物事を冷静に考える観点も持ち合わせているし、色々な想いは胸の中に秘めているだけで、それを出す場があれば、自分達の思いや意見をもってしっかり行動する事が出来るのではないか、という事です。私が関われているのは、ほんの一部だけですが、毎年、絣フェスタが終わった後の皆の晴れやかな表情を見ると、特にそう思います。

記者:世代を超えてコラボレーションしていくのは本当に楽しそうですね!

Q:現在の活動に至ったきっかけは何ですか。

綾野:ショーモデルやTVなどのメディアで活動してきた私は、常に「どんな自分を求められているのか」「求められる自分を表現するにはどうするべきか」だけを考え一生懸命に表現し、それにやりがいを感じていました。

ですが結婚出産がきっかけで7年間は家事育児に専念し、今度は良妻賢母を目指して頑張りました。子育てが落ち着いた時、自分のことをすっかり置き去りにしていたことに気付きました。
元々、そんなに器用にできるタイプではないのに、何故か完璧を目指してしまい、自分で自分を息苦しくしてしまうくらいでした。でも、こんなに頑張っているのだから、いつか娘達には、「お母さんみたいなお母さんになりたい」と言ってもらえるだろうと思っていました。

でも、小学校の高学年になった長女から「私、お母さんになりたくない。だって大変そうやもん」と言われハッとしました。それからは、無理して完璧を目指して頑張り過ぎるより、私らしく、笑顔でいようと。

この時の娘の言葉には本当に感謝しています。自分でも、このままでは娘達に依存してしまいそうで、自分の時間世界を持たないと、という焦りもありました。

当時はミセスモデルの走りで、またご縁があり、自分らしくいれる場所として、モデルの仕事に復帰させて頂きました。その頃の撮影は、自分で衣装を用意する事も多く、TPOや年齢的に「似合うって何だろう?」と考える機会も増たことがきっかけとなり、似合うが分かるパーソナルカラーや骨格診断資格も取得しました。プチ講座を開いて発信していくうちに、立ち姿や歩き方、姿勢を習いたいという方々も集まってくださるよいになり、ウォーキングレッスンなどへ広がり、現在はフリーとして活動さていただいています。

Q:活動を通してこれから先どんな未来を創っていきたいですか。

綾野:それぞれが活躍できる場所を見つけて輝いて欲しいと。

最初にお話した印象の話しになりますが、見た目の印象や外見には、その人の内面も滲み出てくるものだとも思っています。そして、今の自分の内面を通って外へと出てきたものが、「その人の個性」であり、これからの時代は、それぞれが個性を活かし、活躍できる場所をを見つける事が、その人が輝くことだと思っています。

仕事に限らず、趣味でも、自分の得意とすることが生かせる場所を持っているかどうか、がこれからの時代の幸せのバロメーターにもなってくるとのではないかと思います。それぞれが活躍できる場所で個性を輝かせれるような未来になると素敵ですね。

Q:最後に読者へ向けてメッセージを頂けますか。

綾野:自分の限界を自分できめない。と言う事でしょうか。

私自身にも言いたいことなのですが、自分から自分を諦めないでほしいな、と思います。どんな状況であっても自分が満足できる所まで諦めないでいると道は開けていくと思います。そして、真剣に向きあっていたら、力を貸して下さる方とも出会えたりします。それと、自分らしくいれるという事は、実は、ちゃんと誰かの支えがあってこそなんです。感謝の気持ちも忘れずに、今、自分である事を最大限に楽しんで人生を輝かせてほしいと思います。

記者:インタビューは以上です。ありがとうございました!

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【編集後記】
インタビューの記者を担当した風見、三浦です。綾野さんとの出会いで自分が活躍できる場を見つけて、中から溢れる自信感を取り戻していく人たちの笑顔が増えていきそうですね!これからの活躍が楽しみです!


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この記事は、リライズ・ニュースマガジン “美しい時代を創る人達” にも掲載されています。


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