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私がスピードキューブの写真を撮る理由

noteでは初めまして。もろおか とおると申します。

箇条書きにて自己紹介させていただきますと、
スピードキューブをやっています
・ルービックキューブをはじめとする立体パズルの競技です。
・各地で大会が開催されており、2010年から大会に参加しています。
・2016年度の3x3x3最少手数部門の日本チャンピオンです。
・また、2016年から首都圏の大会運営をお手伝いしています。
・大会運営の傍ら、2019年から写真を撮り始めました

よろしくお願いしますm(__)m

大会の写真を撮り始めたきっかけ

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立体パズルの早解きそのものは、テレビやネット上の動画などで見て知っている方が多いと思います。立体パズルが目にもとまらぬ速さで回転され、数秒で完成する。しかし、この事実の観測のみでは、スピードキューブの面白さ、奥深さを全て理解するのは難しいです。

本来、スピードキューブの大会に参加する競技者は、さまざまな努力や挑戦葛藤や挫折、ライバルとの出会いや別れ(?)を経て、大会会場で自分の実力を発揮しようとします。もちろん、いつも上手くいくとは限らず、失敗して落ち込んでしまうこともあります。

この世に数多あるスポーツがそうであるように、大会に至るまでの過程や結果も含めて、スピードキューブは美しいのです

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そんなまぶしく輝く宝石のような光景を、一枚の絵に収めて後世に残したい。一枚の絵からその瞬間の前後にあった/あるだろう過程と結果をも記録したいと考え、写真を始めました。

大会の写真を撮る難しさ - 機材の変遷

ただ写真を撮るだけであればすでに持っているスマホでも可能ですが、観客席から競技者に注目した写真を撮るのには画角が広すぎます。
デジタルズームしたり、後でトリミングして解決できれば良いのですが、それでは画質が急激に低下してしまいます。

そこで、まずは祖父のお下がりの高倍率ズームコンデジ、Canon PowerShot SX10 ISで撮影を始めましたが、基本的に室内で行われるスピードキューブの大会会場では光量に乏しく、10年落ちのデジカメでは高感度ノイズが酷く使い物にならないことにすぐに気が付きました。
(昼間の屋外など光量が十分な環境で使う分には、CCDセンサーならではの味がある写真が撮れますよ!)

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我慢ならず、2019年4月にAPS-CミラーレスのCanon EOS Kiss M ダブルズームキットを購入しました。
非常に評価の高いカメラで、室内での撮影での撮影に十分耐えうる高感度耐性、高速かつ正確なオートフォーカス性能を有していました。

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出てくる写真に不満はないものの、私の撮影意図をカメラに反映するために必要なユーザーインターフェイスに不満が生じてしまいました。
そりゃエントリークラスの機種なんだから露出補正用の独立ダイアルだったり、大きいレンズを装着しても握りやすいグリップだったりはオミットされますわな…。

そこでわずか3か月後の2019年7月、フルサイズミラーレスのCanon EOS Rと標準ズームレンズRF24-105mm F4 L IS USMを購入。
大会が終わっては機材を入れ替えのPDCAサイクルを回した結果、半年でフルサイズ機を入手するというカメラ沼珍道中を駆け抜けました。おかげ様で機材に関しては今のところ安定しております。望遠レンズ以外は。
あとフィルムカメラを始めたら今度はフィルムカメラボディが生えてくるようになりました。この話はまた別の機会に。

ここにきて大会での撮影スタイルが定着したこともあり、他人に見せられるレベルの写真になってきたとともに、いつも大会にカメラ持ってくる怪しいおじさんと化しました

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「これからも」私がスピードキューブの写真を撮り続ける理由

これからも、より美しいスピードキューブの光景をnoteなどで発信できるように、スピードキューブの写真を撮り続けていきたいと思います。

将来的には撮影した写真をキチンとした方法で印刷して紙媒体で残していきたいですね。もし良いプリント沼がありましたら教えてください!

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